標本・資料データベース一覧へ戻る
ホーム研究と標本・資料標本・資料データベース理工電子資料館:トップページ

理工電子資料館

トロートン天体望遠鏡(重要文化財)

トロートン・アンド・シムス社製 口径20cm 屈折赤道儀 約1500kg
 明治13年、幕府から暦の作成を引き継いでいた明治政府によって、当時の内務省地理局に新たな観測用望遠鏡がイギリスから輸入・導入されました。それがこのトロートン社製口径20センチの屈折赤道儀です。選定などの経緯については判っていませんが、後に内務卿となる大久保利通がヨーロッパ視察の途上発注したものとの説もあります。
 その後天体観測及び暦の編纂が文部省の所管に移ったことに伴い、この赤道儀も麻布に設置された東京天文台(後の国立天文台)に移動されました。天文台が三鷹に移転された際にも同行しましたが、昭和の初期に新しい大型望遠鏡が設置されてその役目を終えました。


三次元スキャンとフォトグラメトリによる3Dデータ

HOME
地球外物質関係資料
天文関係資料
伝統技術資料
科学技術黎明期資料
科学者・技術者資料
測量・測地資料
地震資料
計測・度量衡資料
時計関係資料
光学機器資料
理化学機器資料
材料関係資料
化学産業資料
機械類
輸送関係資料
電力・照明資料
電子・音響・映像資料
計算機・コンピュータ
建築・土木資料
その他の理工学資料
研究機関別索引
個人・団体寄贈
主要コレクション