第287号
┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳┳
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
科博メールマガジン第287号
発行日:2008年12月11日
##$U:3:##
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻┻
2週に渡ってメールマガジン登録者8000名記念プレゼントをお送りしました
が、大変多くのご応募、誠にありがとうございました。日曜日に締め切らせて
いただきました。これから抽選を行いますので楽しみにお待ち下さい。
上野の展示場では12月13日〜21日まで日本館1階中央ホールでミニ企画展示
「蘇る技と美 玉虫厨子」を開催いたします。飛鳥時代に制作させた国宝「玉
虫厨子」を現代に蘇らせるプロジェクトがはじまり4年の歳月をかけて制作し
ました。
今回の展示では、現代の技術と技法を駆使し、新たな意匠で作られた「平成
の玉虫厨子」を展示します。職人が心を込めて制作した「平成の玉虫厨子」を
ぜひご覧下さい。
※ 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。
※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼
■ 館長室から 「コミュニケーション」
■ エッセイ 「資源と鉱物」
■ ボランティアだより 「『展示室にて』」
■ お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 館長室から ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コミュニケーション
国立科学博物館長 佐々木 正峰
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
自主的な研究グループの活動を支援する博物館は、全国的には数少ないよう
です。
このような状況の下で、平成19年6月に、これからの博物館の在り方に関
する検討協力者会議報告「新しい時代の博物館制度の在り方について」は、
「これからの博物館には、……多様化・高度化する学習者の知的欲求に応える
とともに、自主的な研究グループやボランティア活動など自己実現の場として
の機能を高め、学習者とのコミュニケーションを活性化していくこと必要であ
る」と提言しています。その意味するところは、必ずしもはっきりしませんが、
新しい博物館、これからの博物館として、学習者の知的欲求に応えるコミュニ
ケーションの活性化が提示されていることからすると、その有力な手段として、
自主的な研究グループとの連携さらに支援がこれからの博物館に重要なことと
指摘しているように考えられます。
博物館においてコミュニケーションが大切であることは、いうまでもありま
せん。博物館は、研究の成果とそれにより価値づけられた資料をわかり易く人
々に伝え、知的な刺激を共有し、共に学び、楽しみを分かち合う場です。博物
館がこのように機能し、その人的物的知的資源を人々の学習活動に適切に還元
していくには、幅広いコミュニケーションが必要です。
知識、情報がこれまで以上に重要になる知識基盤社会の到来を迎え、博物館
の役割は増大し、博物館は、人々の学習ニーズ等に配慮しつつ、人々がこれか
らの社会を生きていくために必要とする学習や社会全体の知識基盤を強固にす
る学習等の機会の提供に更に取り組むことを求められています。その際、人々
が「自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるように」する生涯学習
の理念が確認されたこと(教育基本法第3条)などを踏まえ、博物館は学習に
ついての社会の要請に対応しつつ個人の要求にも調和的に応じていくことに、
従来以上に配慮する必要があります。
その実現のため博物館は、より一層幅広いコミュニケーションを行うことが
望ましく、その観点から人々との対話や様々なサービスを工夫改善することが
肝要です。ただそれをどのようにどの程度行うかは、各博物館の判断に委ねら
れるべきものであり、今後の博物館の在り方として、いわば一律に自主的な研
究グループとの対話や連携、支援を行うことが望ましいとまでいうことは、適
当でないと思います。このような活動を館の重要な活動とすることがあっても
いいし、一切関与しない館があってもいいわけです。当館は、広く館の目的を
阻害するものでない限り、自主的な研究グループとの連携、支援を社会貢献活
動に位置づけ、適宜対応していきます。
色々な形で幅広いコミュニケーションを心掛けていきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ エッセイ ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
資源と鉱物
地学研究部 松原 聰
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
最近、米国発サブプライムローン破綻で、原油をはじめほとんどの金属資源
の価格が、高騰期にくらべて大暴落しています。そのせいか、資源確保の問題
意識がやや低下してしまった感があります。もともと産業に必要な量は、金属
の種類によって変わるものの、急激な増大や激減ということはありません。マ
ネーゲームという博打の対象にされたせいで、歴史的な暴騰・暴落を経験した
だけなのです。基本的に金属資源は鉱物から抽出されます。抽出された金属は、
製品として加工されても、無くなるものではありません。廃棄物からある程度
回収できるので、必要量があまり変わらなければ新たな鉱物の採掘は小規模で
よく、環境への負荷も少なくてすみます。日本には資源が乏しい、とよく言わ
れますが、そんなことはありません。ただ、目的とする金属が集中していない
と、経済的に採掘が成り立たないので無視されます。地球(自然)がうまく金
属を集中させて作ってくれた鉱床があるからこそ、私たちはさまざまな恩恵を
こうむることができるのです。
http://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=matubara
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ ボランティアだより ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『展示室にて』
教育ボランティア 塩川 智英
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
面接で「子どもが好きですか」との問いに「ハイ」と答えてから18年が過ぎ、
教育ボランティアとして展示室で活動する中で、色々な出会いがありました。
その一端をご披露します。
小学生や幼稚園児がほとんど毎日見学に見えます。地球館1階の動物の骨格
標本の前でよく展開する光景ですが、「背の高い恐竜と頭の大きい恐竜がいま
すね」と話される引率の先生。後ろに付き添う方に「あれは上野の動物園にい
たキリンとゾウの骨格標本ですよ」と耳打ちすると「なぜこのゾウに鼻が無い
のですか」とお尋ねになります。ゾウの鼻には骨がないということは意外と知
られていないようです。
また或る日、地球館地下2階の展示室でインドリコテリウムやスミロドンを
1体ずつスケッチしている母子がいました。スケッチ帳には1年前より描き始
めた古生物の記録で埋まっていました。その子に何時間もだまって付き添う母
親に、心が熱くなりました。
このような展示室での出会いの一つ一つが18年間のボランティア活動の支え
になっています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ お知らせ ◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【第4回国際シンポジウム・アジアのランの多様性と保全】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国内外から講師を招き、アジアのランの多様性と保全に関する最新の知見を
紹介します。
【会 場】 平成20年12月13(土)・14日(日)
【会 場】 国立科学博物館 筑波実験植物園(茨城県・つくば市)
研修展示館3階 セミナー会場
【参 加 料】 無料 但し、入園料が必要です。
【申込方法】 参加ご希望の方は電話又はFAXでお申込みください。
国立科学博物館 筑波実験植物園
電話 029-851-5159 FAX 029-853-8998
【プログラム】
<講演> ○平成20年12月13日(土)13:30〜16:10
「アツモリソウ属とパフィオペディルム属の受粉システム」
「遺伝子が語るランの花形の多様化の仕組み」
他多数
○平成20年12月14日(日)9:30〜16:20
「統合的手法によるラン保全:中国四川省黄龍国立公園におけ
る事例」
<ポスター発表>
「レブンアツモリソウと共生する保全を目指して」
他多数
【共 催】 国立科学博物館 筑波実験植物園、ラン懇話会
【後 援】 植物園自然保護機構、国際自然保護連合、ラン専門家グループ
日本支部、つくば洋蘭会
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.tbg.kahaku.go.jp/2008/new/isympo4.pdf
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【企画展「つくば蘭展2008」】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
つくば蘭展では、世界有数の野生ラン保存施設として有名な当園の「つくば
コレクション」から、開花中の貴重な野生種約150点を公開いたします。さら
に、茨城県内のラン愛好団体などの出品による最新の園芸品種も数多く展示し
ます。また今回は、「礼文島のランと自然」と題して北海道・礼文島在住の写
真家、宮本誠一郎さんの作品を展示し、これまでほとんど紹介されていなかっ
た礼文島のランの全貌を、はじめてお目にかけます。他では見られない珍しい
蘭を、ぜひこの機会にご覧下さい。
【会 場】 国立科学博物館 筑波実験植物園(茨城県・つくば市)
熱帯資源植物温室、研修展示館1階・2階
【開催期間】 平成20年12月7日(日)〜平成20年12月14日(日)
【開館時間】 午前9時〜午後4時30分(入園は午後4時まで)
【休 館 日】 期間中は休園しません
【主 催】 国立科学博物館 筑波実験植物園
【協 力】 筑波大学農林技術センター、水戸市植物公園、水戸市植物公園
蘭科協会つくば洋蘭会、株式会社カネボウ化粧品
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/12orchid/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【新春恒例のイベント「科博・干支シリーズ2009 丑」】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2006年からはじまった、科博・干支シリーズ。今回は、丑年のウシです。ミ
ニ企画展として「丑年のお正月。ウシの世界」を行います。今まで展示されて
こなかった、ウシについてホネの標本を主として紹介いたします。
また、関連イベントも多数ご用意しております。お正月の2日から開館する科
博をお楽しみ下さい。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館地下1階レストラン下
【開催期間】 平成21年1月2日(金)〜1月18日(日)(常設展料金でご覧いただ
けます。)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(毎週金曜日は午後8時まで。入館は各閉館時
間の30分前まで。)
【休 館 日】 毎週月曜日(但し1/12は開館)
----------------------------------------------------------------------
<科博・干支シリーズ講演会>
【会 場】 地球館3階講義室(定員80名)
【開 催 日】 平成21年1月17日(土)
【開催時間】 午後2時〜3時30分
【演 題】 「富をもたらす家畜―ウシの世界」
奥州市牛の博物館主任学芸員 黒澤弥悦 (60分)
「館内のウシ展示について」
国立科学博物館動物研究部研究員 川田伸一郎 (30分)
【参 加 料】 無料 但し、常設展入館料が必要です。
【申込方法】 往復はがき・FAX・Eメールのいずれかでお申し込み下さい。
電話では受け付けておりません。複数名申込み可。
申込みの際は、(1)講演会名「科博・干支シリーズ講演会」、
(2)参加者氏名、(3)住所、(4)電話番号を明記して下記
アドレスまでお送り下さい。複数名申込みの場合は、全ての方
の情報をお書き下さい。
〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
国立科学博物館広報課 科博・干支シリーズ講演会係
FAX:03-5814-9898
メールアドレス:sanjyo@kahaku.go.jp
----------------------------------------------------------------------
<ニューイヤー・ミュージアムラリー2009 −丑(うし)−>
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)日本館2階講堂
(新春サイエンススクエアの1ブースとして行います)
【開催期間】 平成21年1月2日(金)
【対 象】 小学生以上
【定 員】 200名
【材 料 費】 無料。但し、常設展入館料が必要です。
【参加方法】 自由参加。ワークシートを受取り、館内を巡って問題を解く。
すてきなプレゼントをさしあげます。
----------------------------------------------------------------------
<ミュージアムショップのお年玉>
1月2日(金)9:30より「福袋」を1000円にて販売。150個限定。
<レストランのお年玉>
1月2日(金)、3日(土)レストラン利用の方、11時から先着100名にウシの
ぬいぐるみプレゼント。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【親子で学ぼう!!地球温暖化と太陽エネルギー】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
お子さんはソーラーカー製作、保護者の方はファンケル研究員による「紫外
線と皮膚の科学」の講演を通して、新エネルギーについて学ぶことができます。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館3階講義室 及び 実験実習室
【開催期間】 平成21年1月7日(水)
【開催時間】 午前の部 10:30〜12:30 午後の部 14:00〜16:00
【対 象】 小学校4・5・6年生とその保護者
【定 員】 各回20組
【参加費用】 無料(保護者は入館料が必要)
【応募方法】 参加ご希望の方は、官製ハガキに以下の事項を明記してください。
(1)希望する回 (2)郵便番号 (3)住所 (4)お子さ
ん・保護者の氏名(ふりがな)(5)年齢 (6)電話番号
【申 込 み・
問合せ先】 〒110−8718 台東区上野公園7−20
国立科学博物館 広報課イベント企画担当
【申込締切】 平成20年12月22日(月)(必着)
当選者の方のみに当選券を発行いたします。
【主 催 者】 国立科学博物館、新エネルギー・産業技術総合開発機構
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【ホットニュース速報をアップしました】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ホットニュース速報:謎の植物 「ナンジャモンジャゴケ」を公開しました。
今回の概要
今年で記載50周年を迎えたナンジャモンジャゴケと、ミニ企画展『ナンジャ
モンジャゴケと日本人研究者』について紹介しています。
ホットニュースとは、新聞やテレビのニュースなどで話題になっている科学
関係のニュースや、国立科学博物館の研究者が関わった研究・発見のニュース
の中から、ひと月に2回程度テーマを選んでご紹介するコーナーです。
普段難しく感じられがちな科学ニュースを分かりやすく解説します。
記事は当館のスタッフが書き,博物館や大学などの研究者が監修しています。
国立科学博物館ならではの、親しみやすい科学ニュース解説にご期待ください。
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001228282366178
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【ミニ企画展「ナンジャモンジャゴケと日本人研究者」】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
北アルプスで発見され、所属不明とされたナンジャモンジャゴケが発表され
てから今年でちょうど50年になります。ナンジャモンジャゴケは原始的な特徴
を有し、世界中の研究者がその正体を明らかにすべく挑戦しました。コケ植物
の分類や系統を考える上で重要な種であることが明らかになりました。その中
心的役割を果たした日本人研究者たちの足跡をたどります。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館1階展示室
【開催期間】 平成20年11月23日(日)〜12月21日(日)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)
入館は各閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】 11/25(火),12/1(月),8(月),15(月)
【主 催】 国立科学博物館
【協 力】 日本蘚苔類学会
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/12nanjya_monjya/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【国立科学博物館 中高生・アフタースクールプログラム 制作作品展示中」】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
国立科学博物館(科博)では、今年度夏より中高生を対象に「アフタースク
ールプログラム」を実施しています。
アフタースクールプログラムは、土日、休業期間等に博物館において行う、
講義、実習、現地見学、議論、プレゼンテーション等の多様な学習手法を組み
合わせた継続的な学習プログラムです。
今年度は、7月から中学生14名、高校生6名が「科博で展示づくり 〜水〜あ
たりまえがいちばんふしぎ」をテーマに、「水」について様々な切り口で探究
を行い、その成果を、展示を通してわかりやすく来館者の皆さんに伝えるため、
議論と試行錯誤を重ねて展示を制作しました。中高生が制作した作品をただい
ま館内に展示しています。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館1階展示会場(レストラン下)
【開催期間】 平成20年10月26日(日)〜12月26日(金)
11/30(日)、12/23(火)の11 時と13 時に中高生による展示
解説(ギャラリートーク)を会場にて行います。
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/learning/schoolchild/a_school/index.html
※本事業は国立科学博物館賛助会員の寄附により運営されています
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【 日本の科学者技術者展シリーズ第7回
関孝和三百年祭記念「数学 日本のパイオニアたち」 】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
関孝和を中心とした江戸の和算家から明治以降の数学者・菊池大麓と高木貞
治、そして日本人初のフィールズ賞受賞者・小平邦彦を紹介します。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
日本館1階企画展示室
【開催期間】 2008年11月22日(土)〜2009年1月12日(月・祝)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12月28日〜1月1日
【主 催】 国立科学博物館、関孝和三百年祭記念事業実行委員会
【協 力】 日本数学会、日本数学史学会、日本数学教育学会、数学教育協議
会、数学教育学会、日本応用数理学会、日本数学協会
【後 援】 日本学術会議
詳しくは下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/11pioneer/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【特別展「菌類のふしぎ−きのことカビと仲間たち」】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
「菌類」(きのこ・カビ・酵母)は、形もはたらきも驚くほど多様で、動物
や植物に匹敵する大きなグループです。本展覧会では、500点あまりの標本や
資料で、意外に身近だけどあまり知られていない「菌類」を総合的に紹介しま
す。日本初公開の太古のきのこ、光るきのこ、様々な色、形、大きさのきのこ
が集合、マンガ「もやしもん」のキャラクターがナビゲートします。実物を観
察し、きのこの匂いなども楽しめる体験コーナーなど、菌類をいろいろな角度
から楽しめる展覧会です。
※光るきのこは、培養が難しいため実物展示が出来ない日もございます。予め
ご了承ください。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館地下1階特別展示室及び特別展第2展示室
【開催期間】 平成20年10月11日(土)〜平成21年1月12日(月・祝)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)。
入館は各閉館時間の30分前まで。
【休 館 日】 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
12月28日(日)〜1月1日(木・祝)
【主 催】 国立科学博物館、TBS
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.tbs.co.jp/kinruiten/contents/top/index-j.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【ルーシーと私の楽しむカガクの時間@サイエンスミュージアム】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ミュージアムでカガクを楽しみ、体験出来る女子中高生のためのイベント。
カガク?難しくない?と思ってる女の子たちから、どんな仕事があるの?!と
思ってる女の子たち向けのイベントまで。7つのイベントをぞくぞく開催!
TOP http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/index.html
携帯サイト http://www.portable.kahaku.go.jp/lucy/index.html
----------------------------------------------------------------------
☆イベント第5弾☆ 「映画&サイエンスツアー」
動物をテーマとした映画を鑑賞後、動物に関する研究について、女性研究者
が研究の様子をお話します。さらに、博物館内の動物の展示について見学ツア
ーを行います。動物の迫力や面白さを体感出来るイベントです。
(映画「earth]を上映予定です。)
【会 場】 国立科学博物館 上野本館
【開 催 日】 平成20年12月23日(火・祝)
【対 象】 女子中高生のみなさんと保護者 事前申込制:定員 60名
【締 切】 平成20年12月18日(木)(消印有効)
【申込方法・詳細はこちら】↓
http://www.kahaku.go.jp/event/all.php?id=0001228200208481
----------------------------------------------------------------------
☆イベント第6弾☆ 「収蔵庫たんけん〜秘密のコレクション」
通常は見ることができない収蔵庫にある標本コレクションを見てみませんか?
少人数グループに分かれて、ナビゲーターの案内で様々な分野の標本収蔵庫や
研究現場を見学します。博物館ならではの実際の研究の現場を体験できるイベ
ントです。
【会 場】 国立科学博物館 新宿分館
【開 催 日】 平成21年1月24日(土)
【対 象】 女子中高生のみなさん 事前申込制:定員 40名
【締 切】 平成21年1月15日(木) (消印有効)
【申込方法・詳細はこちら】↓
http://www.kahaku.go.jp/event/all.php?id=0001228200208481
----------------------------------------------------------------------
これまでのイベントの様子はWEBサイト↓にて紹介いたします。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/index.html
第1弾 「植物園たんけん・バスツアー」 平成20年8月1日(金)終了
第2弾 「神秘のナイトミュージアム」 平成20年8月18日(月)終了
第3弾 「トークライブ@系統広場 in 地球館」平成20年11月8日(土)終了
第4弾 「Teatimeサイエンス 〜女性サイエンティストに聞いてみよう」
平成20年11月16日(日)終了
今後のイベント
第7弾 「フォーラム〜科学ミュージアムで見つける私の道」 2月上旬
詳細が決まり次第、チラシやWEBサイト↓にてお知らせします!
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/index.html
【主 催】 国立科学博物館
「文部科学省 平成20年度女子中高生の理系進路選択支援事業
委託業務」
【問 合 せ】 国立科学博物館 「女子中高生楽しむカガクの時間」係
電子メール lucy2008@kahaku.go.jp
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【雑誌milsil(ミルシル)6号と定期購読について】
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
11月1日、雑誌「milsil(ミルシル)」(年6回刊行)の5号が発行されま
した。
6号の特集は「菌類」です。その分類からゲノム解析の話題まで菌類を様々
な角度でご紹介します。ご好評いただいた「人類と自然の共存を目指して」は
テーマ:地球温暖化が最終回になります。意外に身近な菌類の世界を感じてみ
てください。
発行日 :平成20年11月1日(日)
頁 数 :本文32ページ(A4版オールカラー)
販売場所:当館ミュージアムショップ(日本館地下1階)
ジュンク堂書店池袋本店 (東京都豊島区南池袋2-15-5)
明正堂アトレ上野店 (JR上野駅内)
定 価 :400円(税込)
「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には無料でお届けいたしま
す。(入会時期により、お届けするmilsil(ミルシル) の発行号(送付開始す
る号)が異なります。詳しくは、入会手続き時にご確認ください。)
入会手続きは、当館のホームページをご参照ください。
(友の会)http://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater/index.html
(賛助会員)http://www.kahaku.go.jp/userguide/support/index.html
なお、バックナンバーをご希望の方は、こちらをご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/news/2008/milsil/purchase.html
----------------------------------------------------------------------
*「milsil」(ミルシル)定期購読のお知らせ
ミルシルの定期購読をご希望の方は、下記により購読料金をお振込みくださ
い。発行の都度(1年間6回分)、お手元にお届けします。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/news/2008/milsil/purchase.html
----------------------------------------------------------------------
科博イベント情報「kahaku event」06号(12月〜1月)発行!
展示や学習支援活動などの情報を掲載した「kahaku event」(年6回 A4サ
イズ 6ページ)も06号が発行されました。
詳しくはこちらをご覧下さい↓
http://www.kahaku.go.jp/news/2008/kahakuevent06/index.html
「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には郵送でお届けします。
また、国立科学博物館の施設内や上野駅近隣(松坂屋、上野精養軒、上野公園
案内所等)でも無料で配布します。見学や行事参加の計画をたてるときにご活
用ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ メール募集中 ★
科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま
す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ
とがあります。なお、お名前は公表しません。)
宛先: magazine@kahaku.go.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆編集:国立科学博物館 広報・サービス部 広報課
◆発行:国立科学博物館
東京都台東区上野公園7−20
◆お問合せ:magazine@kahaku.go.jp
◆登録解除:ホームページの登録解除フォームに、ご登録いただいたメール
アドレスをご入力ください。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/mailmagazine/index.html
現在、ご登録いただいているメールアドレスは ##$mail## です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━