★★★★★ 第1弾イベント報告 ★★★★★

「植物園たんけん・バスツアー」終了しました!
平成20年8月1日(金)

会場:筑波実験植物園

14名のみなさんが参加しました!
植物園を会場に、植物の秘密を解明する仕事・研究についてのトークを聞いたり、温室をたんけんしたり、葉っぱのクラフトを体験するイベントでした。まず、国立科学博物館の植物研究部の研究員である堤千絵さんから、植物を研究することや、研究者になるまでの道のりを分かりやすく解説してもらいました。その後、研究室、分析室の見学。午後は温室をたんけんしながら、植物の観察をしました。最後に押し葉のしおりづくりで完成品はお持ち帰り。


1)植物の研究をされている堤先生から、研究者になるまで、なってから、実際の研究についてのトークを聞きました。


2)実際の研究室を見学。こんな標本があるのか・・・。分析の部屋も見学。分析している自分がイメージ出来たでしょうか?


3)本イベント特製のQRコードを探しながら温室の中をたんけん。植物の説明が載っているQRコード発見!植物をじっくり観察しながら、説明もプリントに書き入れます。


4)葉っぱのクラフトを体験。どの葉を組み合わせようか・・みなさん工夫するのに一生懸命です。



堤千絵研究員のプロフィール 研究紹介
中学生の頃:部活にあけくれていました。将来の夢は特になく、植物の研究をするなんて思ってもいませんでした。
高校生の頃:心理学に興味を持ち始めていました。文系に進学したかったのですが、理系科目が得意だったので理系を選びました。
大学生の頃:一度文系へ転向しましたが、大学の授業で植物に興味を持ったのがきっかけで理系に再転向しました。
現在:国立科学博物館 植物研究部 多様性解析・保全グループ(筑波実験植物園)研究員
専門分野について:研究者を目指していたわけではなく、植物の研究が面白くそのまま大学に残って続けるうちに、研究者になっていました。植物が大好き、というよりは、植物の生き様を知ることが好きで研究を続けてきました。

堤さんに聞きました! 理系に進んだ理由はなんですか?

特に文系、理系にこだわりはなく、文系科目が苦手で理系科目が得意だったので、理系に進みました。 理系を選ぶ前は、理系は女性が少なく学生生活も大変、と聞いて少し不安もありましたが、 私が進んだ生物系は女性が思いのほか多かったせいかもしれませんが、性別を問題に思うことはほとんどありませんでした。

堤さんから理系に興味がある女子中高生のみなさんへのメッセージ

私が中高の時は、夢や興味がはっきりしないままでした。 迷いながらも理系文系関係なく興味あるもの何でも手を出してやってみました。結局今は植物の研究に落ち着いているのは、一番面白いと思ったのが植物の研究で、 それを続けてこられたからだと思います。思うようにやりたいことをやってみて、おいおい決めていくのも進路の選び方の1つだと思います。

  • 私は今まで文系に進もうと思っていましたが、理系の仕事も考え直すきっかけになりました。
  • このイベントに参加して、植物のことをよくしれてよかったでス!
  • 初めて見る植物ばかりでとても楽しかったです。もし、また機会があれば参加したいと思います。
  • 普段は見ることが出きない貴重な研究を見ることができたのが嬉しかったです。
  • 個性的な名前の植物がたくさんあった。ミッキーマウスプラントがお気に入りです。今日は、とっても楽しかったです。
  • 自分の住んでいる所では見ることのできない植物を見ることができてよかったです。また、こんな機会があったら参加したいです!!
  • 暑かったけれど、いろいろな植物を見ることができて楽しかったです!!
  • 理科の中で、植物は嫌いな方だったけど、今回のイベントで植物に親しみを持つことができました。
  • サボテンがかわいかったです。あと最後のしおり作りがとても楽しかったです。機会があったらまた行きたいです。
  • つつみさんの話を聞いて、将来について本気で考えてみようと感じた。

↓参加したみなさんが貼り付けてくれたハートの感想です。