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4月2日

電気加熱式スプレーガン
化石の写真を撮る時は、形や彫刻の陰影を鮮明にするため、標本全体を単色にする処理が欠かせません。塩化アンモニウムを加熱させて生じた白煙でコーティングすることが一般的ですが、火を使わないもっと手軽な方法は無いものかと思っていました。アイディアを探すと、ニクロム線を使った「電気加熱式スプレーガン」の製作記事 (Sakamoto, K. 1970. USGS Professional Paper, 700D: 230–232. ) に行き着いたものの、材料選びに難航。苦節2年、ようやく実用になるスプレーガンが出来上がり、「ホワイトニング1号」と名付けて愛用しています。
(地学研究部:芳賀拓真)