第280号
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科博メールマガジン第280号
発行日:2008年10月23日
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この時期は、遠足・修学旅行のシーズンとなり、当館でもたくさんの生徒さ
ん学生さんが来館します。展示室では、熱心にメモをとる姿やパネルに書いて
ある説明を読んで感心している姿を見かけます。
人気の展示の一つに「フーコーの振り子」という展示があります。これは、
49.6kgのステンレス球を19.5mのステンレス線で釣り下げ、目盛りとランプで
振り子の振れている方向が回転していく様子を観察して、地球の自転を確かめ
ることができます。普通に生活している範囲だとなかなか地球の自転を感じる
ことはできませんが、この展示をご覧頂くとよくわかると思います。
※ 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。
※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。
▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼
■ 科博あれこれ 「照明一つで見た目も変わる」
■ 上野散策 「不忍池(その1)」
■ 上野の鳥 「ガリレオなら解ける? 欠けた嘴と折れた翼の謎」
■ お知らせ
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◆ 科博あれこれ ◆
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照明一つで見た目も変わる
地学研究部 堤 之恭
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9月21日まで弊館で開催しておりました金展は現在、熱海のMOA美術館にて
「金GOLD−黄金の国ジパング展」として、一部展示物を入れ替えて開催されて
います。9月末にその準備のために行ってきました。普段は高価な美術品が入
っている免震構造の重厚な展示ケースに「石ころ(金鉱石)」を入れるのは多
少気が引けましたが、入れてみると、美術品仕様の明るめの照明に映えて意外
に美しく見え、しかも観察しやすいのです。また、弊館では黒を基調とした台
座に置かれていた自然金塊や人間国宝の方々の作品は、白い板の上に置かれて
います。こうした方がレフ板効果で影の部分も見えやすくなるそうです。展示
場をやたらと暗くしたがる昨今の博物館に馴れた身としては、細部までしっか
り見せようとする美術館的展示手法を目の当たりにして、目から鱗が落ちる思
いでした。
弊館での金展を見逃した方はもちろんですが、弊館での展示をご覧になった
方にとっても、こういった展示手法の違いに目を向けると楽しめるかもしれま
せん。
http://www.kahaku.go.jp/research/researcher/researcher.php?d=ytsutsu
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◆ 上野散策 ◆
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不忍池(その1)
広報・サービス部 石川 昇
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芸術の秋、行楽の秋…、秋の上野にはいつも以上に多くの人が訪れますが、
上野で広々とした景色を楽しめるのは不忍池です。当館から不忍池に行くため
には、大噴水の前から南東に下る道を下り、花園神社の前を右折して下ります。
でも、景色を楽しむなら、もっと先の右手の階段を下りて行くのがお勧めです。
階段の上からは不忍池の弁天島までの参道が見え、その向こうに東大病院など
の本郷台の建物が見えます。とくに夕焼けの美しさは格別で、水墨画のように
暗くなった本郷台の上に広がる朱色の美しさは心に染みます。
この階段の上に清水観音堂があります(第185号で散策しました)。かつて、
清水観音堂の舞台は不忍池が美しく見える絶好のスポットで、安藤広重の浮世
絵に書かれましたが、現在は桜などの樹木が密生し、遮られています。
縄文時代、関東地方の奥まで海が入っていた頃、このあたりは東京湾の入り
江で、上野台は岬のような形になっていましたが、その後、海が引いた後に、
池ができたようです。池には染井の方から流れてくる、上流では谷田川と言わ
れた藍染川が注ぎ、池からは三橋の下を通って忍川が流れ、三味線堀に注ぎ、
やがて隅田川に流れていたということです。
かつての池は現在よりも大きく、とくに北側については、現在の上野動物園
の西園のほとんどが池でした。また、江戸時代のはじめまで、池の中には何も
ありませんでしたが、寛永寺を開山した僧天海が不忍池を琵琶湖に見立てて、
琵琶湖の竹生島に相当するものとして弁天島を築き、弁天堂を作りました。寛
文年間に東へ向かって道と橋が架けられ、徒歩で渡れるようにしました。さら
に、明治以降、弁天島から西へ渡る道も作られ、現在の形になっていきました。
戦後の食糧難の時代には水が抜かれて水田となり、その後、野球場にする案
が出されたこともあったようですが、1949年に池のまま保存することで合意が
なされ、現在に至っています。
なお、「不忍池」という名前の由来は諸説がありますが、上野の山を「忍岡」
と呼んでいたのに対し池は「不忍池」と称した、という説に説得力を感じます。
不忍池は都会のオアシスです。空が広く、風が通り、爽やかです。春にはソ
メイヨシノの並木が咲き、その後は池の周りで八重桜が咲きます。初夏には柳
の若芽が揺れ、夏には蓮の花が咲きます。冬には水鳥たちが飛来します。
次回は不忍池の周囲を歩きます。
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◆ 上野の鳥 ◆
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ガリレオなら解ける? 欠けた嘴と折れた翼の謎
文京区役所 渡辺 浩(友の会会員)
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10月15日の朝、不忍池から国立科学博物館に向かう途中でのことです。上野
公園内の野球場のそばの植込みの中で、2羽のハシブトガラスが餌を探してい
ました。そのうちの1羽を見た瞬間、私はその場で釘付けになってしまいまし
た。そのハシブトガラスは、上の嘴の先約3分の1が欠けており、右の翼が折
れて垂れ下がっていたからです。嘴が欠けてついばむことができないため、嘴
を横にして挟むようにして採食していました。また、私が近づいても逃げよう
とせず(もう1羽は飛び去りました)、写真を撮るためにさらに接近したとこ
ろ、ホッピング(ピョンピョン跳ねながら歩くこと)しながら去って行きまし
た。
私は5年前の2003年10月4日にも、上の嘴の先が約3分の1欠けていて、右
の翼が垂れ下がったハシブトガラスをボート池のそばで観察しています。しか
し、それ以降は見ることはなかったため、死んでしまったものだと思っていま
した。それが5年も経ってから目の前に現れたため、驚いてしまった訳です。
観察や5年前に撮った写真と照合した結果、今回と5年前のハシブトガラス
は、別の個体であることがわかりました。その理由は、今回のハシブトガラス
は若い個体(たぶん今年生まれた)であること、5年前のハシブトガラスは、
歩くのもおぼつかないほど元気がなかったが、今回のハシブトガラスは嘴と右
の翼以外は動作に支障がないこと、欠けた嘴の形状等に違いがあること等です。
同じ上野公園という場所に、嘴と右の翼という同じ部分を同じような状態で
損傷した2羽のハシブトガラスがいたということは、何か意味があるのでしょ
うか?。他の場所で同じ状態のハシブトガラスの観察例がないとすれば、上野
公園内又はその近くに何か原因があるのではないかと思われます。
ちなみに、現在映画やテレビドラマ、小説等で話題の「ガリレオ」こと湯川
学氏(帝都大学理工学部物理学科准教授)に謎解きを依頼してみたとします。
彼の場合は「物理学的」な手法、たとえば嘴の形状や組成等の分析、欠けた断
面や角度により、加わった衝撃の強さや方向等の計算結果を元に仮説を立て、
観察・実験等で証明する方法をとると思います。それによって導き出された結
果によって「実に面白い」又は「さっぱり分からない」と言うのではないでし
ょうか?。私は逆に「生物学的」な視点で検証し、次回その結果を報告したい
と思います。
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◆ お知らせ ◆
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【 日本の科学者技術者展シリーズ第7回
関孝和三百年祭記念「数学 日本のパイオニアたち」 】〈予告〉
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関孝和を中心とした江戸の和算家から明治以降の数学者・菊池大麓と高木貞
治、そして日本人初のフィールズ賞受賞者・小平邦彦を紹介します。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
日本館1階企画展示室
【開催期間】 2008年11月22日(土)〜2009年1月12日(月・祝)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)
※入館は各閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、12月28日〜1月1日
【主 催】 国立科学博物館、関孝和三百年祭記念事業実行委員会
【協 力】 日本数学会、日本数学史学会、日本数学教育学会、数学教育協議
会、数学教育学会、日本応用数理学会、日本数学協会
【後 援】 日本学術会議
詳しくは下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/11pioneer/index.html
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【ホットニュース第19回速報をアップしました】
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ホットニュース第19回速報:ノーベル物理学賞受賞 「対称性の破れ」と
「小林・益川理論」を公開しました。
今回の概要
2008年ノーベル物理学賞を受賞された3氏の業績について解説しています。
ホットニュースとは、新聞やテレビのニュースなどで話題になっている科学
関係のニュースや、国立科学博物館の研究者が関わった研究・発見のニュース
の中から、ひと月に2回程度テーマを選んでご紹介するコーナーです。
普段難しく感じられがちな科学ニュースを分かりやすく解説します。
記事は当館のスタッフが書き,博物館や大学などの研究者が監修しています。
国立科学博物館ならではの、親しみやすい科学ニュース解説にご期待ください。
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/userguide/hotnews/theme.php?id=0001223769983536
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【企画展 第一回「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」パネル展】
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このたび国立科学博物館では重要科学技術史資料の登録制度を実施し第一回
「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」のパネル展示を上野(地球館2階)
にて開催しております。
今回は、電子機器・化学工業などの産業分野の中から、VTR技術・第1世代コ
ンピュータなどの技術分野について、23件の重要科学技術史資料を選定いたし
ました。本展示ではその資料をパネルにて解説しております。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野)
地球館2階
【開催期間】 平成20年10月9日(木)〜平成20年11月3日(月)
【主 催】 国立科学博物館
登録について詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/institution/sts/material/index.html
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【企画展「自然教育園の森」】
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都心部でありながら豊かな自然林を持つ自然教育園で開園後50年近く集積
された毎木調査資料をもとに、樹木の種類、本数、材積などの経年変化から、
都市林の特徴、常緑樹林への遷移の過程、将来の展望などを解説します。
【会 場】 附属自然教育園(東京・港区)
展示ホール
【開催期間】 平成20年10月11日(土)〜平成20年11月16日(日)
【開園時間】 午前9時〜午後4時30分
入園は午後4時まで
【休 園 日】 毎週月曜日・祝日の翌日
【主 催】 国立科学博物館附属自然教育園
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.ins.kahaku.go.jp
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【特別展「菌類のふしぎ−きのことカビと仲間たち」】
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「菌類」(きのこ・カビ・酵母)は、形もはたらきも驚くほど多様で、動物
や植物に匹敵する大きなグループです。本展覧会では、500点あまりの標本や
資料で、意外に身近だけどあまり知られていない「菌類」を総合的に紹介しま
す。日本初公開の太古のきのこ、光るきのこ、様々な色、形、大きさのきのこ
が集合、マンガ「もやしもん」のキャラクターがナビゲートします。実物を観
察し、きのこの匂いなども楽しめる体験コーナーなど、菌類をいろいろな角度
から楽しめる展覧会です。
※光るきのこは、培養が難しいため実物展示が出来ない日もございます。予め
ご了承ください。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館地下1階特別展示室及び特別展第2展示室
【開催期間】 平成20年10月11日(土)〜平成21年1月12日(月・祝)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)。
入館は各閉館時間の30分前まで。
【休 館 日】 毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
12月28日(日)〜1月1日(木・祝)
【主 催】 国立科学博物館、TBS
詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.tbs.co.jp/kinruiten/contents/top/index-j.html
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【地域博物館等連携事業「科博コラボ・ミュージアム」】 実施のお知らせ
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国立科学博物館が地域の博物館等と連携して、地域にゆかりのあるテーマで
展示、講演会、体験教室などの博物館活動を行います。
【科博コラボ・ミュージアムin白山・荘川
「恐竜とその足元にいた動物たち−手取層群の最新研究−」】
日本有数の化石の宝庫、手取層群から発掘された化石をその最新研究と共に
紹介します。今回、展示する物は、小さい化石ばかりですが、日本の恐竜研究
において非常に重要なものばかりです。手取層群の地元以外で初めての展示と
なります。
【会 場】 白山市立鶴来博物館(石川県白山市鶴来朝日町81)
【開催期間】 平成20年10月11日(土)〜11月30日(日)
【講 演 会】 平成20年10月26日(日)午前10時〜午後0時 申込み不要
定員50名
「いま白亜紀がおもしろい−手取層群の最新研究から−」
真鍋 真(国立科学博物館)
【体験教室】「化石発掘体験」を実施
平成20年10月26日(日)午後1時30分〜午後3時
定員20名程度 小3〜高校生まで
申し込みは、10月10日(金)から電話でのみ受付します。
日比野 剛(白峰化石調査センター)、真鍋 真(国立科学博
物館)
※展示、講演会、体験教室には、特別展料金が必要です。
【申込み・
問合せ先】 〒920−2111 石川県白山市鶴来朝日町81 白山市鶴来博物館
(電話)076-273-1522 (FAX)076-273-5751
【主 催】 国立科学博物館
【共 催】 高山市、白山市教育委員会、大野市教育委員会、桑島化石壁産
出化石調査協議会
【協 賛】 トヨタ自動車(株)
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【企画展「標本の世界」】
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標本とは何か、標本を集めることによって何が分かるか、そして、標本が
どのように活用されているかを多くの皆さんに知っていただきたいと思いま
す。ふだん目にすることのない多くの標本をじっくりとご覧ください。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
日本館1階企画展示室
【開催期間】 平成20年9月13日(土)〜11月9日(日)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)
入館は各閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】 9/22(月), 9/29(月),10/6(月),14(火),20(月),27(月),11/4(火)
【主 催】 国立科学博物館
【協 力】 神奈川県立生命の星・地球博物館
詳しくは下記をご覧ください。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/09hyouhon/index.html
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【ルーシーと私の楽しむカガクの時間@サイエンスミュージアム】
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ミュージアムでカガクを楽しみ、体験出来る女子中高生のためのイベント。
カガク?難しくない?と思ってる女の子たちから、どんな仕事があるの?!と
思ってる女の子たち向けのイベントまで。7つのイベントをぞくぞく開催!
TOP http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/index.html
携帯サイト http://www.portable.kahaku.go.jp/lucy/index.html
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☆イベント第3弾☆ 「トークライブ@系統広場 in 地球館」
美しい展示空間で、理系分野で活躍されている女性研究者のライフスタイルに
ついて聞くことができるイベントです。特別講師として、化石の発見から38年ぶ
りに学名が付けられて話題となった「フタバスズキリュウ」を研究をされている
学芸大学の女性研究者の方や、青いバラの開発でも大変話題となったサントリー
研究所の女性研究員の方にお話いただきます。また、当館地学研究部の女性研究
員の日常の研究風景・環境を動画・スライドにてご紹介いたします。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
【開 催 日】 平成20年11月8日(土)
【対 象】 女子中高生のみなさんと保護者 事前申込制:定員 80名
【参 加 費】 無料
【締 切】 平成20年10月29日(水) (消印有効)
【申込方法・詳細はこちら】↓
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/events03-04.html#no3
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☆イベント第4弾☆ 「Teatimeサイエンス 〜女性サイエンティストに聞い
てみよう」
理系の分野で活躍している研究者やスタッフとお茶とケーキを頂きながら、
気軽にお話ができるイベントです。理系の仕事について、日頃の疑問などを聞く
チャンスです。特別講師には、花王株式会社のビューティケア研究センター研究
員の方で、ハンドソープの開発や毛髪測定をされている方をお招きし、日々の仕
事としての研究についてお話しいただきます。
【会 場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
【開 催 日】 平成20年11月16日(日)
【対 象】 女子中高生のみなさん 事前申込制:定員 32名
【参 加 費】 無料
【締 切】 平成20年11月5日(水) (消印有効)
【申込方法・詳細はこちら】↓
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/events03-04.html#no4
冬以降の予定イベント
第5弾 「映画&サイエンスツアー」 12月中旬
第6弾 「収蔵庫たんけん〜秘密のコレクション」1月上旬
第7弾 「フォーラム〜科学ミュージアムで見つける私の道」 2月上旬
第5弾〜第7弾は、詳細が決まり次第、チラシやWEBサイト↓にてお知らせします!
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/07lucy/events03-04.html#fuyu
【主 催】 国立科学博物館
「文部科学省 平成20年度女子中高生の理系進路選択支援事業
委託業務」
【問 合 せ】 国立科学博物館 「女子中高生楽しむカガクの時間」係
電子メール lucy2008@kahaku.go.jp
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【雑誌milsil(ミルシル)5号と定期購読について】
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9月1日、雑誌「milsil(ミルシル)」(年6回刊行)の5号が発行されま
した。
5号の特集は「鉱物です」。鉱物を様々な角度から紹介しています。
表紙は宝石としても有名なトパーズが飾っています。
「親子で遊ぼう科学冒険隊」ではスイーツで火山学を学ぶという、大変ユニ
ークな企画を実施しています。美しいだけではない鉱物の魅力を「milsil」で
発見してみてください。
発売日 :平成20年9月1日(月)
頁 数 :本文32ページ(A4版オールカラー)
販売場所:当館ミュージアムショップ(日本館地下1階)
ジュンク堂書店池袋本店 (東京都豊島区南池袋2-15-5)
明正堂アトレ上野店 (JR上野駅内)
定 価 :400円(税込)
「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には無料でお届けいたしま
す。(入会時期により、お届けするmilsil(ミルシル) の発行号(送付開始す
る号)が異なります。詳しくは、入会手続き時にご確認ください。)
入会手続きは、当館のホームページをご参照ください。
(友の会)http://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater/index.html
(賛助会員)http://www.kahaku.go.jp/userguide/support/index.html
なお、バックナンバーをご希望の方は、こちらをご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/news/2008/milsil/purchase.html
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*「milsil」(ミルシル)定期購読のお知らせ
ミルシルの定期購読をご希望の方は、下記により購読料金をお振込みくださ
い。発行の都度(1年間6回分)、お手元にお届けします。
詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/news/2008/milsil/purchase.html
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科博イベント情報「kahaku event」05号(10月〜11月)発行!
展示や学習支援活動などの情報を掲載した「kahaku event」(年6回 A4サ
イズ 6ページ)も05号が発行されました。
詳しくはこちらをご覧下さい↓
http://www.kahaku.go.jp/news/2008/kahakuevent05/index.html
「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には郵送でお届けします。
また、国立科学博物館の施設内や上野駅近隣(松坂屋、上野精養軒、上野公園
案内所等)でも無料で配布します。見学や行事参加の計画をたてるときにご活
用ください。
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◆ 科博関連メディア情報 ◆
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○ 11月1日(土)14:00〜15:00
放送局 : 日本テレビ
番組名 : 死ぬまでに知りたい10のこと
人類の進化について 人類研究部 海部研究主幹が説明
します。
○ 11月11日(火)23:00〜23:59
放送局 : NHK
番組名 : 爆笑問題のニッポンの教養
爆笑問題の2人が当館に見学に来て、動物研究部 窪寺研
究グループ長から説明を受けます。
詳しくはこちらをご覧下さい。 http://www.nhk.or.jp/bakumon/
※放送日時、放送局は、関東地区を基準に記載しています。
放送予定ですので、放送局の都合により、変更・中止の場合もあります。
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◆ 他館紹介 ◆
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全国科学博物館協議会加盟館の特別展示等をご紹介します。
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■ ミュージアムパーク茨城県自然博物館
「第44回企画展 ザ・ストーンワールド−人と石の自然史−」
10月11日(土)〜1月12日(月)
http://www.nat.pref.ibaraki.jp/t/k/44/index.html
■ 千葉市科学館
秋の企画展「天球ものがたり〜古星図からプラネタリウム〜」
10月31日(金)〜11月30日(日)
■ 逓信総合博物館
「年賀状」展
11月1日(土)〜12月14日(日)
2008「サンタさんへの手紙」
11月11日(火)〜11月16日(日)
http://www.teipark.jp/event/event.html#8
「原田泰治 ふるさと心の風景」展
11月22日(土)〜2月1日(日)
■ 地下鉄博物館
特別展「東京メトロ副都心線開通記念」展
11月26日(水)〜1月12日(金)
http://www.chikahaku.jp/event/calendar.html
■ 板橋区立教育科学館
第3回板橋子どもひらめき発明展
11月1日(土)〜12月21日(日)
http://www.itbs-sem.jp/participation/exhibition.html
■ 新潟県立自然科学館
特別展「コロボックル物語の世界〜自然からのメッセージ」
11月1日(土)〜11月24日(月)
http://www.lalanet.gr.jp/nsm/
■ 黒部市吉田科学館
鉄道フェスタin吉田科学館
11月1日(土)〜11月16日(日)
http://www.kysm.or.jp/event/event.html#event2
巡回写真展「すばらしい自然を」
11月22日(土)〜12月21日(日)
http://www.kysm.or.jp/event/event.html#event4
■ 佐久市子ども未来館
巡回展示「バランスグローブ」
11月7日(金)〜4月8日(水)
特別企画展「海のトリビア! 海と船の巡回展」
11月15日(土)〜1月12日(火)
■ 岐阜県博物館
マイミュージアムギャラリー「風俗玉手箱『印判手』の世界〜明治・大正・
昭和の風俗〜」
11月16日(日)〜12月14日(日)
http://www.museum.pref.gifu.jp/gallery/detail.php?no=155
財団法人岐阜県教育文化財団文化財保護センター発掘速報展「発掘された
飛騨・美濃の歴史」
11月16日(日)〜12月14日(日)
http://www.museum.pref.gifu.jp/kikaku/list.php
■ 明石市立天文科学館
星の和名と文化展
11月1日(土)〜12月7日(日)
■ 徳島県立あすたむらんど 子ども科学館
巡回展「地震の巣を解明せよ」
11月29日(土)〜12月28日(日)
http://www.asutamuland.jp/02event/index.php
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☆★ チケットプレゼント ★☆
上記で紹介の全国科学博物館協議会加盟館のうち、下記博物館の招待
券を、それぞれ抽選でプレゼントいたします!
ご希望の方は、magazine@kahaku.go.jp 宛に、(1)ご住所 (2)お名前 (3)
ご希望の館名 (4)メールマガジンのご感想 をお書き添えの上、メールでご
応募ください。また、当選発表は発送をもってかえさせていただきます。
*ミュージアムパーク茨城県自然博物館 (10組20名様)
*逓信総合博物館 (20組100名様 一枚につき、
5名様まで入館出来ます。)
*地下鉄博物館 (25組50名様)
*新潟県立自然科学館 (10組20名様)
*黒部市吉田科学館 (5組10名様)
*岐阜県博物館 (5組10名様)
*明石市立天文科学館 (5組10名様)
*徳島県立あすたむらんど 子ども科学館 (5組10名様)
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科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま
す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ
とがあります。なお、お名前は公表しません。)
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