ミニ企画展
「牧野富太郎と植物を観る眼」

ミニ企画展「牧野富太郎と植物を観る眼」

日本の植物研究に多大な貢献をした牧野富太郎。名前をつけた植物は1500種類にものぼります。牧野について紹介するとともに、牧野が採集した標本や、植物画、牧野にゆかりある植物を紹介します。
また、連続テレビ小説「らんまん」(NHK2023年前期・作 長田育恵)で使用された植物のレプリカも展示します。

展示情報

展示名称
ミニ企画展「牧野富太郎と植物を観る眼」
開催期間
2023(令和5)年12月19日(火)~2024(令和6)年1月8日(月・祝)
開催場所
国立科学博物館 上野本館 日本館1階 中央ホール
開館時間
9:00~17:00(入館は16:30 まで)
休館日
2023(令和5)年12月28日(木)~2024(令和6)年1月1日(月・祝)
入館料
一般・大学生630円(団体510円)(税込)
高校生以下および65歳以上無料
※常設展示入館料のみでご覧いただけます。
主催
独立行政法人国立科学博物館
協力
日本植物園協会、高知県立牧野植物園、練馬区立牧野記念庭園

展示内容

本展覧会では、次の5章から、牧野富太郎の人となりと植物を観る観察眼について解説します。

① 牧野富太郎ってどんな人

パネルにより、その人となりを紹介します。

② 牧野富太郎の植物を観る眼

国立科学博物館に所蔵されている、牧野が採集した植物標本と、描いた植物画の代表作(複写)を展示し、当館研究員が解説を加えます。

バイカオウレン

コオロギラン

③ ドラマ「らんまん」の植物たち

NHKの連続テレビ小説「らんまん」に登場した植物レプリカと、撮影のために作成された、植物画家・米田薫氏による植物画を展示します。植物監修を行った当館研究員による撮影秘話もご紹介。

バイカオウレン
(レプリカ)

スエコザサ
(米田氏植物画)

④ 植物をじっくり観てみよう

牧野のように植物画を描くためには、まず植物をじっくり観察することが大切です。ここでは葉に注目し、その多様性や観察ポイントを図解と実物でご紹介します。

⑤ 国立科学博物館の付属施設に行ってみよう!

生きた植物を観る上で絶好の場所となる、当館の付属施設、筑波実験植物園と附属自然教育園をご紹介します。

筑波実験植物園
(茨城県つくば市)

附属自然教育園
(東京都港区)

展示場所

チラシダウンロード

同時開催

本展示と同じフロア、日本館1階企画展示室にて、企画展「第39回植物画コンクール入選作品展」を以下の期間で開催します。

開催期間
2023(令和5)年12月19日(火)~2024(令和6)年1月8日(月・祝)