Date: Thu, 11 Sep 2002 22:12:23 +0900 Subject: Re:来る日も来る日もぎっこんばったん From: 館長 To: 水飲み鳥 |
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水飲み鳥君、きみの気持ちを知ってわしは心底驚かされたぞ。だからそのきみをいつも暖かい光で包んでくれている太陽のことを教えてあげたい。わし達人間もついあたり前のこととして忘れがちじゃからな。この世界のエネルギー、ほとんどは太陽からもらったものなんじゃ。時々きみを照らすライトももとをただせば多分そうじゃろう。その通り、きみは光からエネルギーをもらっておるのじゃ。きみのからだの中を巡るエーテルは生きもの達にとっての血のようなもの。それは太陽のエネルギーとも言えるんじゃ。 ◆こたえ エーテルの気化・液化を巧妙に利用した装置で、水の気化熱による頭と胴体の温度差で動き、無限エネルギーではない。 ◆解説 かのアインシュタインも「なんで動くのか」と言ったそうだが、真意のほどは定かではない。水飲み鳥君が動く秘密は頭を常に冷やしていることにある。ガラス製のからだの中には揮発性の高い液体(エーテルなど)が入っており、おなかにあるこの液体は室温で気化して鳥君の頭の方に移動する。水で濡れた頭は気化熱によって熱を奪われて温度が下がり気体は液化、頭の中の圧力が下がりおなかの液体を吸い上げるためバランスが崩れて頭を下げ、コップの水を飲むのと同時におおいに溜飲を下げて液体がおなかに戻るのである。 |
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アインシュタインの水飲み鳥 | |
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