[ 開催趣旨 ]
近年、テクノロジーの実用性・商業性ばかりが重んじられ、市民社会に直接貢献するべきサイエンスの文化的側面が著しく軽んじられてきたと感じます。しかし、博物館が標本や資料を集め、それを地道に研究し、人類の文化的宝として残していく責任は、ますます強まっているといえます。本シンポジウムでは、動物学、植物学、古生物学などの自然史領域を中心に、標本をどのように集め、どのように保存し、どのように社会の至宝として活かしていくべきかを議論し、博物館と標本の未来を探ります。
[ モノ集めと博物館 ]
[ モノ集めの未来 ]
[ モノ集めと研究 ]
[ 社会との接点としての展示空間 ]