2013年の国際連合総会において12月5日を世界土壌デーと定め、2015年を国際土壌年とする決議文が採択されました。土壌は地球上の生命を育むもとであり、我々の存在に欠かせません。しかし、日ごろ土について考える機会は稀ではないでしょうか。世界土壌デーの制定を記念し土壌の重要性について理解を深めていただくため、次の通りイベントを開催しますので、ぜひご参加ください。

土壌モノリス標本の展示解説

土壌モノリス

国立科学博物館日本館展示室には、北海道から沖縄まで日本を代表する土壌モノリス標本が展示してあります。モノリスとは土壌を横から見た断面を薄く切りだしたものです。その標本を見ながら日本各地の土壌の特徴や重要性を解説します。

主催 日本ペドロジー学会
共催 国立科学博物館、日本土壌肥料学会、埼玉県立川の博物館
講師 平山 良治・森 圭子 (埼玉県立川の博物館)
開催日時 12月5日(金)11:00~、13:30~、14:30~
12月7日(日)11:00~※12/7 受付終了
会場 国立科学博物館 日本館3階 「日本列島の素顔」展示場内
定員 各回30名
対象 小学生以上
参加費 無料(別途入館料がかかります*

記念講演会「土と私たち」

講演会では私たちにとって本当は身近な土について3人の講師の方に異なる側面からお話しいただき、土について考える機会とします。各演者45分の最後には質問時間を、また時間の最後には総合質問・討議の時間を設ける予定です。

主催 日本ペドロジー学会
共催 国立科学博物館、日本土壌肥料学会、埼玉県立川の博物館
講師 陽 捷行 氏 (農業・環境・健康研究所 農業大学校校長)
金子 美登 氏 (有機農家)
小崎 隆 氏 (首都大学東京教授)
開催日時 12月7日(日)13:00~16:00
会場 国立科学博物館 日本館2階 講堂
定員 120名
対象 一般
参加費 無料(別途入館料がかかります*

申し込み方法

申込及び お問合せ先 埼玉県立川の博物館 (担当 森)
電話:048-581-7333国立科学博物館では受け付けておりませんのでご注意ください。
応募要項 参加を希望するイベント名、日時、お名前、年齢、日中の連絡先を明記してください。
また英語での展示解説をご希望の場合はその旨をお書きください(英語の場合はメールでのみ受け付けます)
締切 定員になり次第締切
備考 事業中に撮影した写真等を事業に関する報告や広報等に使用することがありますので、ご了承ください。
*イベントへの参加費は無料ですが、国立科学博物館への入館にあたり通常入館料(一般・大学生620円、65歳以上の方および18歳未満の方は無料)が必要です。無料対象の方は年齢が分かる証明書等を提示してください。