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第987号

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           科博メールマガジン第987号

        発行日:2025年9月11日

       https://www.kahaku.go.jp/

    

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 筑波実験植物園では、毎年、植物画コンクールを開催しています。

今年も9月1日より、第42回植物画コンクールの作品の募集が始まりました。

小学生の部、中学生・高校生の部の2部門からなり、それぞれの部門で優秀な

作品に対し、各賞が授与されます。

 現在、附属自然教育園にて「第41回植物画コンクール入選作品展 -受賞作品展-」

も開催中です。第41回の受賞作品6点を展示していますので、ぜひご覧ください。



 植物画コンクールについて

 https://tbg.kahaku.go.jp/education/contest/index.html



 第41回植物画コンクール入選作品展 -受賞作品展-

 https://ins.kahaku.go.jp/exhibition/data/236772.pdf



 ※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。

   スマートフォンでご覧いただいた際、文字がずれる問題に関しましては

   現在、配信サービス業者に相談し対応を検討しております。

   もう少々お待ち下さい。



▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼



 ■ エッセイ「スナメリの分類を再検討する!にチャレンジ!」

 ■ 筑波実験植物園だより「木目のあるコンクリート柱」

 ■ お知らせ

 ■ メディア情報



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◆ エッセイ ◆

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スナメリの分類を再検討する!にチャレンジ!

                    動物研究部  田島 木綿子

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 現在、日本周辺にいる鯨類の中でも、小型ハクジラ類の「スナメリ」に注目し

研究を進めています。この種はアジア圏にしかいない種で日本には5つの地域個体群

(1.仙台湾・東京湾、2.伊勢・三河湾、3.瀬戸内海、4.大村湾、5.有明・橘湾)が

知られています。遺伝子解析よりアジア圏には2種いることが知られていて、

日本を含む東側海域は「スナメリ」と呼び、タイやマレーシアなどより西側海域に

いる個体は「ニシスナメリ」と呼ばれています。スナメリは背ビレがないので、

英名ではFinless porpoiseと呼ばれますが、その代わりに背中に凸状の小さな隆起が

噴気孔から尾ビレにかけて多く存在し、我々は「イボイボ」と呼んでいます。この

2種のイボイボには明瞭な違いがあり、日本にいるスナメリはNarrow Ridge type

つまり「狭いイボイボタイプ」、ニシスナメリはWide Ridge typeつまり「広い

イボイボタイプ」と呼ばれます。この2種の境界海域は台湾周辺です。遺伝情報や

外貌に加え、骨格による形態学的差異も明確にすべく、まずは頭骨をひたすら計測し、

アジア圏の2種や日本の5系群に関する分類を再検討すべくチャレンジ中です。

8月には2種が生息する台湾の台中自然史博物館を訪問し、先方の研究者とこの2種の

頭骨を計測したり、観察したり、比較してきました。



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◆ 筑波実験植物園だより ◆

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木目のあるコンクリート柱

                    筑波実験植物園  永田 翔

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 筑波実験植物園の水生植物区にある東屋は1983年8月(42年前)にお客様の

休憩所として造られた古い建物です。長い年月で屋根に穴が空いてしまいましたが、

今年7月、屋根の補修工事が行われてすっかり綺麗になり、とても嬉しい気持ちです。

なぜならこちら、私の推し建築なのです。



 東屋は屋根とそれを支える4本の柱のみで壁はなく、あとは中央のテーブルを

囲む4脚のベンチがある建物です。池に臨んでベンチに座ると、四季ごとの旬の風は

気持ち良く、今の時期ですと目の前にクロバナロウゲやミツガシワの葉がゆらめいて、

秋にはヒガンバナ群落が開花します。季節によってはカモやコイの往来が観察できる

絶好の休憩所です。



 その中でも推しのポイントは、コンクリート製の柱です。東屋を訪れた際には、

是非この表面を見て欲しいのです。木目があることに気づくはずです。触ると木目

には凹凸もあり、木材の色が見えるような錯覚を味わいました。



木目があるのは柱の造り方に関係します。その構造から、職人さんが木製の板で

直径約40cm、高さ約3mの縦型の筒(型枠)を作り、その中へコンクリートを流し

込んで造りました。コンクリートの硬化後、板を剥がすと柱の完成ですが、

その際に板の木目がコンクリートへ写し取られます。



木目がある柱が木の幹のように見え、そのせいか屋根はその枝ぶりに見えて、

とてもたくましく感じます。まるで、木々に囲まれた、大きな木のように。

そんな感情から、私の推し建築となりました。



 まだまだ暑い日が続きそうですが、木陰で休むような一時を東屋で過ごして

いただき、さらに北に広がる多種多様な植栽区画を楽しんでいただきたいと

思います。



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◆ お知らせ ◆

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特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」

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 現代よりもはるかに寒冷だった4万年前の氷河期は、人類や、マンモスなどの

巨大な動物たちが共に生きていた時代です。彼らの中には、絶滅したものもいれば、

生き残ったものもいます。

 本展では、この時代を生きた動物たちや人類について解説し、その命運を

分けた氷河期の謎に迫ります。注目は、日本初公開となるネアンデルタール人と

クロマニョン人の実物の頭骨。

 そして氷河期を生きた巨大動物たちの大きさを、会場で是非体感してください!



[開催期間]2025年7月12日(土)〜10月13日(月・祝)

 ※会期等は変更になる場合がございます。

 ※開館時間、休館日、入場料、入場方法等の詳細は、公式サイトをご覧ください。

  https://hyogakiten.jp/



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国立科学博物館・竹中大工道具館共同企画展

「植物×匠 めぐるいのち、つなぐ手しごと」

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 日本では、昔から身近な植物をうまく活用して住まいを築き、自然の恵みを

生かしてきました。本展では、日本の伝統的な木造建築を支える「植物」と

「匠」の技に注目し、それぞれを植物学と建築学の視点から読み解きます。

さらに、それらが循環する社会の中でどのような役割を果たしてきたのか、

その知恵と工夫をご紹介します。



[開催期間]2025年7月29日(火)〜9月28日(日)

[会  場]日本館1階企画展示室



 詳しくは下記をご確認ください。

 https://www.kahaku.go.jp/event/2025/07plantsandcrafts/



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企画展「学習マンガのひみつ」  <予告>

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 近年、教育関係者やマンガファン、出版関係者など、さまざまな立場の人々から

「学習マンガ」が注目されています。学校図書館や書店の児童書コーナーには、

これらの書籍が並ぶ棚が大きな一画を占め、戦前からの古い歴史もあり、また

大きな出版市場を形成しているジャンルであるにもかかわらず、これまでその

全体像を俯瞰するような書籍や展覧会は存在しません。本企画は、“見えない

マンガ”と言われる「学習マンガ」を、多角的に紹介する初めての展覧会です。



[開催期間]令和7年10月10日(金)〜11月9日(日)

[会  場]日本館1階企画展示室



 詳しくは下記をご確認ください。

 https://www.kahaku.go.jp/event/2025/10gakushuumanga/



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パネル展示                            <予告>

「令和7年度第18回 〜技術の歴史を未来に生かす〜未来技術遺産 登録パネル展」

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 国立科学博物館は、2008(平成20)年度から、重要科学技術史資料(愛称:未来

技術遺産)の登録を実施しています。令和7(2025)年度は、独自開発による最初の

本格的な舞台照明設備である「U型多分岐式調光変圧器」や日本が世界に誇る 8 m 級

大型光学赤外線望遠鏡である「すばる望遠鏡」など、新たに14件を登録することと

なりました。今回(第18回)の登録により、合計395件の登録となります。

 また、今回登録される資料のパネル展(一部実物資料を展示)を下記のとおり

開催いたします。



[開催期間]2025年9月17日(水)〜9月28日(日)

[会  場]日本館1階中央ホール



 詳しくは下記をご覧ください。

 https://sts.kahaku.go.jp/event/2025/ft_panel18/



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巡回展のご案内

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 当館では、展示物のキットを開発し、巡回展として地域振興を目的に全国の

様々な施設を対象に貸出を行っています。



・ベネックス恐竜博物館(長崎県)

 巡回展「ポケモン化石博物館」

 [開催期間] 2025年6月7日(土)〜 2025年9月21日(日)

 https://www.kahaku.go.jp/pokemon/ (当館公式サイト)

 https://nd-museum.jp/event/4963/ (ベネックス恐竜博物館 公式サイト)



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バーチャル企画展『高山植物』

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 国立科学博物館のフルバーチャル企画展第2弾『高山植物』を開催中です。

 第1章では、北アルプス白馬岳をドローン映像や360度映像から作成した

バーチャル空間に再現しました。バーチャル白馬岳では、標高や地形・地質

によって変化する高山植物の多様性を体験できます。第2章では、美しい

高山植物に迫る危機的状況や、保全の取り組み、特に博物館(植物園)が

こうした生態系の保全へどのように貢献しているのかについて紹介します。



 なお本展は、オンライン上でのみ閲覧可能なバーチャル展示となります。

 下記URLよりご観覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/alpineplants/



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2025年度 科学史講座

「『天文観測競争』からみた科学史―イスラーム文化圏を中心に」<参加者募集>

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 イスラーム文化圏で天文観測競争が行われたのはなぜでしょうか?



[開 催 日]2025年9月27日(土)

[開催時間]13:30〜15:00

[場  所]上野本館 日本館2階講堂

[対  象]どなたでも

[定  員]100名

[参 加 費]無料 



・通常入館料(一般・大学生630円。高校生以下および65歳以上は無料)が必要です。

・実施時間の15分前(13:15)から会場にて受付を開始いたします。



 詳細はイベントカレンダーからご確認ください。

 https://www.kahaku.go.jp/event/all.php?date=20250927



 皆様のご参加をお待ちしております!!



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地球館3階

「親と子のたんけんひろば コンパス」チケット販売中

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 「親と子のたんけんひろば コンパス」は主に4歳から6歳のお子様とその保護者

の方を対象とした展示室です。「遊び」の要素の中に「親子のコミュニケーション」

を促すしかけをたくさん用意し、そこでの経験を通じて、科学的な知識だけでは

なく、感じる力、考える力が養われることを目的としています。コンパス内の探険や

工作を通じて、博物館での発見や体験をお子様とお話をしながらお楽しみください。

現在10月分までのチケットを発売しています。11月分のチケットは10月1日(水)正午

より発売します。



[チケット詳細] 

 国立科学博物館 コンパスHPより 

 https://www.kahaku.go.jp/learning/compass/index.php



[備考] 

 ※コンパスのご利用にはチケット購入と日時予約が必要です。

 ※別途、国立科学博物館への入館料が必要です。

  (一般・大学生630円、高校生以下・65歳以上は無料)

 ※スタッフによるワークショップを水、土、日曜日の13:00と14:00の回に

  実施しています。



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「かはくたんけん隊」  <販売中>

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 「かはくたんけん隊」は、お子様とその保護者の方を対象とした、館内を

めぐるプログラムです。「見つける」「観察する」「表現する」などの活動を

通じて、館内を自由にめぐります。ワークシートのほか、紙製のたんけん帽や

オリジナル鉛筆などの道具入りたんけんバッグが付いています。



 購入は、日本館地下1階(ミュージアムショップ前)の「音声ガイドカウン

ター」で行っております。専用の券売機でチケットを購入し、チケットと本品

をお引き換えください。



 「たんけん隊バッグ」とワークシートセット:410円

 ワークシートセット:250円



 ※ワークシートは難易度「やさしい(4〜5歳向け)」

  「ちょうせん(5〜6歳向け)」のどちらかをお選びいただけます。



 ※対象年齢は4〜6歳ですが、どなたでも購入いただけます。



 ※詳細はこちらをご覧ください。

  https://www.kahaku.go.jp/userguide/access/id/index.html



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参加型調査イベント「自然教育園で快適な場所を教えて!!」

:附属自然教育園

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 昨年度に続く参加型調査イベント第二弾。暑い夏に自然教育園の森を、

気持ちよく楽しみたい!でも、気持ちいい(=快適)って言っても人それぞれ。

どんな場所なら、気持ちよく過ごすことができるでしょう?展示コーナーでは、

昨年度のアンケート結果や、快適な条件を探るための様々な調査についても

紹介します。

 今年もあなたの「快適スポット」を教えてください!



[開催期間]令和7年7月12日(土)〜9月15日(月・祝)

[会  場]自然教育園 展示ホール

[主  催]国立科学博物館附属自然教育園



 https://ins.kahaku.go.jp/topics/data/228514.jpg



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「第41回植物画コンクール入選作品展 -受賞作品展-」

:附属自然教育園

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 国立科学博物館筑波実験植物園において行っている植物画コンクールの

入選作品の中から、文部科学大臣賞、国立科学博物館長賞、筑波実験植物園長賞、

計6点を展示します。



[開催期間]令和7年8月2日(土)〜9月15日(月・祝)

[会  場]自然教育園 展示ホール

[主  催]国立科学博物館附属自然教育園



 https://ins.kahaku.go.jp/exhibition/data/236772.pdf



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企画展「〈フィールドとつながる写真絵本展〉 ようこそ!葉っぱ科学館」<予告>

:附属自然教育園

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 自然を題材とした写真絵本は、私たちを新しい発見へと誘ってくれます。

ページをめくるたびに、知らなかった自然の姿に出会うことでしょう。本展では、

美しい写真とわかりやすい解説で、葉っぱの驚くべきしくみを紹介します。

 展示会場を一歩出れば、そこは自然教育園のフィールド。写真と解説で得た

知識をヒントに、身近な葉っぱを観察することで、その「おもしろさ」や

「ふしぎ」をより深く感じていただけます。

 観察会など特別イベントもありますので、お見逃しなく!



[開催期間]令和7年9月20日(土)〜11月24日(月・祝)

[休 園 日]9月22日(月)、24日(水)、29日(月)、10月6日(月)、14日(火)、

      20日(月)、27日(月)、11月4日(火)、10日(月)、17日(月)

[会  場]自然教育園 展示ホール

[主  催]国立科学博物館附属自然教育園



 https://ins.kahaku.go.jp/exhibition/data/258505.pdf



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ボランティアによる園内案内「自然教育園ツアー」

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 自然教育園で見ることができる季節の動植物を、ボランティアがご案内します。

 個性あふれるガイドボランティアと園内を回り、自然観察を楽しんでみませんか?



 詳細は自然教育園HPをご確認ください。

 https://ins.kahaku.go.jp/topics/data/238335.pdf



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附属自然教育園 見ごろ情報

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 園内の見ごろ情報を定期的に更新して紹介しています。

 https://ins.kahaku.go.jp/season/



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コレクション特別公開「育てる宝石・コノフィツム」  <予告>

:筑波実験植物園

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 南アフリカの半砂漠を故郷とする宝石のような多肉植物コノフィツム。

小さく透明感のある姿から「生ける宝石」と称されますが、なぜこのような進化を

遂げたか謎に包まれています。日本植物園協会の「ナショナルコレクション」に

認定された須藤浩氏の日本最大級のコレクションから、多くのめずらしい種を展示

します。



[開催期間]令和7年9月20日(土)〜9月28日(日)

[休 園 日]9月24日(水)

[会  場]筑波実験植物園 教育棟・サバンナ温室



 https://tbg.kahaku.go.jp/event/2025/09conophytum/flyer_cono2025.pdf



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筑波実験植物園 見ごろ情報

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 園内の植物の見ごろ情報を定期的に更新して紹介しています。

 https://tbg.kahaku.go.jp/recommend/plant/



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自然と科学の情報誌「milsil(ミルシル)」106号  <発売中>

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 2025年の夏、福井県の水月湖で「年縞」が掘削されました。年縞は、

タイムカプセルのように過去を保存している縞模様の堆積物です。水月湖の

湖底に眠る年縞は約7万年分。これほどの年縞は世界にも例がありません。

 今回の特集では、「奇跡の湖」とよばれる水月湖の年縞の価値、その実物を

展示する福井県年縞博物館、世界の年縞を調べてわかってきたこと、そして、

過去の気候と文明からの考察などを、まさに掘削の現場から紹介しています。



【特集】湖底のしましま「年縞」と気候変動

【Focus】難治性のかゆみにかかわるタンパク質の役割を解明!

【科学冒険隊】DNAを組み立てよう!

【生き物たちの不思議な関係】森のネズミとクリーンな共生をするオオヤドリカニムシ

【かはくレポート】特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」

過酷な気候を生きた人類や動物たちの足跡から学ぶ

          

 定 価:428円(税込)    

 発行日:2025年9月1日



 milsil(ミルシル)販売場所

 ・ミュージアムショップ(上野本館、筑波実験植物園、附属自然教育園)

 ・ BOOK COMPASS エキュート上野店(JR上野駅構内)

 ・オンラインミュージアムショップ

  https://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html

 ・amazon(電子書籍kindle版も販売)

  https://www.amazon.co.jp/s?k=milsil&i=stripbooks&ref=bnav_search_go



 定期購読やお得な会員制度など詳細については下記をご覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html

 https://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater (友の会)



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おうちで“かはく”を楽しもう!

            〜自宅で楽しめるコンテンツの提供について〜

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 国立科学博物館では、ご自宅からでも“かはく”をお楽しみいただけるよう、

さまざまなコンテンツを公開しています!



 https://www.kahaku.go.jp/news/2020/COVID-19/stayhome.html



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「国立科学博物館 大学パートナーシップ」について

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 「国立科学博物館 大学パートナーシップ」とは

大学等学校と国立科学博物館が連携して様々な活動を展開していく事業です。



 大学パートナーシップ入会校の学生の皆さんは、学生証を提示することで、

上野本館の常設展・附属自然教育園・筑波実験植物園を無料で、上野本館の

特別展を割引料金でご覧いただけます。



 また、サイエンスコミュニケーション能力の向上を目的とした講座や、文系

・理系を問わずすべての学生を対象とした、科学リテラシー向上のための事業

を行っています。入会校の特典として、講座の優先的な受講や、受講料の割引

などがあります。



 詳しくは下記をご覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/



「国立科学博物館 大学パートナーシップ」入会校(2025年7月1日現在)

 https://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/enroll.php



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科博の「これから」を応援して下さい〜 寄付・募金 のお願い 

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 国立科学博物館では、研究活動への寄付や賛助会、インターネット上から

募金できる「Web募金箱」、毎月1,000円からご支援いただける「マンスリー

サポーター」など、多様な形でご支援を受け入れさせていただいております。



 皆様からのご支援を活用し、調査・研究、標本・資料の収集・保管、展示・

学習支援など、様々な博物館事業を推進しています。

 

 是非とも、科博の「これから」を応援して下さい。

 

 詳しくは下記をご覧ください。

 https://www.kahaku.go.jp/about/donation/



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国立科学博物館公式SNS更新中!

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 上野本館の情報を中心に、科博の「今」をお届けしています。

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◆ 科博関連メディア情報 ◆

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■アニプレックスチャンネル

「TVアニメ「瑠璃の宝石」がもっと楽しめる特別番組

 第5回『日本のあちこちイッテ鉱!』」



 YouTubeにて公開中!

 https://youtu.be/t0dbOUgIMI0?si=_xH0SaAK7DOhnzCf



 理学研究部の門馬綱一研究主幹と林秀幸研究員が出演しました。



■にじさんじチャンネル

 『【ロケ】国立科学博物館を貸し切ってクイズ!【#にじクイ #60】』



 YouTubeにて公開中!

 https://www.youtube.com/watch?v=TpwFrKSZmxY



 当館の地球館で撮影いただきました。





 ぜひ、ご覧ください。



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★ メール募集中 ★



 科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま

す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ

とがあります。)

 

 宛先: magazine@kahaku.go.jp

                  

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 ◆編  集:国立科学博物館 学習支援部 広報・連携課

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