★★★★★ 第6弾イベント報告 ★★★★★
会場:国立科学博物館 新宿分館
女子中高生11名のみなさんが参加でした!
通常は見ることができない収蔵庫にある標本コレクションを見ながら、自然科学や科学技術の歴史について話を聞き、理系への興味を深めることができるイベントでした。まず、目の前で実際の標本資料をじっくり見学しながら、研究者方から詳しい解説を聞きました。からくり人形からロボットまで日本の技術についての話、昆虫を中心に生物はたくさんの種類がまだ解明されていないこと、日本人女性初の理学博士である保井コノさんの植物研究資料から、丁寧な細かい解析作業の大切さについて、そして猿人ルーシー等の骨格標本から、人類についてのたくさんの情報が得られることなど、様々な分野の解説を聞きました。その後、ナビゲーターの案内で実際の標本収蔵庫や研究現場を見学しました。
1)今回のイベントの概要について聞いた後、まずは標本資料を目の前にしながら、詳細を理工学については鈴木先生、昆虫について篠原先生、地学研究部の植村先生、人類研究部の坂上先生から詳しい解説を聞きました。
2)詳細な解説を受けた後、実際の資料庫へ向かいました。大型エレベーターは、大きな重たい資料を運ぶためのものですが、初めて乗って少し驚きです。まずは地学研究部の岩石の収蔵庫へ。堤先生からの解説で、火山に関係した岩石などの貴重な資料の解説がありました。
3)また別の分野の収蔵庫にも移動です。理工学研究部の資料庫では、田辺先生から有名な研究者キュリー夫人直筆の資料等を紹介など科学技術の歴史について解説があり、動物、昆虫の標本については、友国先生が解説をしてくださいました。貴重な資料がいっぱいです。
4)次は鳥類の専門の西海先生が、DNAのラボを紹介してくださいました。その次は、化石アンモナイトの収蔵庫も見学。重田先生の解説で、大きな資料や変わった形の標本を間近で見学できました。これらの実際の研究が行われる貴重な資料の収蔵庫見学で、理系進路のイメージもかなり広がったのではないでしょうか。
国立科学博物館の研究者紹介 |
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今回のイベントで解説をされた各研究部の研究者の先生方も含め、国立科学博物館で研究を行っている研究者の紹介ページです。こちら↓ http://www.kahaku.go.jp/research/researcher/my_research/index.html |
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