子ども達の成長や発達に、初等教育教員が大きく貢献していることが知られています。その一方で、指導に不安を感じている現職の先生、あるいは先生を目指す学生が、在学中に苦手意識を克服できないままで教職へ着く事例も知られています。
このような事象を緩和するためには、教員養成系大学や現場での努力に加えて、社会の様々なセクターが連携して取り組んで行くことが有効であると考えられます。本シンポジウムは、これまでの私どもの取り組みついて報告するとともに、博物館と大学が連携して未来の先生になる文系学生の理科的素養を向上させるシステムについて広く意見を交換し、知見を深めるものです。
日程:2010年1月16日(土)13:00~16:30
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)地球館3階講義室
大学教員(小学校教員養成課程(理科)関係者)、博物館関係者、教育委員会関係者
定員:30名程度
※日英通訳付き
時間 |
プログラム |
13:00~13:10 |
科学リテラシー涵養の重要性について 小川義和(国立科学博物館事業推進部学習企画・調整課長) |
13:10~13:20 |
研究の目的と状況 亀井修(国立科学博物館事業推進部連携協力課長) |
13:20~14:20
14:20~14:50 |
事例紹介
1. Dr. Janet Kelly (Texas Christian University) 2002年の小学校教員養成講義について
2. 水野麻衣子、高橋みどり(国立科学博物館) 「小学校教員を目指す文系学生のための理科講座『明日の先生へおくる理科のコツ』」実践報告 |
14:50~15:00 |
休憩 |
15:00~16:30 |
パネルディスカッション
- Dr. Janet Kelly - 熊野善介氏(静岡大学教育学部教授) - 増田俊彦氏(静岡科学館るくる館長) - 永島絹代氏(大多喜町立老川小学校教諭) - ファシリテーター:亀井修 |
参加料は無料です。
ただし、入館料(一般600円)が必要となります。
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お申込み・当日のイベント
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*定員になり次第、締め切ります。
国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
・JR「上野」駅公園口から徒歩5分
・東京メトロ銀座線
・日比谷線「上野」駅から徒歩10分
・京成線「京成上野」駅から徒歩10分
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独立行政法人国立科学博物館
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※本シンポジウムは科学研究費基盤研究B「小学校教員養成課程を支援する科学技術体験プログラム実施システムの研究開発」(代表:亀井修、課題番号19300269)の成果中間報告会として実施いたします。