ソフトロボットの開発では、生物の形態をただまねるのではなく、普遍的で有用な原理を抽出し、構造や運動のバイオメカニクス(生体力学)をロボットに活用する取り組みが進められています。東京大学の新山龍馬氏らが試作した「ダチョウ首ロボットアーム」もその一つです。ダチョウの解剖学的観察からわかった筋肉と腱けんの配置をワイヤ駆動機構に反映し、やわらかい首の動きを再現することをめざしています。 |
【特集】 | “やわらか”発想で拓くソフトロボット学 | 3 |
ソフトロボット学が切り拓くしなやかな未来 | 4 | |
タコ腕コンピュータ | 6 | |
やわらかいロボットとバイオメカニクス | 9 | |
化学エネルギーのみで駆動するゲルマシン | 12 | |
柔軟ロボット機構の考案と具現化 | 15 | |
Focus 科学者の探究心にせまる | 筋肉の感覚を計測、再現する技術を開発! | 18 |
標本の世界 | ハーバリウムは宝の山 | 22 |
親子で遊ぼう! 科学冒険隊 | #81 花の色水できれいな小びんを作ろう! | 24 |
鉱物の世界を楽しむA | 身近な鉱物 氷の科学 | 28 |
NEWS&TOPICS | 世界の科学ニュース & おもしろニュース | 33 |
次号予告/定期購読のお知らせ/編集後記 | 34 |