国立科学博物館
科博・干支シリーズ2010「寅年のお正月」
期 間 : 平成22年1月2日(土)〜1月17(日)
会 場 : 国立科学博物館 日本館B1 多目的室
協 力 : 日本大学生物資源科学部博物館
※入館料のみでご参加いただけます。
※4日(月)と12日(火)は休館日です。
講演会
「トラ、分類と形態」動物研究部 川田伸一郎
日時:平成22年1月17日(日)14:00〜15:00 
会場:日本館2階 講堂
申込:こちらより申し込みください。
ミュージアムラリー
「ニューイヤー・ミュージアムラリー2010〜寅(とら)〜」
新春サイエンススクエアの1企画とし実施
実施日:1月2日(土)
対象:小学生以上 定員:200名程度
所要時間:60分程度 材料費:無料
展示 ホワイトタイガーの剥製標本 トラの全身骨格、トラの剥製標本 「トラ」の名を持つ標本たち
ミュージアムショップ
商品2割引セール(書籍等一部商品を除く)
実施日:1月2(土)〜3日(日)
ムーセイオン
レストラン利用の方にトラのぬいぐるみプレゼント。
実施日:1月2日(土)〜3日(日)(11:00〜先着100名)
■展示内容
□トラ(Panthera tigris)
トラは哺乳鋼食肉目ネコ科に分類され、ネコ科の中では最大の種です。熱帯から寒帯まで広くユーラシア大陸に分布していますが、現在その分布域はいずれの場所でも減少傾向にあります。地域によって毛色や頭骨の形態に違いがあることから、いくつ かの亜種に分類されてきました。また最近の遺伝子解析の結果から亜種として識別されるようになったものもあります。
□ホワイトタイガー
インドに生息するベンガルトラの白変種(色素の減少により体毛などが白化したもの)です。体毛は白色もしくはクリーム色に黒の縞模様。縞模様は個体によって茶色だったり、ほとんど見えないものもいます。かつてはインド北部や中東部に数頭いたといわれる白いトラも、トラ全体の数が減ってしまった今では飼育下でしか目にすることができません。全世界でも200頭あまり、国内には30頭ほどしかいない希少種です。
  展示されているホワイトタイガー剥製標本は日本大学生物資源科学部博物館の所蔵です。
□「トラ」の名を持つ標本たち
国立科学博物館では370万点を超える標本資料を所蔵しています。その中には「ト ラ○○」「タイガー○○」などトラの名前がついた標本資料が多数あります。今回は その中から厳選した「トラ」の名を持つ標本資料を展示します。今まで展示されたこ とのない標本資料もありますので、トラの剥製標本と比べて「トラ」に似ているかど うか比べてみてください。
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