ホーム 法人情報 調達に関する情報 随意契約一覧 伊藤圭介を中心とした伊藤家三代史料 一式
伊藤圭介を中心とした伊藤家三代史料 一式
  • ■件名
    伊藤圭介を中心とした伊藤家三代史料 一式
  • ■契約担当役の氏名
    契約担当役上野喜代人
  • ■契約締結日
    2009/08/20
  • ■契約の相手方の氏名及び住所
    有限会社名雲書店
    群馬県高崎市八千代町1−8−3
  • ■契約金額(支払見込額)
    5,250,000円
  • ■随意契約の理由
    伊藤圭介は、家業の漢方から蘭学を学び、本草学は水谷豊文に師事し、長崎に留学しシーボルトらとも交流した。彼が著した「泰西本草名疏」は、リンネの植物分類を初めて紹介したものとして評価が高い。維新後は、植物学会や学士院など、各種の事業に参画し、植物園や博覧会、博物館の創設にも、弟子の田中芳男らと共に尽力した。
    本資料は、その伊藤圭介と娘婿延吉、その息子(圭介の孫)篤太郎の三代に渡る幕末から明治初期の貴重な本草絵画や数千枚に及ぶ各種記念写真、膨大な書簡類である。当館にも関わりの深い伊藤圭介に関する、これほどの史資料群は、今後二度と見だせない。国立科学博物館にとっても重要であり、展示資料としても活用できる極めて重要な資料である。
    なお、これらの物品は、(有)名雲書店が所有している。よって、独立行政法人国立科学博物館会計規程第14条第1号により、同社を契約の相手方として選定するものである。
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