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第311号

 

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  科博メールマガジン第311号           

    発行日:2009年5月28日           

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 現在開催中の特別展「大恐竜展」は、先日入場者数が40万人を超えました。

多くの方にご来場いただき誠にありがとうございます。

 恐竜というと日本では発掘されていないのではと思われる方もいらっしゃる

かもしれませんが、これまで15道県から発掘されています。この特別展では、

日本で最も多くの恐竜化石を産出している福井県勝山市で発掘されたティタノ

サウリア類の骨や歯も展示しています。

 また、特別展グッズ販売コーナーでの売れ筋商品はお菓子類で、クッキーを

お土産に買って行かれる方が多いようです。

 会期終了まで一ヶ月をきりましたので、まだご来場いただいていない方は貴

重な展示物をご覧いただき、グッズコーナーにもお立ち寄り下さい。

 

 ※ 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。

 ※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。

  

▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼



 ■ 科博あれこれ     「動くビカリア」

 ■ 上野散策     「袴越は上野の山の玄関」

 ■ ボランティアだより   「科博には不思議がいっぱい!」

 ■ お知らせ



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◆ 科博あれこれ ◆  

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 動くビカリア



                        地学研究部 加瀬 友喜

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 3月末TBSの番組「飛び出せ!科学くん」の第一回目の放送で、上野本館の展

示が紹介されました。この番組では、展示を担当した研究者の“こだわり”を

盛り込んだいくつかの展示物が紹介され、そのひとつに私が担当した日本館3

階の「ビカリアの海」のジオラマがありました。この番組では、ビカリアの復

元模型のひとつがまるで生きているかのように動くことが、制作担当者のこだ

わりとして紹介されていました。



 しかし、以前にこのメルマガでも紹介しましたが、この展示で私がこだわっ

たのは、この巻貝の色模様を科学的に復元することであり、ビカリア模型の動

きを正確に復元することではありませんでした。実はこの動くビカリアは別の

目的で制作したのです。



 展示を制作する者として、苦労した展示物を来館者に見て貰えなければ、こ

んなに悲しいことはありません。そこで1秒でも長く展示を見てもらうため、

1分間に一度だけ、ほんのわずかに動くようにしました。このジオラマを見て

いると、何かがふと動いたように思います。そうすると何が起こったのかを確

かめるために、しばらく展示物の前に留まってもらえると考えたのです。この

“姑息な手法”が功を奏しているかどうか、自ら確かめたことはありませんが、

番組に取り上げられたことは、ある意味目的が果たせたように思います。



http://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=kase





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◆ 上野散策 ◆  

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 袴越は上野の山の玄関



                         事業推進部 石川 昇

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 まずは「袴越」へ行きましょう。

 当館の前の上野公園噴水前広場に出て、南へ上野の山を下ります。ソメイヨ

シノの並木を越えて下って行くと、公園の最後で広場のような空間に出ます。

そこが上野の山の入口、「袴越」です。



 歩道に面した入口には左右にカンザクラ、オオカンザクラが植えられ、入口

中央の植え込みには「上野恩賜公園」と記された楕円形の石碑とシダレザクラ

にあります。石碑の手前には日本の都市公園100選と書かれたプレートがありま

す。花壇もあります。カエルの口から水が出ている噴水もあります。大きな公

園の入口らしく、交番があり、公園内の地図、公園内施設の催し案内の掲示板、

コインロッカーなどが配置されています。広場の東側には忠魂碑、西側にはメ

ールマガジン第207号で散策した国民栄誉賞受賞者の手形や蜀山人歌碑がありま

す。



 また、袴越では小さなイベントが行われることもあります。昨年には当館が

東京都東部公園緑地事務所、上野観光連盟との共催で「上野公園あっちこっち

クイズ」を実施し、袴越にクイズラリーのゴールを設けました。



 今まで紹介できなかったのは「袴越」という意味がわからなかったからです。

これまでに読んだ本やインターネットでも調べられず、この広場が袴の形だっ

たのかな、などと思っていました。それが『台東区史跡散歩』(松本和也著

学生社 1992)に書いてありました。それによると、この場所は江戸時代、寛

永寺の山門である黒門があったところで、その西脇を固めた石垣が袴の腰板に

似ていたからそう呼ばれたらしい、と書いてありました。推測の表現で書いて

あり、ほんとうのところを知りたいものです。



 広場には山から街へ、街から山へ行く人が行き交います。ベンチや敷石での

んびり腰掛けている人もいます。

 しかし、黒門は明治維新の際に官軍と上野の山に立てこもった彰義隊の激戦

の地だったそうです。また、関東大震災や東京大空襲の際には、多くの人々が

上野公園へ避難して来ました。袴越はそのような悲しい歴史も見てきたのです。

そして、人々をやさしく受け入れてきました。





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◆ ボランティアだより ◆  

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 科博には不思議がいっぱい!



教育ボランティア 坂内 正明

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 先日、地球館3階発見の森の「虫の鳴き声」で、「メスは鳴きません」とガ

イドを受けた小さな女の子が、「どうしてメスは鳴かないの?」とけげんそう

に聞きました。多くの昆虫で鳴くのはオスですが、たとえばキリギリスの仲間

のクダマキモドキのようにメスの方が大きな音を出す虫もいるのです。



 虫の鳴き声には、1.さえずり、2.求婚歌、3.交尾歌、4.競争歌、

5.警告音、6.闘争歌、7.勝利の音、8.満足の音、9.ひとりごと・あ

くび音などがあると言われていますが、このことを考えるとメスが鳴く種類の

虫がいても不思議ではないですよね。



 科博では数多くの展示物があってそれぞれに解説が付いています。解説を読

むだけで終わらせず、さらに自分で一歩踏み込んで考えると、不思議なことが

いっぱい隠れていることに気付きます。みなさんも好奇心をもって科博に来て、

私たちと一緒に不思議を発見しませんか。





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◆ お知らせ ◆  

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【中高生・アフタースクールプログラム参加者募集!】

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 昨年度に続き国立科学博物館では、中高生を対象に博物館で継続して科学的

な探究学習を行い、その成果を展示にして発表をする「中高生・アフタースク

ールプログラム」を実施します。

 内容は「科博で展示作り テーマはエネルギー」。「エネルギー」について

様々な切り口で探究学習を行い、その成果を一般の人に分かりやすく伝えるた

めに展示を作り、国立科学博物館に展示します。

 理科が好きな人や博物館が好きな人はもちろん、絵を描くことや工作するこ

とが好きな人など、いろいろな人を大募集!



【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)

【開催期間】 夏休みと日曜日を中心に下記の14日間の継続活動です。

平成21年7月29日(水)、8月5日(水)、8月12日(水)、8月23日(日)、

8月30日(日)、9月6日(日)、9月13日(日)、9月20日(日)、9月21日

(月祝)、10月4日(日)、10月11日(日)、10月12日(月祝)、11月8日

(日)、11月29日(日) (予定)

【対  象】 7月から11月の間に継続的に国立科学博物館で活動できる中学生・

高校生

【参 加 費】 5,000円(教材費、保険料等)

【申込方法】 参加ご希望の方は、郵送又はメールで担当宛にお申し込み下さい。

      (1)氏名、(2)住所・電話番号、(3)学校名、(4)学年、

(5)メールアドレス、(6)所属している部活動やサークルが

あれば教えてください。(7)作文:プログラムに参加しようと

思った動機、やってみたいこと等(300〜500字程度)(8)あら

かじめ参加できない日がある人はその日をお知らせ下さい。

【締  切】 7月1日(水)必着 (参加決定通知は7月8日頃の予定です)

*申込多数の場合選考を行います。(全ての日程に参加できる人

を優先します。)

【申込み・ 

問合せ先】 国立科学博物館 学習企画・調整課「アフタースクールプログラ

ム担当」

     〒110−8718 東京都台東区上野公園7−20

e-mail: a-school@kahaku.go.jp



 プログラムの詳細は下記WEBページをご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/learning/schoolchild/a_school2009/index.html



 昨年度(2008年)の活動紹介のページ

 http://www.kahaku.go.jp/learning/schoolchild/a_school/index.html





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【ルーシーと私の楽しむカガクの時間2009@サイエンスミュージアム】

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 今年も開催!女子中高生のためのカガクするイベント。カガクするってかっ

こいい、そう思ったら参加しよう!3つのイベントをぞくぞく開催!



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☆イベント第1弾☆  

「植物園スペシャルラリー・生物多様性ってなんだろう!?」



 身近なものから珍しいものまで、植物は豊かな多様性を持っています。「多

様性」ってなに?そう思ったあなた、植物園で植物に囲まれながら、植物研究

部の堤千絵先生と一緒に「生物多様性」の世界をのぞいてみましょう。先生の

研究の話や、学生の頃の話なども色々楽しく聞くことができますよ!



【会  場】 筑波実験植物園(茨城県・つくば市)

       ※集合は国立科学博物館上野本館、専用バスで筑波へ向かいます。

【開 催 日】 平成21年6月28日(日)

      (午前8時30分 集合〜午後4時 上野解散予定)

【対  象】 女子中高生のみなさん 事前申込制:定員 30名

【締  切】 平成21年6月12日(金)(消印有効)

【申込方法】 下記のお問合せ先へ、電子メールまたは往復ハガキで、申込時

記入内容1〜10を記入してお送りください。



【申込時記入内容】

(1)イベント名 (2)住所 (3)電話番号 (4)氏名 (5)年齢 

(6)学校名 (7)学年 (8)参加人数 (9)「理系」や「科学」に関

係ある仕事に対するイメージ(10)研究者に聞いてみたいこと

※ グループでの参加の場合は、参加者全員分の(1)〜(10)を記入ください。



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☆イベント第2弾☆ 「神秘のナイトミュージアム・博物館を探検しよう!」

【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)

【開 催 日】 地球館バージョン 日本館バーション 7月下旬

                  

☆イベント第3弾☆ 「収蔵庫たんけん・実際の研究現場へGo!」

【会  場】 国立科学博物館 新宿分館

【開 催 日】 平成21年8月下旬



イベント詳細は、決まり次第チラシやWEBサイト↓にてお知らせしています!

ホームページ  http://www.kahaku.go.jp/event/2009/07lucy/index.html



【主  催】 国立科学博物館(科学技術振興機構(JST)「平成21年度女

子中高生の理系進路選択支援事業委託業務」)

【問 合 せ】 国立科学博物館 「女子中高生楽しむカガクの時間」係

       〒110−8718 東京都台東区上野公園7−20

       e-mail:lucy2009@kahaku.go.jp 





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【国立科学博物館サイエンスコミュニケータ養成実践講座

受講生募集のお知らせ】

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 国立科学博物館で行っているサイエンスコミュニケータ養成実践講座の第4

期生の受講生を募集しています。夏期に行われる「サイエンスコミュニケーシ

ョン(SC)1」にあなたも参加してみませんか?



【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園) 

地球館・日本館・多目的室など

【開講期間】 平成21年7月21日(火)〜平成21年8月31日(月)

       (SC1:上記期間の内の17日間,全36コマ)

【対  象】 大学院生

       *社会人(学芸員・教員等)の方の受講希望については相談に

応じます。

【参加費用】 一科目 60,000円

       (国立科学博物館 大学パートナーシップ入会大学の学生は、

       30,000円)

【応募方法】 ホームページ上の専用応募フォームからお申し込みください。

       (“サイエンスコミュニケーション1”のみの募集になります)

【申込締切】 平成21年6月19日(金)



詳しくは下記をご覧下さい。

http://www.kahaku.go.jp/learning/university/partnership/02.html





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【ホットニュース第23回速報をアップしました】

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 『目が離せない恐竜発掘・研究事情』を公開しました。



 今回の概要

 日本で、世界で、2008年以降新たに発見・発表された、最新の恐竜情報をお

届けします。



 ホットニュースとは、新聞やテレビのニュースなどで話題になっている科学

関係のニュースや、国立科学博物館の研究者が関わった研究・発見のニュース

の中から、ひと月に2回程度テーマを選んでご紹介するコーナーです。

 普段難しく感じられがちな科学ニュースを分かりやすく解説します。

 国立科学博物館ならではの、親しみやすい科学ニュース解説にご期待くださ

い。



 詳しくは下記をご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/index.php





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【特別展「大恐竜展〜知られざる南半球の支配者〜」】

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 1998年に開催した特別展「大恐竜展〜失われた大陸ゴンドワナの支配者」の

テーマを引き継ぎ、これまで謎に包まれてきた南半球の恐竜の化石及び標本80

点以上を一挙公開し、飛躍的に進んだ新しい発見・研究の成果が一堂に集結し

ます。世界に先駆けて日本で公開される「マプサウルス」(アルゼンチン)は、

世界最大級の肉食恐竜です。しかも今回は、成体と幼体が同時に見られるとい

う、大変貴重な機会でもあります。全長約13メートルの獰猛な姿と、仲むつま

じい親子の情愛から、いったい何が見えてくるのか。ぜひ、ご自身の目で確か

めてください。さらに世界最古の恐竜のひとつとされる「スタウリコサウルス」

(ブラジル)、500本もの歯を持つ「ニジェールサウルス」(アフリカ・ニジェ

ール)など、恐竜ファンのみならず必見の展覧会です。



【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)

      地球館地下1階特別展示室及び特別展第2展示室

【開催期間】 平成21年3月14日(土)〜6月21日(日)

【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)。

入館は各閉館時間の30分前まで。

【休 館 日】 毎週月曜日

【主 催】 国立科学博物館、読売新聞社



詳しくは下記をご覧下さい。

http://dino2009.jp/index.htm





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【「月の石」の常設展再公開とミニ企画展「名物展示 月の石」開催】

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 1970年より国立科学博物館で常設展示され、上野本館のリニューアルのため

収蔵庫に保管されていた「月の石」を、再度常設展示します。この機にあわせ、

名物展示として月の石にまつわる話を関連資料で紹介するミニコーナーを期間

限定で設けます。



【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)

地球館地下3階 天文コーナー内

【開催期間】 平成21年3月17日(火)〜 平成21年9月6日(日)

※月の石は上記期間終了後も常設展示として公開します。

【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)

       入館は各閉館時刻の30分前まで。

【休 館 日】 毎週月曜日及び6月30日(火)、7月1日(水)

※特別展等により変更することがあります。



詳しくは下記をご覧ください。

http://www.kahaku.go.jp/event/2009/03moon/index.html





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【企画展「クレマチス展」 (会場:筑波実験植物園)】

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 今回の企画展ではカザグルマ5系統が加わり計35系統を展示し、数年後にダ

ムにより水没する群馬県長野原川原湯温泉の自生地から保全の為に移植した約

30株の一部が薄いブルーの花をつけ始めました。

 当園のクレマチス園は、原種を含め約200種類、1,200株を地植えで維持管理

しており、日本では有数の観賞展示会場であり、土壌改良により例年以上に良

く育っています。この展示会場は、クレマチス展期間中のみ一般に公開してい

ます。

 入口の教育棟では「日本の野生クレマチス写真展」も開催しております。

ぜひご来園下さい。



【会 場】 国立科学博物館 筑波実験植物園(茨城県・つくば市)

【開催期間】 平成21年5月2日(土)〜平成21年6月7日(日)

【開園時間】 午前9時〜午後5時00分まで開園を30分延長致します。

       (入園は午後4時30分まで)

【休 園 日】 5月7日(木)、5月11日(月)、5月18日(月)、5月25日(月)、

       6月1日(月)

【主  催】 国立科学博物館 筑波実験植物園

【協  力】 日本クレマチス協会



詳しくは下記をご覧下さい。

http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05clematis/





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【企画展「琉球の植物」 (会場:筑波実験植物園)】

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 「企画展 琉球の植物」が5月24日から筑波実験植物園にて開催されます。

企画展では琉球列島の亜熱帯に生きる植物、そして植物とヒトとのかかわりを

紹介します。 なお、本展は5月17日まで上野の国立科学博物館で開催された

企画展の第二弾です。 見逃された方は是非このチャンスにお越しください。



【会 場】 国立科学博物館 筑波実験植物園(茨城県・つくば市)

【開催期間】 平成21年5月24日(日)〜平成21年6月14日(日)

【開園時間】 午前9時〜午後4時30分(5/24〜6/7は午後5時)

       (入園は各閉園時間の30分前まで)

【休 園 日】 毎週月曜日

【主  催】 国立科学博物館 筑波実験植物園

【学術協力】 琉球大学21世紀COEプログラム



●関連イベント●



 <展示案内>

       6月7日(日)午後1時30分〜2時30分

        講師:國府方 吾郎



 <セミナー> 

      6月6日(土)午後1時30分〜3時

      「琉球の植物はいま・・・」

        講師:國府方 吾郎



 詳しくは下記をご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05ryukyu/index.html





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【企画展「ガリレオの天体観測から400年 宇宙の謎を解き明かす」 】<予告>

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 人類がいつの時代も探求し続けてきた「宇宙」。この企画展では、“宇宙の

謎”をテーマにガリレオからすばるに至る光学望遠鏡の歩みとともに、さまざ

まな光(電磁波)で研究を進めている現代の望遠鏡と、それによって明らかに

なってきた宇宙の姿や最新の宇宙像について紹介します。



【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)

      日本館1階企画展示室及び中央ホール

【開催期間】 平成21年5月30日(土)〜7月20日(月・祝)

【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)。

入館は各閉館時間の30分前まで。

【休 館 日】 毎週月曜日(ただし7月20日は開館)及び6月30日(火)、7月1日

      (水)

【主 催】 国立科学博物館、日本天文学会、世界天文年2009日本委員会、自

然科学研究機構 国立天文台、宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研

究本部



 詳しくは下記をご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05astronomy/index.html



●講演会情報●

 

【会  場】 国立科学博物館 日本館2階講堂

【開 催 日】 平成21年6月13日(土)

【開催時間】 午後2時〜3時30分

【演題・

講師】「望遠鏡400年が開いた宇宙像」

海部宣男(放送大学大学院教授、前国立天文台長)

【定  員】 定員に若干余裕がありますので先着順で受付けます。

【申 込・

問合せ先】 〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館展示総

括室 e-mail:kikakuten@kahaku.go.jp



参加ご希望の方は、メールで イベント名、参加者の氏名、住所、電話番号、

年齢、職業を明記し、上記宛先までお申し込みください。

 家族またはグループで参加希望の場合は、参加者全員の氏名、年齢をご記入

ください。

 申込者多数の場合は、抽選いたします。抽選の結果は、当選者への参加票の

発送をもってかえさせていただきます。

 ※6月1日(月)までに参加票をお送りいたします。

 

 この講演会は入館料が必要です(一般・大学生600円、高校生以下無料)。



 詳しくは下記をご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/event/2009/05astronomy/event.html





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【特別展「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」】 <予告>

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 日本人によって発掘された古代文化「シカン」。これまでの30年間の発掘史

を大画面のハイビジョン映像で紹介します。

 今ここに、1000年の眠りから覚めた、アンデスの古代黄金文明の全貌が明ら

かになります。



【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)

      地球館地下1階特別展示室及び特別展第2展示室

【開催期間】 平成21年7月14日(火)〜10月12日(月・祝)

【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)。

8/8(土)〜8/16(日)は午後6時(8/14は午後8時)まで。

入館は各閉館時間の30分前まで。

【休 館 日】 9月7日(月)、9月14日(月)、9月28日(月)、10月5日(月)

【主 催】 国立科学博物館、TBS、朝日新聞社



詳しくは下記をご覧下さい。

http://www.tbs.co.jp/sicanten/





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【雑誌milsil(ミルシル)2009年3号と定期購読について】

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 5月1日、雑誌「milsil(ミルシル)」(年6回刊行)の2009年3号が発行

されました。 

 2009年3号の特集は「ウイルス」です。現在、新型のインフルエンザが大変

危険視されています。4月30日には世界保健機構(WHO)が集団感染の危険が

ある警戒レベル「フェーズ5」を宣言しました。「ウイルス」によって引き起

こされる現象はよく耳にしますが「ウイルス」自体については、あまりよく知

られていません。本号を通じて「ウイルス」とは何か?を知って頂ければと思

います。



 発行日 :平成21年5月1日(金)

 頁 数 :本文32ページ(A4版オールカラー)

 販売場所:当館ミュージアムショップ(日本館地下1階)

      ジュンク堂書店池袋本店 (東京都豊島区南池袋2-15-5)

      明正堂アトレ上野店 (JR上野駅内)

 定 価 :400円(税込)





「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には無料でお届けいたしま

す。(入会時期により、お届けするmilsil(ミルシル) の発行号(送付開始す

る号)が異なります。詳しくは、入会手続き時にご確認ください。)

 入会手続きは、当館のホームページをご参照ください。

(友の会)http://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater/index.html

(賛助会員)http://www.kahaku.go.jp/userguide/support/index.html

 なお、バックナンバーをご希望の方は、こちらをご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/news/2008/milsil/purchase.html



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*「milsil」(ミルシル)定期購読のお知らせ



 ミルシルの定期購読をご希望の方は、下記により購読料金をお振込みくださ

い。発行の都度(1年間6回分)、お手元にお届けします。

 詳しくはこちらをご覧下さい。

 http://www.kahaku.go.jp/news/2008/milsil/purchase.html



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 科博イベント情報「kahaku event」09号(6月〜7月)発行!



 展示や学習支援活動などの情報を掲載した「kahaku event」(年6回 A4サ

イズ 6ページ)も09号が発行されました。



「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には郵送でお届けします。

また、国立科学博物館の施設内や上野駅近隣(松坂屋、上野精養軒、上野公園

案内所等)でも無料で配布します。見学や行事参加の計画をたてるときにご活

用ください。





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◆ 他館紹介 ◆

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全国科学博物館協議会加盟館の特別展示等をご紹介します。

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■山形県立博物館

 共同企画展「縄文ヴィーナス誕生の地−西ノ前遺跡−」

 5月2日(土)〜6月7日(日)

 http://www6.ocn.ne.jp/~ykmuseum/2009tenji.html



 企画展「庄内砂丘と海岸林−クロマツ林の歴史と自然−」

 6月20日(土)〜7月26日(日)

 http://www6.ocn.ne.jp/~ykmuseum/2009tenji.html



■栃木県立博物館

 テーマ展「化石からみる植物の進化」

 4月18日(土)〜9月23日(水)

 http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/thema/kaseki.html



■たばこと塩の博物館

 企画展「イラストレーター170人が描く『わたしの句読点』」

 6月6日(土)〜7月5日(日)

 http://www.jti.co.jp/Culture/museum/tokubetu/index.html#next



■糸魚川フォッサマグナミュージアム

 特別展「世界ジオパーク展―日本最初の認定地をめざす糸魚川―」

 4月25日(土)〜夏頃

 http://www.city.itoigawa.niigata.jp/fmm/



■佐久市子ども未来館

 巡回展「科学技術における『美』パネル展」

 5月9日(土)〜6月28日(日)

 http://www.kodomomiraikan.city.saku.nagano.jp/archives/a_news/59.html



■岐阜県博物館

 資料紹介展「TORIDAS〜それは鳥です〜」

 6月27日(土)〜8月30日(日)

 http://www.museum.pref.gifu.jp/kikaku/list.php



■静岡科学館る・く・る

 富士山静岡空港開港記念「空ののりもの展」

 4月25日(土)〜6月14日(日)

 http://www.rukuru.jp/menu/index.php





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☆★ チケットプレゼント ★☆



 上記で紹介の全国科学博物館協議会加盟館のうち、下記博物館の招待

券を、それぞれ抽選でプレゼントいたします!

ご希望の方は、magazine@kahaku.go.jp 宛に、(1)ご住所 (2)お名前 (3)

ご希望の館名 (4)メールマガジンのご感想 をお書き添えの上、メールでご

応募ください。また、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。



*山形県立博物館         (50組100名様)

*たばこと塩の博物館 (7組21名様:1枚で3名様入館可能)

*糸魚川フォッサマグナミュージアム   (5名様)



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★ メール募集中 ★                         

                                   

 科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま

す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ

とがあります。なお、お名前は公表しません。)



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 ◆編集:国立科学博物館 事業推進部 広報・サービス課

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