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常設展改装記念講演会「孤島に生き残っていた小型人類ホモ・フロレシエンシスの謎」
2010年3月22日より、国立科学博物館地球館地下2階人類の「原人・旧人の進化」コーナーを展示更新し、最近発見され国際的な注目を集めている小型人類ホモ・フロレシエンシスの生体復元など、新たな目玉展示として公開となりました。この新しい展示コーナーのオープンを機会に、記念講演会を開催します。この講演会では、フロレス島での最近の調査研究の様子やこれまで明らかになった研究成果について、現地で調査を行っているインドネシアとオーストラリアの研究者3名による講演のほか、当館研究者による解説を行います。新しい展示を作成する背景にある人類学上の大発見や、その重要性をより深く理解していただける講演会です。是非ご参加ください。

この講演会は終了しました

基本情報
開催日時 2010年4月17日(土)13:30−16:30(13:00開場)
会場 国立科学博物館 上野本館 講堂
対象 一般 120名(事前申し込み制、先着順)
参加費 無料 (ただし、常設展示入館料必要)
主催 国立科学博物館 
後援 日本人類学会
備考 通訳付
講演会プログラム
13:30 開会のあいさつ
13:40−15:00
「フロレス島における国際共同研究プロジェクト」
  トニー・ジュビアントノ博士(Dr. Tony Djubiantono)
(インドネシア・国立考古学研究センター・所長)
「ホモ・フロレシエンシス: その調査と発見の意義」
  マイク・モーウッド博士(Prof. Mike Morwood) 
(オーストラリア・ウォロンゴン大学・教授)
15:00−15:10 (休憩)
15:10−16:30
「ホモ・フロレシエンシスの発見:リャン・ブア洞窟の発掘調査」
  トーマス・スティクナ博士(Dr. Thomas Stikna)
(インドネシア・国立考古学研究センター)
「科博で蘇ったホモ・フロレシエンシス:リャン・ブア1号の生体復元展示」
  海部陽介・馬場悠男・坂上和弘(国立科学博物館人類研究部)
16:30 閉会のあいさつ