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第251号

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  科博メールマガジン第251号           
    発行日:2008年4月3日           
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 今年度になって初めてのメールマガジンです。こちら上野の山は、多くの方
で大変にぎわっています。また、上野の桜は先週末の雨風にも負けずまだ散っ
ていませんが、所々若葉が出てきており、とても綺麗です。
 4月は出会いの季節でもあり、新たな環境のもとでご活躍を始められた方も多
いと思います。
 まだ当館をご存知ない方や、ご存知でもこのメールマガジンをご存知ない方
などに話題の一つとしてこのメールマガジンをご活用ください。そして、ぜひ
ご一緒に展示を見に来て頂けたらと思います。
                              
 * 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。

  
▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼


 ■ 館長室から  「オープンラボ」 
 ■ 科博あれこれ 「アジアで初めて開催される水生適応の国際会議」 
 ■ 上野の鳥   「上野の鳥  春は別れの季節 ツグミ」
 ■ お知らせ


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◆ 館長室から ◆  
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 オープンラボ

                    国立科学博物館長 佐々木 正峰
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バックヤードツアーを実施する博物館が増えてきたように思います。職員が
資料を収集保存し、調査研究を行っているバックヤードを来館者に公開し、博
物館の役割を理解してもらう機会を提供することを目的としています。一般に、
研究エリアから収蔵エリアへ、逆に収蔵エリアから研究エリアへと見学するよ
うです。

 ふだんは人々の目に触れることのない博物館活動(資料の収集保管、調査研
究や復元・修復等)を紹介することは、展示や教育活動にとどまらない博物館
の全体像を理解してもらうために意義のあることですが、博物館の新たな魅力
を知ってもらう上でも効果的です。

 当館は、バックヤードツアー的な意味も込めて、平成15年度から毎年4月に
オープンラボを実施しています。例えば研究部と収蔵庫がある新宿分館では、
研究室と収蔵庫の公開と解説を行うとともに、実演・実習や調査研究にかかわ
るエピソード等のトークを行っています。博物館の裏側をのぞいてみたい、裏
を知りたいという人達の気持にも応えるもので、比較的好評であるといえます。
博物館によっては、化石をつなぎあわせたり、クリーニングする様子等をガラ
ス越しに見せる所もあります。好奇心をあおり、魅力的ですが、当館の場合、
展示室に隣接してこのようなスペースを確保することは困難です。

 一部の博物館では、バックヤードツアーをボランティアのガイドにより行っ
ています。当館のオープンラボは、研究者が行っており、来館者との交流を重
視しています。会場には、私の研究というパネル展示もあります。

 当館の教育ボランティアには、上野地区における常設展示の解説等をお願い
しています。一般に、来館者は館内案内を頼りに、示された順序に従い展示を
観覧しますが、そのニーズに応えて手助けをするのがボランティアです。また、
ボランティアは、自ら館内案内を考え、ガイドツアーを行います。ガイドツア
ーは、ボランティア一人一人の持ち味を生かした個性的な活動であり、バック
ヤードツアーと同様に、博物館の新たな魅力を提供する活動と言えると思いま
す。

 当館は、このように来館者の要望や期待に柔軟に応じる活動を行っています
が、このことは、来館者へのサービスはもとより、博物館の多様な楽しみ方を
作り出すことにつながると考えています。



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◆ 科博あれこれ ◆  
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 アジアで初めて開催される水生適応の国際会議 

                        地学研究部 甲能 直樹
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 同じ動物を長く研究対象として扱っていると、誰も目に留めなかったような
ことにも次々と気がついて深入りしてしまい、いつまでもこだわり続けるとい
ったことがよく起こります。

 私自身も、水生生活に適応した哺乳類を研究対象に、各国の博物館で標本を
観察して気がついたことを、ずっとノートに取り溜めてきましたが、そうして
煮詰めてきた成果をまとめて発表する絶好の機会がめぐってきました。

 3年おきに開催されてきた国際会議「四肢動物の二次的水生適応」が、5回
目にして初めてアジアで、しかもここ科博を会場として、いよいよこの6月に
開催される運びとなりました。

 折りしも進化生物学の始祖である「ダーウィン」の特別展が開催されている
さなか、初日には水生爬虫類や水生哺乳類の適応進化研究の最前線に立つ研究
者らによる国際シンポジウム(公開講演)も催されます。私もこの国際会議で
ささやかながら発表を目論んでいますので、たくさんの方に聞きに来てもらえ
ればと思っています。



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◆ 上野の鳥 ◆  
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 上野の鳥  春は別れの季節 ツグミ

                   文京区役所 渡辺 浩(友の会会員)
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 先日、不忍池(ボート池)のほとりでツグミを見かけました。ツグミは冬鳥
としてシベリアやカムチャッカ半島より日本全国に飛来します。白い眉斑や茶
褐色の翼、胸の黒斑が特徴です。地上でミミズや昆虫等を採食しますが、ピョ
ンピョン跳ね歩いては立ち止まり、胸を張るような動作を繰り返します。

 上野周辺ではあまり多くないようですが、私が住んでいる足立区の荒川土手
ではあちこちで見られ、よく観察すると体の色や模様に個体差があることがわ
かります。

 「ツグミ」という名の語源については、私はずっと冬鳥で、さえずらないの
で「口をつぐむ」からツグミだと思っていました。しかし、よく調べると語源
についての定説はないようです。

 大言海(国語辞典)には、ツグミの語源として「噤(つぐ)みノ義、夏至ノ
後、聲無ケレバ云フ。…全身、紫灰ニシテ、腹ハ、黄白ニ紫黄ノ斑アリ、翼、
尾、黒ク、脚、觜、青シ。…秋、羣ヲ成シテ來リ、立春ヨリ囀リ、夏至ノ後、
聲無シ」等の記載があります。しかし、冬鳥のツグミは夏至(6月21日頃)
の時期には日本にはおらず、体の色も一致しません。ツグミ科の別の種類と混
同しているのかも知れません。

 ツグミにはかつてカスミ網で年間数百万羽が捕えられ、焼き鳥にされたとい
う悲しい過去があります。現在ではカスミ網は使用も所持も禁止されています
が、密猟が跡を絶たないようです。北に帰る時期が近い、この季節にツグミを
見ると「また戻ってこいよ」と思わずにはいられません。



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◆ お知らせ ◆  
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 【日本の科学者技術者展シリーズ第5回
 「なでしこたちの挑戦-日本の女性科学者技術者-」】
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 本展では、明治から昭和にかけて活躍した、荻野吟子、吉岡彌生、香川綾、
保井コノ、黒田チカ、 湯浅年子ら6人の先駆的な女性科学者・技術者の生涯と
業績を紹介します。彼女たちの「絶対にあきらめない」信念や「夢を実現させ
た」情熱を感じていただき、後に続く女性の科学者・技術者が、一人でも多く
誕生する契機となることを願っています。

【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
日本館1階企画展示室
【開催期間】 平成20年3月22日(土)〜5月6日(火)
【開館時間】 午前9時 〜午後5時 金曜日は午後8時まで
       なお、GW期間<4/26〜5/6>は午後6時まで延長開館(5/2(金)は午
       後8時まで)。入館は各閉館時間の30分前まで。
【休 館 日】 4月14日(月)、4月21日(月)
【主  催】 国立科学博物館
【学術協力】 お茶の水女子大学ジェンダー研究センター、香川栄養学園、
       東京女子医科大学史料室
【協  力】 掛川市吉岡彌生記念館、熊谷市教育委員会、北海道せたな町

 詳しくは下記をご覧下さい。
http://www.kahaku.go.jp/event/2008/03nadesiko/index.html



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【ダーウィン展】
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 「進化」という考えは19世紀半ばに登場し、生物学にとどまらず、世界を大
きく変えました。本展では、進化論で広く知られるダーウィンの生い立ちから
人生を変えた出会い、「種の起源」発表までの苦悩や彼を支えた人々など、進
化理論誕生の軌跡をたどります。ダーウィンの波乱の人生と偉大なる業績に迫
り、子どもから大人まで、好奇心を刺激する「進化」発見の旅へご案内します。

【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
       地球館地下1階特別展示室及び特別展第2展示室
【開催期間】 平成20年3月18日(火)〜6月22日(日)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)。
       なお、GW期間<4/26〜5/6>は午後6時まで延長開館(5/2(金)は午
       後8時まで)。入館は各閉館時間の30分前まで。
【休 館 日】 月曜日および5月7日(水)
      (ただし3/24、3/31、4/7、4/28、5/5の各月曜日は開館)
【主   催】 国立科学博物館、読売新聞社、NHK

 詳しくは下記をご覧ください。
 http://www.darwin2008.jp/index.htm



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【パネル展示 消えゆく植物たち −絶滅危惧植物展−】
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 私たち日本人は古くから文化として植物を愛し、さまざまな恩恵を受けて生
きてきました。しかし今日、多くの日本の植物が滅びようとしています。本展
では多様な植物の重要性、絶滅危惧植物とその保全、関連する研究についてパ
ネルで紹介します。この機会に絶滅危惧植物について一緒に考えてみましょう。

【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
       地球館1階展示会場 
【開催期間】 平成20年3月11日(火) 〜平成20年4月6日(日) 
【開館時間】 午前9時〜午後5時(毎週金曜日は午後8時まで。入館は各閉館時
間の30分前まで。)
【休 館 日】 3月17日(月)
【主  催】 国立科学博物館
【協  力】 ミュージアムパーク茨城県自然博物館、日本植物分類学会、
       (社)日本植物園協会
 
 詳しくは下記をご覧下さい。
 http://www.kahaku.go.jp/event/2008/03red_data/index.html



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【科博ニュース展示 「カエルツボカビ−生物学と環境への影響−」】
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 世界各地で両生類を絶滅に追いやって来たと言われる「カエルツボカビ」。
日本の野生の両生類からもそのDNAが検出され、影響が心配されています。

 本展では日本のカエルツボカビ研究の最新の成果を中心に、カエルツボカビ
の生物学、カエルツボカビがもたらす病気・カエルツボカビ症、更にカエルツ
ボカビ侵入によって危険に晒される可能性のある、日本の希少な両生類をご紹
介します。

【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
       地球館1階展示室
【開催期間】 平成20年2月5日(火) 〜平成20年4月6日(日)
【開館時間】 午前9時〜午後5時(毎週金曜日は午後8時まで。入館は各閉館
       時間の30分前まで。)
【休 館 日】 毎週月曜日(ただし3/24、3/31は開館)
【主  催】 国立科学博物館
【後  援】 日本菌学会

 詳しくは下記をご覧下さい。
 http://www.kahaku.go.jp/event/2008/02frog/index.html



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【第30回 未来の科学の夢 絵画展】
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 次代を担う子どもたちが未来の科学の夢を自由な発想で絵に表現しました。
213点の入賞作品が展示されます。

【会  場】 国立科学博物館(東京・上野公園)
地球館1階展示会場
【開催期間】 平成20年4月8日(火)〜20日(日)
【開館時間】 午前9時 〜午後5時 金曜日は午後8時まで
       入館は各閉館時間の30分前まで。
【休 館 日】 月曜日
【主  催】 社団法人発明協会
【後  援】 文部科学省、経済産業省、特許庁、国立科学博物館 他



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【雑誌milsil(ミルシル)2号と定期購読について】
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 3月21日、雑誌「milsil(ミルシル)」(年6回刊行)の2号が発行されました。

 「milsil(ミルシル)」のmil(ミル)は「見てみる」「聞いてみる」「やっ
てみる」の「ミル」。そのような「ミル」から、新たな、そして豊かな「知る」
(sil(シル))が得られるでしょう。

 2号の特集は「絶滅危惧動物」。各地で絶滅が心配される動物たちと、それ
をくい止めるべく取られている対応策をご紹介しています。表紙にはこれもま
た絶滅が心配されるゴリラが、どこか寂しそうに座っている姿です。連載には
「標本の世界」「親子で遊ぼう!科学冒険隊」など科学の楽しさがいっぱいで
す。

 今後も、「milsil(ミルシル)」を通じて、広く自然史や科学技術史などに関
する情報を積極的に発信していきますので、ご期待ください。

 発売日 :平成20年3月21日(金)
 頁 数 :本文32ページ(A4版オールカラー)
 販売場所:当館ミュージアムショップ(日本館地下1階)、
      ジュンク堂書店 池袋本店 (東京都豊島区南池袋2-15-5)
      明正堂アトレ上野店 (JR上野駅内)
 定 価 :400円(税込)

「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には無料でお届けいたしま
す。(入会時期により、お届けするmilsil(ミルシル) の発行号(送付開始す
る号)が異なります。詳しくは、入会手続き時にご確認ください。)

 入会手続きは、当館のホームページをご参照ください。
(友の会)http://www.kahaku.go.jp/membership/index.html
(賛助会員)http://www.kahaku.go.jp/back_up/index.html

なお、バックナンバーをご希望の方は、在庫の有無をe-mail(milsil@kahaku.
go.jp)又は電話(03-3822-0111代表)にてミュージアムショップへお問合せの
うえ、通信欄に希望の号数を明記し、上記にお振込みください。この場合は、
1冊610円(送料込)となります。(2冊以上お買い求めの場合は送料がかわり
ますので、お問い合わせください。)

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*「milsil」(ミルシル)定期購読のお知らせ

 ミルシルの定期購読をご希望の方は、下記により購読料金をお払い込みくだ
さい。発行の都度(1年間6回分)、お手元にお届けします。

1.振込先口座
  ゆうちょ銀行 00150-8-22146  
  財団法人科学博物館後援会(ざいだんほうじんかがくはくぶつかんこうえんかい)
  ※通信欄に「ミルシル定期購読希望」と明記してください。
  ※ご依頼人欄に送付先の おところ・おなまえ・電話番号を明記してください。
2.購読料金: 1年間(6回分) 3,000円(送料込)
3.発送開始時期:発行月の前月末日までにご入金が確認できたものについて、
  当該号からの発送となります。
  例:(1)4/28のご入金→5月発行号からのご送付
    (2)5/7のご入金→7月発行号からのご送付

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 科博イベント情報「kahaku event」も発行!

「milsil(ミルシル)」とともに、展示や学習支援活動などの情報を掲載した
「kahaku event」(年6回 A4サイズ 6ページ)も02号が発行されました。

「友の会会員」「賛助会員(個人特別会員)」の方には郵送でお届けします。
また、国立科学博物館の施設内や上野駅近隣(松坂屋、上野精養軒、上野公園
案内所等)でも無料で配布します。見学や行事参加の計画をたてるときにご活
用ください。



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