★★★★★ 第2弾イベント報告 ★★★★★
第一部、第二部を合わせて、定員60名の倍の123名の方に参加いただきました!
標本たちにまつわるストーリーを聞きながら、夜の展示室を冒険しました。ナビゲータが展示室を特別に案内して、過去の地球の不思議を体感しました。まず、標本に囲まれた地球館1Fの系統広場を会場に、国立科学博物館の地学研究部の研究員である齋藤めぐみさんから、幼い頃から現在の研究を仕事とするまでのエピソードを聞きました。その後、いつもとは違う雰囲気の展示場を探検しました。迫力ある恐竜の骨格化石や神秘的に降りそそぐマリンスノーの映像などを解説とともに楽しみました。最後に、アンモナイトのレプリカを作成しました。完成品は、お持ち帰り。
1)齋藤さんから、幼い頃から中学生、高校生の時の話、そして珪藻の研究について、標本にかこまれた系統広場で話を聞きました。
2)ナイトツアーの順番を待つ間、海洋環境と陸上環境のテーマの展示フロアで、このイベントの特別パンフレットを参考に楽しみながら見学です。
3)ナイトツアーにようこそ。恐竜の骨格化石がある地下1Fフロアや、地球環境の変動を体感できる地下2Fのフロアをいつもと違う雰囲気で探検です。過去の地球をイメージできたでしょうか。
4)博物館の女性職員のアドバイスを受けながら、アンモナイトのレプリカ作りをしました。アンモナイトのイメージをしながら作ったレプリカは、お持ち帰り。
齋藤めぐみ研究員のプロフィール 研究紹介 |
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中学生の頃:絵を描くのが好きでした。今でも珪藻化石をスケッチするのは楽しいです。化石には色がないのが残念ですが。 高校生の頃:バドミントンの練習に打ち込む毎日でした。のびのびとした校風のもと、好きなことを好きなだけやっていました。 大学生の頃:気象観測、植生や土壌の調査、測量、地形や地質の観察。たくさんの野外実習の中で一番おもしろかった湖のボーリング(掘削)。今の研究にも続いています。 現在:国立科学博物館 地学研究部 環境変動史研究グループ 研究員 専門分野について: (海や湖にすんでいる珪藻という植物プランクトンの「化石」の研究。化石のかたちを顕微鏡で観察して、珪藻という生物の進化を考えたり、過去に起こった水質の変化を調べたりしています。) |
齋藤さんに聞きました!理系でよかったと思うことはなんですか? 自然科学は、知らない町や外国を旅行するのに似ていると思います。自然の中には、私たち人間が知らないことがたくさんあります。過去の地球に生きていた生物や過去の出来事については、分かっていないことだらけです。知らないこと分かっていないことを解明するのは難しいですが、きっと・・・なんじゃないかと想像するとワクワクします。 |
齋藤さんから理系に興味がある女子中高生のみなさんへのメッセージ ![]() |
↓参加したみなさんが貼り付けてくれたハートの感想です。