特別展「海 ―生命のみなもと―」

海は水惑星・地球の象徴であり、地球上のあらゆる生命のみなもとです。地球の表面の約70% を覆う海は、さまざまな物質とエネルギーを運び、そこに成り立つ生態系を育んできました。私たち人類も、海のめぐみを享受すると同時に、海の厳しさを乗り越えることで繁栄してきました。

しかし、「2050 年には海のプラスチックゴミの量が魚の重量を上回る」という衝撃的な予測が2016 年の世界経済フォーラムで発表されました。人間活動に伴う環境への影響が、海でもさまざまな変化として顕在化しています。

これまでに国立科学博物館で開催した特別展「深海」では、極限環境である深海を探査する人々の挑戦や、そこでくらすさまざまな深海生物、研究の最前線を紹介してきました。そしてこのたびの特別展「海」では、私たちの身近にある海の誕生から現在について、多様な生物や人と海の関わりを紹介するとともに、海と歩む未来についても皆さんと共に考えていきます。