第504号
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科博メールマガジン第504号
発行日:2013年1月10日
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毎日寒い日が続きますね。暦の上ではもう寒入りし、これから一年のうちで
最も寒いと言われる季節がやってきます。しっかりと防寒対策をして、この厳
寒を乗り切りましょう。沖縄では、もう桜の開花宣言が出されています。遠く
で聞こえる春の足音に、思わず心が踊りました。
さて、元日に配信しましたメールマガジンの「新春お年玉プレゼント」に多
くのご応募を頂きありがとうございました。応募の際に頂いたご感想を拝読し、
本メールマガジンが、時には人と人とをつなぎ、時には新しい世界への扉とな
り、あるいは季節を感じる機会となって、みなさまの生活に溶け込んでいるこ
とが何より嬉しく感じました。今後もより一層みなさまに愛されるメールマガ
ジンを目指していきたいと思いますので、宜しくお願い致します。また、ご指
摘につきましても全て拝読し今後の参考とさせて頂きます。
今号では、みなさまのご意見・ご感想を一部ご紹介いたします。
※ 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。
※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼
■ エッセイ 「ヒドロ虫を育てて種を調べる」
■ かはくの縁の下 「青少年ものづくりフェスタ2013
紙飛行機を飛ばそう!!!」
■ 上野の鳥 「かなりワイルド? ヘビクイワシ」
■ お知らせ
■ 科博関連メディア情報
■ 壁紙プレゼント(1月カレンダー付き)
■ 読者のみなさまの声
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◆ エッセイ ◆
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ヒドロ虫を育てて種を調べる
動物研究部 並河 洋
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イソギンチャクやクラゲの仲間であるヒドロ虫は、一般に、岩や他の生物の
体上で付着生活するポリプと水中を浮遊するクラゲという2つの姿を持ちます。
クラゲは、有性生殖のためにポリプがつくる“生殖巣”であり、その成熟した
姿は種を識別するための決め手です。ヒドロ虫のクラゲは、ノーベル賞を受賞
した下村博士が研究した“光るクラゲ”のオワンクラゲのように直径20cmにも
なる大きなものは例外的で、小さなものがほとんどです。数ミリの大きさで成
熟するものもあり、これら小さなクラゲは直径数センチの容器内でも育てるこ
とが可能です。
ヒドロ虫のポリプは、近縁なものどうし形が似ているので、その形をもとに
種を区別することは困難です。クラゲ(生殖巣)の形が不明なポリプを採集直
後に標本にしてしまうと、何という種だかわからないことがほとんどです。そ
こで、ポリプを野外から生かして持ち帰り、飼育し、成熟したクラゲ(つまり
生殖巣)を得た後に標本にする必要があります。しかし、成熟クラゲを得るま
でには時間がかかります。そのために、ヒドロ虫の飼育容器が日々増えていく
こととなります。
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◆ かはくの縁の下 ◆
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青少年ものづくりフェスタ2013 紙飛行機を飛ばそう!!!
事業推進部 土屋 実穂(学習企画・調整担当)
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国立科学博物館では、2013年2〜3月に連続講座「青少年ものづくりフェスタ
2013 紙飛行機を飛ばそう!!!」を開催します。
ここで言う「紙飛行機」は、一枚の紙から作る折り紙飛行機ではなく、丈夫
な紙を接着剤で貼り合わせて作るペーパーグライダーのことで、本講座(全3
回)は青少年を対象に、第1回、第2回は紙飛行機の原理や調整方法等を学ぶ
講義・実習を、第3回は飛行コンテストを実施します。飛行コンテストは、普
段は非公開の羽田空港最古の格納庫、T101格納庫で行い、飛距離・コントロー
ル等を競います。さらにコンテスト終了後は、T101で保存している国立科学博
物館所有のYS-11(戦後日本初の国産旅客機、量産型初号機)について、当館
研究者による解説も予定しています。
コンテストでは、共催の日本紙飛行機協会のご協力により特別に復刻したYS
-11型の紙飛行機を使用する予定です。この紙飛行機には日本紙飛行機協会会
長の二宮康明氏が設計し、過去に販売していたYS-11型紙飛行機の型を活用し
ます。初めて本事業の打合せに伺った際に出た世間話から、あっという間に復
刻が決まり、現在は当館所有の機体の塗装に沿ったデザインになるようにデザ
イナーさんに調整してもらっているところです。日本のものづくり技術の象徴
とも言えるYS-11と、本事業のテーマである紙飛行機がひとつになる偶然に、
担当者としては驚きながらも嬉しい限りです。
また、現在、賞品としてオリジナルグッズの制作を進めており、対象年代
(小学5年生〜高校生)に戻ったつもりで(?)あれこれ試行錯誤しています。
参加者の皆さんに楽しんで頂けるよう、担当一同奔走中です!
詳しくは下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/images/mono_2013.pdf
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◆ 上野の鳥 ◆
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かなりワイルド? ヘビクイワシ
文京区役所 渡辺 浩(友の会会員)
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2013年は巳年ですので、ヘビにちなんだお話をします。東京の都心部には野
生状態のヘビはいないと思っている方も多いと思いますが、ここ上野公園では
観察できる可能性があります。一度だけですが、シマヘビが上野動物園内の池
で泳いでいるのを見たことがありますし、アオダイショウなら生息できる環境
なので、かなり運がよければ?の話ですが…。今は冬眠中ですが、国立科学博
物館や上野動物園でヘビにちなんだ企画展を開催していますので、そちらをご
覧ください。
肝心の鳥の話に戻ります。ヘビと言うと「鳥の天敵」だと思われがちですが、
日本にいる野鳥でもイヌワシ・クマタカ・サシバ・ノスリ等のワシ・タカの仲
間や、ダイサギ・アオサギ等のサギの仲間は、ヘビを捕食します。今回紹介す
るのは、ヘビクイワシです(「新年早々縁起でもない」とヘビに怒られそうで
すが…)。
ヘビクイワシは、アフリカのサハラ砂漠以南に分布していますが、上野動物
園で飼育されています(「上野動物園案内図」では「ワシ・タカ」ではなく
「ツル」のところになります)。ワシの体に、ツルやサギの長い足をつけたよ
うな特殊な形態をした鳥です。頭には長い冠羽があり、眼の周りは皮膚が裸出
して赤くなっていて、精悍な顔つきをしています。この名前だと、ヘビしか食
べないと思われるかもしれませんが、ネズミ・トカゲ・昆虫・鳥等も捕食しま
す。
図鑑等では「草原を歩き回って、長い足で獲物を踏みつけて食べる」と書い
てありますが、上野動物園のヘビクイワシは、ゲージの中を行ったり来たりし
ているだけでした。そこで、インターネットの動画サイトで検索したところ、
飛び蹴りや連続キックで獲物を仕留めたり、外敵を追い払ったりする迫力の映
像がいくつもありました。昨年の流行語大賞(「ワイルドだろぉ」)を受賞し
た、あの芸人さんならずとも「ワイルドだなぁ」と言いたくなりました。
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◆ お知らせ ◆
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企画展「植物学者 牧野富太郎の足跡と今」講演会
「現代に生きる牧野富太郎:企画展にまつわるあれこれ」 <参加者募集>
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[日 時]2013年2月24日(日)13:30〜15:30
[会 場]国立科学博物館 日本館2階 講堂
[司会進行]門田 裕一(国立科学博物館 植物研究部 研究主幹)
[演 題] 1.「牧野富太郎と標本―整理後に見えてきた牧野標本の課題」
田中 伸幸(高知県立牧野植物園 研究部 研究員)
2・「牧野富太郎とアザミ」
門田 裕一(国立科学博物館 植物研究部 研究主幹)
[募集定員]100名(一般)
※申込み方法等詳細は下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/2012/12makino/event.html
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特別展「チョコレート展」
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本展では、チョコレートの原料であるカカオ豆の小さな一粒を通じて、カカ
オを育む自然の恵み、チョコレートを発明した人類の智慧と工夫、そして、世
界のつながりなどを約380点の展示物を通して明らかにします。
カカオの木の展示や、カカオ豆になった気分で体験できるチョコレートの製
造工場コーナー、また、チョコレートの起源であるマヤ・アステカ文明の展示
品など、様々な展示を通して、知っているようで知らないチョコレートの魅力
をお楽しみいただけます。
[開催期間]平成24年11月3日(土・祝)〜平成25年2月24日(日)
詳しくは下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2012/choco/
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日本の科学者技術者展シリーズ 第10回
企画展「植物学者 牧野富太郎の足跡と今」
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高知県佐川町に生まれた植物学者、牧野富太郎は、2012年に生誕150年を迎
えました。本展ではこれまでの展示と異なる視点−現在という時間軸を加え、
牧野富太郎の仕事が後の研究者や植物愛好家にどのような影響を与えたかを考
えます。
[開催期間]平成24年12月22日(土)〜平成25年3月17日(日)
詳細は下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/2012/12makino/index.html
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ミニ企画展 科博・干支シリーズ「巳年のお正月」
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毎年恒例のミニ企画展「科博・干支シリーズ」。2013年の干支は巳(み)で、
動物はヘビです。国立科学博物館の400万点を超える標本資料の中から、日本
で見られるヘビを中心に一挙公開します!
[期 間]平成25年1月2日(水)〜1月27日(日)
詳しくは下記URLをご覧下さい
http://www.kahaku.go.jp/event/2013/01eto/index.html
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2012年ノーベル賞受賞記念展
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この展示では、2012年ノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥京都大
学iPS細胞研究所所長・教授について、受賞理由となったiPS細胞や博士の業績
を解説パネルで紹介します。併せて、改めてノーベル賞に関して広く理解を図
るために、物理、化学および生理学・医学の科学系3賞における過去の日本人
受賞者15名をノーベル賞巡回展のパネルを用いて紹介します。
[開催期間]平成24年12月26日(水)〜平成25年2月28日(木)
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/event/2012/12nobel/index.html
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青少年ものづくりフェスタ2013 紙飛行機を飛ばそう!!! <ご案内>
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「紙飛行機」をテーマにものづくりの試行錯誤を体験する3回の連続講座。
最終回は当館所蔵の国産旅客機YS-11を保存している、羽田空港T101格納庫にて
飛行コンテストを実施します。コンテストの後はYS-11の見学会もある特別感満
載のイベントです。
[開催日程]第1回 平成25年2月17日(日)
第2回 平成25年3月10日(日)
第3回 平成25年3月26日(火)
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/event/images/mono_2013.pdf
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教育ボランティア募集中!!
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平成25年度から活動を開始する教育ボランティアを募集中です。
活動内容は、参加体験型展示「たんけん広場」での子どもたちの体験補助や、
展示室での案内、ガイドツアー、「万華鏡作り」や「冬芽の観察」など来館者
対象の工作・観察イベントの企画や指導、案内所での情報提供など多様です。
科学に関心を持ち、人と接することが好きな方々のご応募をお待ちしていま
す。
[応募締切]平成25年1月11日(金)必着
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/learning/volunteer/application.html
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植物アート展:筑波実験植物園
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生き物の不思議な形。そんな形を生かした様々なアートとその元となった生
き物を展示します。講演会では、植物プランクトンのような小さな生き物が、
なぜ芸術的な形をしているのか、どのようにして作られていくのかについて紹
介します。アートを通して生き物の美しさを再発見しませんか?
[開催期間]平成24年12月22日(土)〜平成25年1月14日(月・祝)
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.tbg.kahaku.go.jp/event/2012/12art/index.html
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ホットニュース最新号をアップしました!
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10月末にプレスリリースでも報告しましたが、当館の筑波実験植物園では、
光合成する植物と光合成しない植物の雑種の開花に世界で初めて成功しました!
ふつう植物は葉で光合成して生きていくための栄養を作りますが、なんと光合
成をしない植物がまれにあるのです。今回のホットニュースは、進化の解明に
もつながるこの興味深い雑種についてとりあげます。
最新号ページはこちら↓
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/index.php
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雑誌milsil(ミルシル)通巻31号と定期購読について
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今回の特集は「ヒトの眠りを科学する」です。改めて考えてみると睡眠は人
生の3分の1から4分の1を占めているにも関わらず、あまり認識することは
ありません。われわれはなぜ眠るのか、夢をなぜ見るのか、寝ている間に脳は
どのような動きをしているのかなど知らないことばかりかもしれません。この
不思議なヒトの眠りを第一線の研究者が紹介します。
また、今号は新しい年を迎える1月発行ということもあり「科学冒険隊」で
コマを取り上げます。
発行日 :平成25年1月1日(火)
定 価 :400円(税込)
定期購読やお得な会員制度など詳細については下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html
(友の会)http://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater/index.html
(賛助会員)http://www.kahaku.go.jp/userguide/support/index.html
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祝!ノーベル生理学・医学賞受賞
山中 伸弥氏へのインタビュー記事(milsil、2008年3号)のホームページ
掲載について
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当館が発行するmilsil(ミルシル)の連載「サイエンスインタビュー 科学
のいま、そして未来」の2008年3号(2008年5月1日発行)においてノーベル
生理学・医学賞受賞の山中伸弥先生(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)を
取り上げました。今回、山中先生のノーベル賞受賞のニュースを受け当館では、
多くの方にこの記事を読んで頂きたいと思いホームページに掲載致します。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html
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科博のイベント情報紙「kahaku event」2−3月号発行!
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2−3月号では、展覧会情報や2−3月開催予定のイベントを紹介していま
す。
情報紙「kahaku event」(年6回 A4サイズ 6ページ)は、展示や学習
支援活動などの情報を掲載しています。国立科学博物館の施設内等で無料で配
布しています。見学やイベント参加の計画をたてる際にご活用ください。
(「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には郵送でお届けします。)
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/news/kahakuevent/index.html
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◆ 科博関連メディア情報 ◆
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○ テレビ放映紹介
・「深海最大の謎」とされた深海に生息するダイオウイカの撮影に、NHK
とNHKエンタープライズ、ディスカバリー・チャンネル(米)が当館の窪
寺恒己コレクションディレクターなどとの協力により、世界で初めて成功し
ました。この放送では、今まで謎に包まれたダイオウイカの生態を探る貴重
な映像、動画が放送されます。ぜひご覧下さい。
放 送 局:NHK総合
番 組 名:NHKスペシャル「世界初撮影! 深海の超巨大イカ」
放送日時:平成25年1月13日(日)午後 9:00〜9:58
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0113/index.html
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◆ 読者のみなさまの声 ◆
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日頃より、皆様から温かいご意見・ご感想を賜りありがとうございます。皆
様からの声を少しではありますが、ご紹介致します。(一部割愛させていただ
いているものもあります)
今後もご意見・ご感想をお待ちしておりますのでどうぞお寄せ下さい。
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<メールマガジンへのご感想>
・博物館の職員のみなさん、ボランティアのみなさんお一人お一人のお人柄が
エッセイなどを通じて伝わってきて、お会いしたことがなくても身近に感じら
れたりします。壁紙もいいですね。1月号のへびは迫力です。これだけ充実し
た内容のものを週一回配信するのは大変なことと思います。これからも楽しみ
にしています。
・毎週、メルマガを楽しみにしています。職場での昼休みにメルマガをのぞい
て、自宅に帰ってから子供と一緒に読んでいます。東京都民ではあるものの、
上野にはしょっちゅうは行けません。でも、行ったつもりになれるのもメルマ
ガのうれしいところです。最近になって、職場の人も科博のファンということ
がわかり、地味に盛り上がっています。
・いつも楽しく拝読しております。展示の陰に隠れた話を拝読すると、「こん
な苦労があったのか」「こんな歴史があるのか」等々、小さな展示一つにも長
い物語があるのだなぁといつも職員の皆様の地道な努力に頭が下がる思いが致
します。最近はなかなか時間がとれませんが、次に展示を拝見する時を楽しみ
にしております。
・いつも科学の世界をかいま見て、意外と日常生活から近い事に驚きと親近感
を覚えて、楽しく読ませていただいています。筑波の植物園はなかなか行く事
が出来ませんが、メルマガを通して四季を感じる事で楽しんでいます。これか
らも頑張って下さい。
・科博へは、ご近所なので自転車にのって度々訪れています。いつも2歳と4
歳の子供をつれて行くので、ゆっくり見て回ることはできず…子供を追いかけ
ながらバタバタと帰宅する展開です。でも、科博のメルマガは、そんな母親の
私を、のんびりと科博を訪れているような気分にさせてくれるちょっとしたお
楽しみになっています。今年も、子供の昼寝の間に、1人で楽しくメルマガを
読むつもりです。
<こんなお便りも頂きました。>
・いつも楽しいメルマガありがとうございます。今回はどうしても披露したい
話題があったので、プレゼント応募しながら、メールさせていただきます。10
月にデンマークから日本に向かう飛行機で、隣り合わせになった女性(スウェ
ーデン在住のドイツ人)がいました。なんとなく私は彼女に「日本ではどこに
宿泊するの?」と質問すると、見覚えのある国立科学博物館のマークのついた
封筒を出して、「国立科学博物館のゲストハウス(※1)」と言いました。大
の国立科学博物館ファンの私は、なんだか意味も無くとてもうれしくなって、
自分の財布から国立科学博物館友の会のカードを出して見せ、「この博物館は
私の日本で一番好きな場所だよ」と言いました。この会話から、一気に2人の
距離は縮まって、日本語のあいさつワンポイントレッスンや、日本の美味しい
食べ物のことなど、いろいろと話をしました。その後も彼女とはメールのやり
取りをしています。国立科学博物館がつないでくれた世界につながる縁に、と
ても感謝しています。
※1・・・「筑波かはくハウス」と言い、主に外国人研究者などに貸し出しし
ている施設です。
<ご意見に対してお答えいたします。>
・特製壁紙について、スマートフォン用に縦長のサイズのものを作ってほしい。
・・・最近では、スマートフォンなどでメールマガジンを読まれる方も増
えているようですので、今後使用できる環境を整えていきたいと思
います。
・写真・画像・地図をいれてほしい。
・・・多くの方へ配信するメールマガジンのシステム上、画像等は添付・
表示しておりません。できるだけ、関連のURLを表示して対応した
いと考えております。
その他多数寄せられました。誠にありがとうございます。全部をご紹介でき
ず申し訳ございません。
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★ メール募集中 ★
科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま
す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ
とがあります。なお、お名前は公表しません。)
宛先: magazine@kahaku.go.jp
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◆編 集:国立科学博物館 事業推進部 広報・常設展示課
◆発 行:国立科学博物館
東京都台東区上野公園7−20
◆お問合せ:magazine@kahaku.go.jp
◆登録解除:ホームページの登録解除フォームに、ご登録いただいたメール
アドレスをご入力ください。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/mailmagazine/index.html
◆個人情報:当館が取得した個人情報の取扱については、下記URLをご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/policy/index.html
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