国立科学博物館

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10月31日(土) その6
先日ようやく越えた赤道。船で赤道を越えて、しかも赤道祭を経験した人に発行される証明書がこれです!これで一人前の船乗りです!大事な証明書です。なくしてしまうと、今度船で赤道を通過するときに、Pollywog(オタマジャクシ=未熟な船乗り)として再び赤道祭に参加しなければなりません・・・。
証明書

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10月31日(土) その5
いつものオフィス横のモニターです。とうとうマップ上にオーストラリアの一部が表示される場所にまで船がきました。サンゴ礁が有名な世界遺産にもなっているグレートバリアリーフ付近では!!船から観察できるでしょうか。遠すぎますか・・。
モニター

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10月31日(土) その4
本日はJulieさんの誕生日です!みんなでケーキを食べてお祝いします!今日はハロウィンということもあり、Kellyさんは、仮装して盛り上げています!
誕生日会

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10月31日(土) その3
航海の終わりが近づいてきています。Jörgさんからも様々な準備などの連絡事項が説明されます。そろそろ、荷物の準備や部屋の清掃も本格的になっていきます。
ミーティング

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10月31日(土) その2
次にKateさんの発表です。堆積物の中の、TEX86という86の炭素を持つ特別な物質を調べることで、堆積物が溜まった時の水の温度が見積もられるそうです。この方法で、白亜紀初期の気候変動も検討することができるのではないかという内容を発表されています。また、堆積物の炭素の同位体比の変化を見ることで、地層の年代を推定できる場合があるようです。環境を復元するのに使えそうな研究方法は様々あって、いろんなデータが得られると様々な面から、当時の環境がイメージできそうです。
ミーティング

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10月31日(土) その1
今日もミーティングです。航海の最後までミーティングは続いています。火成岩化学チームの発表は、Kenさんが話しています。やはり、基本は、分析データのプロットのようです。今回掘削された5番目の場所のコアの分析データと他の場所のデータの比較を報告します。
ミーティング

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10月30日(金) その11
夕方です。みなさん、船の上で夕焼けを楽しんでいらっしゃったようです。最近の数日は特に、この航海での研究のまとめを集中して行っていて、大変でした。自然に癒されていますでしょうか。まだ、コチーフの方々は、大きな最終まとめがあるようです。お疲れ様です。
夕焼け

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10月30日(金) その10
階段横の壁に貼られた、ペット自慢写真大会ですが、最終的にこんなに張り出されました。変装した犬やカタツムリの写真を張り出している方もいます。航海が長くなってくると、家が恋しくて、ペットが恋しくて・・といった感じで始まったこの掲示。みなさん!もうすぐ直接会えますからね。
ペット自慢写真大会

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10月30日(金) その9
どんなところを通っているのか確認!と言って地図を広げている方がいました。ちょっと見せてください!只今ちょうどソロモン海を通過中です!たくさん島があるところですね。そしてその南がオーストラリアです!
地図

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10月30日(金) その8
島々を通り抜け、再び少し広めの海に出ました。ますますオーストラリアに近づいていきます。南緯8度東経154度あたりです。
モニター

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10月30日(金) その7
今日は、野菜を多めにいただきます。エビと貝の炒め物、ローストビーフにキャベツ、ポテトの付け合わせが乗っています。パスタもありましたが、やはりご飯にしました。航海の終わりですが、相変わらず料理はおいしく、元気が出ます。しっかりと研究活動するには重要ですね。
ご飯

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10月30日(金) その6
ザッパーン!!ザパパーン!船が波を押しのけながら、進んでいきます。本日は天気も良いので、水しぶきがとてもきれいなブルーです。
水しぶき

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10月30日(金) その5
サラダバー観察日記です。なんと生野菜は、すでにニンジンのみです。アスパラガスも火が通っている缶詰のようで、手前はツナ、あとはコールスローやポテトサラダなどです。2か月経つと、さすがに生野菜が激減ですが、楽しく食べられるように様々な工夫がなされています。
サラダバー

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10月30日(金) その4
こちらのテーブルも作業中です。Mikeさんが、まだ悩み中なのかコアをずっと見ています。Kenさんがこちらに気がつきました。撮影させてもらっています!十分サンプリングできましたか?コアが並べられている風景が今日で終わりだと思うとなんだかさびしいです。
サンプリング・パーティー

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10月30日(金) その3
こちらもサンプリング・パーティーの別のテーブルですね。平野さんがこちらに気がつきました。研究計画はいかがですか?Davidさんがなにか見つけたのか、楽しそうにコアを見ています。サンプリング続けてください!お邪魔しました。
サンプリング・パーティー

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10月30日(金) その2
今日は、5か所目の掘削コアについてのサンプリング・パーティーです。Andrewさんが、真面目に作業しています。ここの部分のコアは、枕状溶岩の形がきれいに見えたコアでした!オレンジ色のシールがすでにたくさん貼ってあります。
サンプリング・パーティー

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10月30日(金) その1
本日またまたFire drill(避難訓練)です!この航海最後の訓練です。毎週のお馴染みとなって、ようやく慣れてきた救命胴衣ですが。本日が最後です。今日も真剣にキャプテンの注意事項を聞きます。今回のアイテムも、救援信号を送るための道具のようです。面白い形をしています。
避難訓練

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10月29日(木) その9
研究自体の作業は終わり、皆さんまとめの作業をしているようです。顕微鏡観察の場所には只今どなたもいらっしゃいませんね。
顕微鏡観測場所

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10月29日(木) その8
石川さんも来ました。私もこの付近に研究のために来たことがありますよ、と石川さん。現在も研究対象がソロモン諸島の岩石だそうです。地球科学、しかも野外調査に関わる研究をしていると、地質調査や試料採取で海外の様々な場所に行くことがあります。研究だけではなく、現地の方とのコミュニケーションをとることもあるようです。
石川さんと清水さんとモニター

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10月29日(木) その7
清水さんがモニターを眺めています。そうそう、学生の頃、近くの島に、研究の地質調査で来たことがあるんだよ、、大変な調査だったな、、とおっしゃっています。ソロモン諸島付近に、調査の船で再び来ることになるのも奇遇ですね。
清水さんとモニター

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10月29日(木) その6
空のブルーと夕焼けのピンクがグラデーションとなってきれいです!
夕焼け

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10月29日(木) その5
本日も夕焼けがきれいです。Sanzhongさんと大賀さんが、夕陽を眺めています。こんな光景が見られるのも、もう少しです。
夕焼け

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10月29日(木) その4
本日は、赤道祭の2日目、本番の日でした。私を含め、初めて船で赤道をまたいだ方々は、無事、Shellbackになれました!キャプテンや既にShellbackだった方々も一緒に、ピザやケーキを食べて、リラックス中です。
赤道祭

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10月29日(木) その3
上陸の準備が進められています。航海の終わり・・というのがよく分かります。まずはコアのアーカイブ(保存用)が棚から移動され、アメリカのテキサスに贈られる準備をされているようです。今回掘られたコアは、テキサスのM&A大学に保管されます。IODPの試料保存センターの一つです。インド洋の領域で掘削された場合だと、日本の高知にある高知コアセンターに保存されます。大西洋だと、ブレーメンに保存されます。掘削の場所によって、保存される研究センターが決まっているのです。
コアのアーカイブ(保存用)棚の移動

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10月29日(木) その2
船の上に出てみました。確かに島が見えます!2つあります!でも、モニターの地図で見えた大きな島ではなく、手前に存在するより小さな島々のようです。
ニューアイルランド島とブーゲンビル島

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10月29日(木) その1
南緯3度です。島々の近くにやってまいりました!ニューアイルランド島とブーゲンビル島の間を通っていきます。
モニター

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10月28日(水) その12
モニターの数値を見ると確かに赤道を越えています。南緯1度になっています!!
モニター

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10月28日(水) その11
モニターを見ると船は島に近づいています!久しぶりの陸地です!
モニター

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10月28日(水) その10
さすがにこの美しい景色を見ない理由がありません。コチーフのWillさん、佐野先生、スタッフサイエンティストのJörgさんもデッキで眺めています。
デッキから景色を眺める三人

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10月28日(水) その9
赤道越えました!赤道祭を終え、外を見ると素晴らしい景色です。私たちの赤道越えを歓迎してくれているのでしょうか。夕焼け空が、見たことないぐらいの鮮やかな桃色です。雲と海の表情もとても美しいです!
夕焼け空

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10月28日(水) その8
大賀さんが手をつないでいる、壁に貼ってある紙の男の子知っていますか?この男の子は、Flat Stanleyと言います。世界中を旅して、様々な経験を積んで故郷に帰って、その話を小学生のクラスで伝えるのだそうです。小学生向けの教育プログラムとしても行われているようです。StellaさんとKenさんがこのFlat Stanleyの活動にかかわっています。ここのJR号でもFlat Stanleyが乗ってオーストラリアまで旅します。研究活動の様々な部分を見学することが出来たのではないでしょうか。
Flat Stanley

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10月28日(水) その7
本当にあとわすかで赤道越えです!!緯度の度、分のくらいまで0となりました!!
モニター

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10月28日(水) その6
赤道付近の海です!今日は天気も良いので海の色が澄んでいます。空も美しいブルーです。
赤道付近の海

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10月28日(水) その5
モニターを見るとなんと船の位置が、北緯0度台になっています!赤道を越えるまであとほんと少しになりました!ちなみに赤道は赤い線があるわけではありません・・・。地図に引かれている赤いラインを見て、赤い線があると思っている小学生の話を聞いたことがあります・・・。
モニター

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10月28日(水) その4
それにしても、シールがたくさん貼られています。希望が重なるところも多いのではないでしょうか。その場合は、研究の目的を考慮して、調整が行われます。
コアのシール

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10月28日(水) その3
たくさんのシールが貼られていますね。HERRと書かれているのがSandraさんのシール。白いウーズという堆積物を連続的に集中して希望しています。ナンノ化石の研究を行う目的です。ANDOと書かれているシールが、安渡さん、有孔虫の研究を行います。年代が細かく決められるように考えて試料を選びます。WOODと書かれているのがStellaさん、LITTと書かれているのが、Kateさんのシールです。お二人は堆積岩の研究が目的です。堆積環境について、興味深いデータが出るのが楽しみです。
コアのシール

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10月28日(水) その2
本日もサンプルパーティーが行われています。有孔虫専門の安渡さんと、堆積岩専門のKateさん、stellaさんも、真剣に堆積物の多かったコアのサンプリングを検討しています。この部分のコアは、あのピスタチオグリーン(抹茶色?)の堆積物の多かった試料です!
サンプルパーティー

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10月28日(水) その1
北緯1度!!赤道を越えるまであともう少しとなりました。
モニター

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10月27日(火) その18
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #9 Akira
火成岩化学が専門の石川さんをご紹介します。
石川 晃 火成岩化学 (海洋研究開発機構)
Akira Ishikawa Inorganic Geochemist (JAMSTEC)

1)今回が初めてです。 This is the first time.
2)喫煙所となっている場所 Smoking area
  海面から近く、魚がよく見えるから。    
The place is nearest to the sea surface, and we can often see fishes there.
3)友人に誘われて  My friend invited me to go this cruise.
4)結構ハードでしたが、良い経験になりました。
It was tough days, but good experience for me.
火成岩化学専門の石川さん

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10月27日(火) その17
Chiehさんの紹介の続きです。

3)I have a science degree in Oceanography. I love the ocean and I love science.
 私は海洋学を学び、科学の学位を取得しました。私は海が好きで、そして、科学が好きだからです。
4)Getting to know many scientists on my shift and becoming good friends.
 自分のシフトの時間の多くの研究者と知り合ったこと、そして良い友達になったことです。
コアカット作業中

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10月27日(火) その16
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #8 Chieh
続いて、テキパキとコアをカットする作業などこなされているChiehさんを紹介したいと思います。

Chieh Peng Assistant Lab Officer (IODP−USIO)
チェ・ペン アシスタント ラボオフィサー (統合国際深海掘削計画アメリカ実施機関)

1)49   49回です。(←49回ってすごいです!)
2)My room  自分の部屋
  This is where I relax and be by myself. リラックスできて、独りになれる場所だから。
Chiehさん

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10月27日(火) その15
Davidさんの紹介の続きです。

3)I always liked trying to figure how things worked and figuring out now the Earth worked seamed like an awesome idea.
 いつも物事がどのように作用したかを吟味することや、すごいアイディアをつなぎ合わせて、地球がどのように活動しているかを計算してみることが好きでした。
4)During the re-entry into hole u1347 seeing the fish that lived at such a great depth.
 U1347掘削の穴(掘削2つ目の場所の穴)へのリエントリー(再度掘削機械を入れる作業)の間に、(モニターを通じて)、そのようなすごく深い場所に生息している魚を見たこと
モニター

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10月27日(火) その14
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #7 David
続いて、この船が到着するオーストラリアで研究をされているDavidさんを紹介したいと思います。

David Murphy Igneous Petrologist (alteration)
(Queensland University of Technology Brisbane Australia)
デビッド・マーフィー 火成岩岩石学研究者(変質した岩石担当)
(クイーンズランド大学 ブリスベン オーストラリア)

1) This is my first time.
これが初めてです。
2)The moon pool area where I can sit and watch the waves
ムーンプール付近です。座って波を眺めることができるので。
Davidさん

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10月27日(火) その13
[continuation from 4)]I have also loved learning so many new things. I like talking to the other scientists about their specialties and trying to pick up new pieces to our scientific puzzles from the different ways of studying the rocks. I have also really enjoyed trying to learn my Japanese alphabet. So far I know some animals whose name starts with the first part's letters (like: あ for あひる and い for いぬ). Next I need to practice writing the shapes of the letters. Maybe after a few more cruises I will be able to read a book.
 私は、多くの新しいことを学ぶのも好きです。ほかの研究者たちとそれぞれの専門の話をして、岩石について研究する違う方法から科学的に解かれていない問題点に対して、新しいことを見つけ出そうとするのも好きです。私はまた、ひらがなを楽しみながら習おうとしています。これまでのところ、名前の始めの文字が、(ひらがなの)初めの行の文字で始まるいくつかの動物の名前を知っています(あひるの「あ」、いぬの「い」のように)。次は、文字を書く練習が必要です。たぶんあと何回かの航海の後には、本が読めるようになると思います。
船内

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10月27日(火) その12
Amberさんの紹介の続きです。

4) I have really enjoyed helping with the educational broadcasts (I still get to be a teacher, too! - just like my ideas for other careers). Oh! My other favorite thing was when we sent Styrofoam cups down to the bottom of the ocean & brought them back up at less than half their size! I have many friends do research at sea and many of them have these little miniature cups on their desk... and now I have one, too! It helps us imagine what extreme pressure must be down there... and then to imagine how much higher that pressure would be in the middle of the Earth... it's amazing!
 私は、教育目的で行った(JR号からの)中継を手伝ったのは本当に楽しかったです。(私は他の職業として、まだ教師にもなろうとも考えているので。)そう!私のお気に入りの出来事は、発砲ポリスチロールカップを海底に沈めて、引き上げられてきたときには、サイズが半分以下になっていたことです。私は海洋について研究をしている友達がたくさんいますが、多くの友達は、この小さなミニチュアカップを机に置いています・・・そして、今私も1つ手に入れました。このカップは、海底が極度の圧力下であるかをイメージさせます・・・そして、地球の中心は、さらにどんなにか高い圧力だろうかと想像します・・・驚くべき(圧力)です!
小さなミニチュアカップ

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10月27日(火) その11
[continuation from 3)] I went to college and got a degree in Applied Geophysics. After talking to my professors, I decided to go to graduate school to get my PhD in Oceanography (with a focus in Marine Geology and Geophysics). It turned out that to have this career there is a lot of work and sometimes it can be a chore, but, because I love to explore and discover new things that no one has ever thought of or seen before, all the hard work is worth the effort. I also get to travel all over the world and meet people from many different countries. I have friends on every continent except Antarctica -- maybe I will have to explore there next!
 [3)の続きです] 私は大学へ進み、応用地球物理学科を卒業しました。指導教官の教授と話した後、私は海洋学(海洋地質と地球物理学を中心として)の博士号を取得するために大学院へ進むことを決めました。学位を取得するために、たくさんの研究作業があり、時々いやになることもあります。しかし、私は、これまで誰も考えたことがない、あるいは、見たことがないような新しいことを、探求したり、発見したりすることが大好きなので、すべての大変な研究作業は、努力する価値があります。私は、世界中へ旅して、たくさんの違う国の人と会うことがあります。私は、すべての大陸に友達がいます。-たぶん次に調査に行かなければならない南極大陸を除いて。
中継イベント

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10月27日(火) その10
Amberさんの紹介の続きです。

3) When I was in Junior High School (7th grade, ~12 years old), my science book had some pages which described different science careers. One of the pages was a woman who talked about her work as a "Marine Geologist". The description talked about going to sea and exploring the bottom of the ocean. I thought, "That doesn't sound like work, that sounds like fun!". I really wanted my career to be something that I would love to do and not something that was a chore. Some years passed and I thought of many other possible careers (like teaching or working in the government), but the idea to become a marine geologist stayed with me.
 私が中学生だった時(第7学年で12才でした。)、私の科学の本に、科学に関する様々な職業について何ページかにわたって書かれていました。そのページの一つは、“海洋地質学者”としての仕事について一人の女性が語っていました。その内容は、海に出かけて行き、海洋の底を探査することについてでした。これは、仕事とは思えず、楽しみでやっていることに思えました。私は、本当に自分の仕事を、自分が好きだと思ってやることを仕事にしたくて、(自分にとって)退屈なことを仕事にしたくないと強く思いました。何年か経ってから、私は、教職や公務員など、多くの他の仕事も考えましたが、気づけば、海洋地質学者になろうと思っていました。
ミーティング

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10月27日(火) その9
[continuation from 2)]  Finally, I like the table outside of the co-chiefs' office because it is a little quieter there, I can often find my best friend, Masako, working on her computer there, and because sometimes I get to try some Japanese snacks there - like delicious red bean paste and some Miso soup.
 [2)の続きです]最後に、私は、コチーフオフィスの外のテーブルが好きです。なぜなら、若干静かで、よくそこで親友のMasakoがパソコンで仕事をしているからです。そして、時々そこで美味しい餡子やお味噌汁のような、日本のお菓子などを食べることができるからです。
Amberさんとその親友のMasakoさん

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10月27日(火) その8
Amberさんの紹介の続きです。

2) I have many favorite places on the ship. I like my bed because the curtains around it (which block out the light/sound when we are sleeping) remind me of building pretend forts with our kitchen chairs and some blankets when I was a kid. I also like going to see the view of the ocean and the sunrise from the top of the science labs or the helideck. The sunrises are very beautiful.
 船の上には、たくさんお気に入りの場所があります。私は自分の使っているベッドが好きです。なぜなら、周りを囲んでいるカーテン(寝ているときに、光や音を遮断してくれます)が、子供のとき、遊びで台所の椅子と毛布で砦を作ったことを思い出すからです。私はまた、海を見に行くことと、ラボまたは、ヘリデッキの先端から日の出を見に行くことです。日の出はとても美しいです。
日の出

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10月27日(火) その7
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #6 Amber
本日は、Amberさんを紹介したいと思います!(質問テーマは、10月26日その8参照)

Amber Christine Harris   Physical Properties Specialist
(University of Rhode Island, Graduate School of Oceanography)
アンバー・クリスティーナ・ハリス   物理性質測定専門研究者
(ロードアイランド大学 海洋学研究科)

1) This is the second time for me to sail on the JOIDES Resolution. The last time was in 2005. I was very happy to return to the newly renovated ship.
 今回がジョイデス・レゾリューション号での2回目の航海になります。前回は、2005年でした。新しくなったこの船に再び乗ることが出来てとてもうれしいです。
Amberさん

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10月27日(火) その6
一番右のロゴが、先日の投票で決まった今回の航海のTシャツデザインです!歴代のデザインとともに、階段の横の壁に並べて掲示されています。Tシャツを用意すると、今回のデザインをプリントしてもらえるようです。何色のTシャツにお願いしましょうか。
Tシャツデザイン

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10月27日(火) その5
波をかき分けて進みます。バシャーッ、バシャーッ。リズムよく響く音がとてもここち良いです。Amberさんも、この音好きなのよね、と言っていました。
波

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10月27日(火) その4
オフィス近くのモニターで確認すると、船の位置は、北緯3度、東経154度あたりです。赤道までもう少しです。あれ、モニターにもPolliwogって書いてあります。ちなみにPolliwogとは、オタマジャクシという意味のようです。船に乗っていて赤道もわたってない!ということで、ひよっこだということでしょうか・・・
モニター

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10月27日(火) その3
船は南に向かって順調に進んでいます。今日は少し曇りです。
曇り空

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10月27日(火) その2
このパンがすごくおいしいのです!パン職人のAbrahamさんが焼いているパンです。たくさんあるほかのパンもおいしいのですが(10月24日その1参照)、このパンは、しっとりした生地で程よい甘さのクリームが練りこんであります。ひとつひとつ、手造りをしているようで、私が朝ごはんとしてパンを食べようかな、とパンのケースに近づいて行くと、厨房の奥のAbrahamさんと目が合って、挨拶してくれます。海の朝の清々しさとパンの美味しさと、ちょっとしたコミュニケーションで良い一日の始まりです。
パン

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10月27日(火) その1
ドアのところに何か張り出されています。Neptunus Rex(海の神ネプチューン)から、既に船で赤道を越え、赤道祭の経験のあるShellback(シェルバック)に対して、今から船で初めて赤道を越え、赤道祭を体験する人はPolliwog(ポリウォッグ)と呼ばれます。私もそうです!Polliwogの名前リストも張られています。着々と準備が進められているようです。
Polliwogの名前リスト

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10月26日(月) その18
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #5 Chad
コアの扱いについて、優しくいろいろと教えてくださったスタッフのChadさんを紹介します!

Chad Broyles Curator (IODP-USIO)
チャド・ブロイレス キュレーター (統合国際深海掘削計画アメリカ実施機関)

1)Three   3回目です。
2)Outside on the core deck コアデッキの外側です。
Nice place to view the ocean, especially during transit
 海を眺めるのにとても良い場所です。特に船の移動中が良いです。
3)I have been interested in science. My dream is in geophysics since I was young.
 ずっと科学に興味を持っているからです。幼いころからずっと、私の夢は地球物理学に関わっていることです。
4)Meeting interesting scientists, and learning more about large igneous provinces.
 興味深い、科学研究者の方々とのミーティングです。それから、巨大火成岩岩区について学んだことです。
スタッフのChadさん

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10月26日(月) その17
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #4 Renat
次は、いつも穏やかにお微笑みかけてくださる火成岩専門の研究者、Renatさんにインタビューしました!

Renat Almeev Igneous Petrologist (Institute of Mineralogy, Hannover University, GERMANY)
レナット・アルメーフ 火成岩岩石学研究者  (ドイツ・ハノーバー大学 鉱物研究所)

1)first time   はじめてです。
2)My room  自分の部屋です。
3) I can sleep there... そこで、ゆったり眠ることができるからです。
4) I started to study mineralogy and geology when I was 12 years old boy. Still
have open questions...
 私が12歳の少年だった時、鉱物学と地質学の勉強を始めました。まだまだ探求していきたいことが広がっているので・・・
5) probably forthcoming King Neptune celebration
 おそらく、これからある海の神ネプチューンの儀式(赤道を船によって越えるときの祭)です。
火成岩専門の研究者のRenatさん

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10月26日(月) その16
松原さんの続きです。

4)各分野の第一線で活躍されている研究者と乗船でき、様々な方から多くの事を学ばせて頂きました。水中火山砕屑岩類の堆積学の面白さを再確認できました。
I am happy to work with senior scientists coming from all over the world. I have learned a lot of things from many people on the ship. The most important experience is to learn the interest of sedimentology of submarine volcaniclastics materials.
コアの前の松原さん

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10月26日(月) その15
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #3 Noritaka
次は、中継でも食べ物トークで人気者でした、堆積岩専門の研究者の松原さんにインタビューしました!

松原典孝 堆積岩/火山学 研究者 (茨城大学 理工学研究科) 
Noritaka Matsubara Sedimentologist/Volcanologist
(Graduate School of Science and Engineering, Ibaraki University)

1)初めて At the first time
2)食堂 Mess hall
 おいしい食事をすると疲れが吹っ飛びます。 I have meals and then I suddenly recover from my fatigue.
3)地球(フィールド)が好きだから? I love the Earth (field)?
 地質屋を目指した理由:中学3年生の時、阪神大震災があり、元々地学が好き(化石集めなど)だったので、地学を学んで、社会の役に立ちたいと思った。現在は楽しいので研究していますが。
The reason why I choose to be a geologist; when I was a junior high school student, I already liked geology including sampling fossils. Thus, when the big earthquake occurred in the Hanshin-Awaji area in western part of Japan, I thought that I would like to be of some help to society by learning and using the knowledge of geology. Now, I am studying geology just because I like geology.
堆積岩専門の研究者の松原さん

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10月26日(月) その14
佐野先生取材の続きです。

3)When I was a boy, my dream was to visit a lot of places of the world. I thought the dream would come true when I would become geologist. Thus, I have selected geologist for my job.
 私が少年だった頃、私の夢は、世界中の様々な場所を訪れることでした。私は、地質学者になれば、その夢がかなえられると思いました。それで、私は、自分の仕事に地質学者を選びました。

4)First experiences as a co-chief scientist. The co-chief scientist’s Job is very difficult from general scientist’s one.
 コチーフサイエンティスト(共同主席研究者)としての初めての経験です。コチーフサイエンティストの仕事は、一般の科学研究者の仕事とはとても異なります。
コアの前でミーティング

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10月26日(月) その13
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #2 Takashi
続きまして、もう一人のコチーフ佐野先生にインタビューしました!

佐野貴司  共同主席研究者 (国立科学博物館 地学研究部)
Takashi Sano  Co-Chief Scientist (National Museum of Nature and Science)

1)This is the 3rd cruise.
 これが3回目の調査航海です。  
2)Co-chief office
 コチーフのオフィスです。   
 Conversation between Will and Jörg is very funny.
 WillさんとJörgさんとの会話が、とても愉快だからです。
コチーフ佐野先生

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10月26日(月) その12
Willさんへの取材の続きです!

4 )There are many. Leaving Yokohama was a thrill knowing that we were finally going to go drill Shatsky Rise after so many years of planning. Getting the first and last cores were also memorable; one because it was the first and the other because it signified the job was done. Memorable nature things: watching a booby bird use the ship to help him catch fish (I had never seen a bird do that before) and several awesome sunsets. My next most memorable experience will be stepping off the ship onto the dock – all finished.
 とてもたくさんあります。掘削計画を何年も練り直した後、ついにシャツキー海膨を掘削することになったので、横浜を出港するときには、非常にわくわくしました。最初のコアと、最後のコアが上がってきたときのことも、また、忘れられません。最初のコアは、作業の始まりを、そして、最後のコアは、作業が終わったことを意味するからです。そして研究以外のことに関して忘れられないことは、船を利用して魚を捕まえるカツオドリを見たことです。(私は今まで鳥がそんなことをするのを見たことがありませんでした。)それと、何度か見たすばらしい夕焼けです。これから体験するもっとも印象的な事は、船を離れ桟橋に降り立つことであると思います―それは全部が終ったことを意味するからです。
船のデッキ

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10月26日(月) その11
Willさんへの取材の続きです!

3)When I was a boy, I always like to learn things and I liked science. That was back when the Apollo program was going to the moon. So I wanted to be an explorer too, but being an astronaut wasn’t very likely. So I went into marine geology, a field where you get to explore the hidden parts of our planet.
 私が少年だった頃、いつも習い事が好きで、科学が好きでした。それは、アポロ計画が月へ向かっている時のことです。だから、私も探検家になりたかった。だけれども、宇宙飛行士になることはとても見込みがなかった。それで、私は、われわれの星の隠れた部分を探査する学問分野の、海洋地質学の道を選びました。
ミーティング風景

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10月26日(月) その10 
Willさんへの取材の続きです!

2)The sundeck at sunset. Why? The sunset is usually pretty, it is nice to get outside and feel the wind and waves, and it’s a nice break from work.
 日没のサンデッキです。なぜかって?それは、夕焼けがいつも美しくて、外に出て風と波を感じるのには、とても良いからです。仕事の休憩にもなります。
日没のサンデッキ

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10月26日(月) その9
インタビューしました!「みなさんのこと教えてください!」 #1 Will

1人目は何と言っても今回のリーダー、研究取りまとめをされるコチーフWillさんです。

Will Sager  Co-Chief Scientist  (Texas A&M University)
ウィル・セイガー  共同主席研究者  (テキサスA&M 大学)

1) This is my 8th cruise on the JR and my third as co-chief scientist. My previous cruises were ODP Leg 101 (Bahamas Islands – 1985), Leg 116 (Bengal Fan, Indian Ocean, 1987), Leg 135 (Lau Basin, 1991); Leg 143 (Western Pacific, 1992); Leg 191 (near Shatsky Rise, 2000); Leg 198 (Shatsky Rise, 2001); and IODP Expedition 301 (Juan de Fuca Ridge, 2004).
 この航海は私の8回目の航海で、3回目の共同主席研究者としての乗船です。私のこれまでの航海は、ODP時代の第101次航海(バハマ諸島、1985年)、第116次航海(ベンガル三角州・インド洋、1987年)、第135次航海(ラウ海盆、1991年)、第143次航海(西太平洋、1992年)、第191次航海(シャツキー海台付近、2000年)、第198次(シャツキー海台、2001年)、そして、IODP第301次調査航海(ファン・デ・フッカ海嶺、2004年)です。
コチーフWillさん

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10月26日(月) その8
さて、航海の日も少なくなってきましたので、乗船の研究者やラボスタッフの方、ひとりひとりに注目して見たいと思います。このような船での研究にかかわっている方に、インタビューしました。以下の4つの質問にお答えいただいています。紹介いたしまーす!

お名前) 船上での役割) 現在の所属)
Name) Role on the JR) Institution)

1)今までJR号に何回乗船していますか?  
How many times have you been on the JR?
2)船の中で、好きな場所は? ・ 場所の名前 ・ 理由 
Where is your favorite place on the JR? ・ Place ・ reason
3)研究者(ラボスタッフ)になったきっかけは何ですか?
To researchers, What made you decide to become a scientist?
To staff, What made you decide to work in science?
4)今回のクルーズに参加して、印象的なことはなんですか?
What is your most memorable experience on EXP.324?
インタビューアー(内尾)

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10月26日(月) その7
まだまだサンプリング作業が進んでいきます。松原さん、大賀さん、三好さんも真剣に作業しています。
サンプリング作業

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10月26日(月) その6
こちらも沢山シールが貼ってありますネ。まずはシールを張って、希望の場所を主張します。ほしい部分がかぶっている方との話の調整がついたところから、切り取り線の赤いラインがひかれていきます。
コア上のシール

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10月26日(月) その5
こちらのテーブルでも、相談しながら、サンプリングが進められていっています。こちらのテーブルは、24R-1から24R−8までのコアが載せてあります。この掘削孔において24番目に掘られたコアで、そのうちの1番目のセクションから8番目のセクションまでです。
サンプリング・パーティー

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10月26日(月) その4
本日もサンプリング・パーティーです。2か所目の掘削場所のサンプルについてです。皆さんメモを片手に自分のシールを張っていきます。平野さん、Kenさん、Mikeさんも真剣に吟味中です。
サンプリング・パーティー

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10月26日(月) その3
只今帰途についております。オーストラリアに向かっています。あと一週間ほど。荷物の準備も始まります。それぞれの方のサンプルを入れて送る箱も用意されています。
サンプルを入れて送る箱

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10月26日(月) その2
船の位置を示すモニターを見ると北緯9度です。赤道までもう少し!
モニター

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10月26日(月) その1
今日から活動シフトを朝6時から夕方6時(18時)に調整です。これまで、昼の12時から夜の12時(0時)までのシフトで働いていましたので、差ボケのような感じで、眠いようなだるいような・・・。朝ごはんをしっかり食べて、今日も頑張ります。今日の朝ごはんは、蒸しパンと、ソーセージとベーコン、カットフルーツです。
朝ごはん

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10月25日(日) その10
アンモナイトはどれですか?と、堆積岩のコアを取り出してみると、ありました!アンモナイトの一部ですね。このコアはアーカイブで保存用ですが、ひょっとして作業用のコアのほうにもアンモナイトの断片があるのではないでしょうか??詳しい解析が楽しみです。撮影します!スケールは重要です。
アンモナイト

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10月25日(日) その9
安渡さんがお願いがある!とのことだったので、コアラボに行きました。すると、コアを片付ける前に、新たなにアンモナイトが発見されたようで、写真を撮りたいとのことでした。私のカメラは接写が得意なので、撮影します!でも、船の揺れの中で、ぶれないようにして撮影するためにはコツが必要です。
アンモナイト

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10月25日(日) その8
募集中だったT-シャツデザインのコンテストの結果発表です!結果はこのデザインJURASSIC PLATEAU(ジュラ紀の海台)となりました!なんとコチーフWillさんのデザインだったようです!希望者はT-シャツにプリントしてもらえます!
T-シャツデザインのコンテストの結果発表

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10月25日(日) その7
持ち帰って今後研究されるために、カットされた岩石サンプルです。きちんと袋に入れられ、ラベルにはどこの場所のどの位置のサンプルかを記されています。今後の詳しい研究には、とても重要です。
カットされた岩石サンプル

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10月25日(日) その6
Chiehさんが、テーブルを丁寧に掃除しています。この航海でたっぷり使ったこのテーブルです。明日、ここでまたサンプル・パーティーがあります!2か所目の掘削場所のコアについてです!
サンプル・パーティーのテーブル

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10月25日(日) その5
大賀さんが発表します!古地磁気のデータについてです。火成岩の5つのユニット(分けられた岩石の種類の層)について、それぞれ測定したようです。それを図にまとめています。以前よりリラックスして発表しているように見えます。
ミーティング

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10月25日(日) その4
Moo-Heeさんの発表です。カリウムの定量分析(岩石中にどのぐらいの量が入っているか分析する)の説明がされています。詳しい解析には実際には、難しい式が必要のようです・・。ところで、食品などでもカリウムという言葉を聞くことがあると思いますが、英語ではpotassium(ポタシウム)と言います。
ミーティング

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10月25日(日) その3
Amberさんの発表です。岩石の物理的性質のデータを、古地磁気のデータとも照らし合わせています。岩石の部分によって、磁気を帯びているレベルがことなっています。ただ、密度は、深さ方向に沿って、そんなに変化がないようです。
ミーティング

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10月25日(日) その2
次はSandraさんの発表です。それぞれの掘削の場所の層序(地層の積み重なり)の図が示されています。それぞれから発見された、微化石から判明した年代と、シャツキー海台自体の基盤の年代についてまとめています。
ミーティング

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10月25日(日) その1
本日も12時30分から、ミーティングです。最後の掘削場所のコアデータの報告です。まずは、岩相層序、岩石の種類の積み重なりについて、報告です。岩石の積み重なりの様子が図として表わされた、柱状図と、特徴的な岩石の写真を紹介しています。発表者は、Stellaさんです。岩石に薄片の写真を見ると、複雑な形をした欠片がたくさん入っているようです。小さな生き物の殻など、微化石のようですね。
ミーティング

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10月24日(土) その21
サンプル・パーティーでは、希望が重なって調整が大変!ということあったと思います。サンプルの使用が決まったところから、袋に入れられていきます。研究サンプルを持ち帰る準備が着々と進んでいます。
サンプル・パーティー

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10月24日(土) その20
本日もお疲れ様でございます。すでに日が落ち、月がくっきりと見えています。ロイヤルブルー色の空です。
月

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10月24日(土) その19
それではみなさん、名残惜しいですが、終了の時間となりました!今回で最後の中継です!これまで参加していただいた方!ありがとうございました!全8回すべてつながって本当に良かったです!みんなで手を振って華やかなグランド・フィナーレです!
中継イベント(グランド・フィナーレ)

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10月24日(土) その18
一方、そのころ日本の国立科学博物館では、地学研究部の横山先生が中継イベントの司会をしてくださっています。今日は最終回からか、参加者の方が大変多いです。
中継イベント(国立科学博物館)

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10月24日(土) その17
そして、最後のコーナーでは、最年少の日本人乗船研究者の大賀さんに一言いただきました。是非みなさんもこの船に乗ってください!このJR号のオリジナルのフリースを着て、しっかりメッセージをくださいました!清水さんが横で見守っています。確かに、これからもっと若い方に海洋地質分野に興味を持ってもらって、ぜひIODPのJR号や科学掘削船「ちきゅう」に乗船して、研究にかかわってもらえればと思います!
中継イベント(日本人乗船研究者)

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10月24日(土) その16
ちょうど本日から始まったサンプリング・パーティー後のコアの様子を紹介します。どうですか?シールがいっぱいでしょう!ちょうど通りかかったClaireさんが、注目しています。
中継イベント(サンプリング・パーティー)

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10月24日(土) その15
ラボスタッフのChadさんにも、少し出演していただきました!船の中で、たくさんの方と一緒に楽しく作業できていることが伝わると思います!
中継イベント(ラボスタッフ)

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10月24日(土) その14
ラボスタッフのChiehさんにも、一言お願いします!作業中にありがとうございます!
中継イベント(ラボスタッフ)

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10月24日(土) その13
今回の中継は欲張りです!出会う方すべてに、声をかけていきます。丁度作業中であった、コチーフのWillさんにも一言お願いします!こんにちは!自己紹介してくださいました!
中継イベント(コチーフ)

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10月24日(土) その12
既に掘削の作業自体は終わっているのですが、船の最大の特徴である、掘削現場のドリルフロアを紹介します。カメラを通じて、少しでもリアルに理解してもらえるでしょうか。佐野先生が、パソコンのカメラを掘削タワーのほうにうまく傾けてくださっています。
中継イベント(ドリルフロア)

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10月24日(土) その11
Mikeさんも中継に参加してくださいました。笑顔でコメントしてくださっています。佐野先生と私は、今からパソコンを持って、外のコアデッキに出るのでヘルメットをかぶっています。部屋の中では不要ですが・・。マットさんが横で通信状況を見てくださっています。
中継イベント

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10月24日(土) その10
今日のゲストはKateさんです。ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジに所属されています。堆積岩の研究が専門です。
中継イベント

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10月24日(土) その9
なんと、今日は最後の中継イベントです!とうとう最後の8回目を迎えました!今日が最後なので、いつもよりももっと緊張です!
最後の中継イベント

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10月24日(土) その8
こちら、大人気の部分です。私はここもらいますね。では、私はここです。僕はこちらをもらいます。といった感じが見てとれます。コアのここの部分は、ごっそり研究されるのですね。
コアの大人気の部分

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10月24日(土) その7
このように、シールが貼られています。ほしい部分には、赤い色鉛筆でしっかりマークされています。一番向こう側のコア、大人気です。
コアのシール

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10月24日(土) その6
こちらのテーブルでも作業が進められています。みなさん、真剣です。ここが今後の研究にかかわる重要なときですから!
別テーブル

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10月24日(土) その5
こちらの台にも、コアが置かれて、たくさんのシールが既に貼られています。シールが集まっている場所がありますね。やはり、特に大事な部分は、どの研究者にとっても興味深い部分なのです!
コア

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10月24日(土) その4
今日はサンプリング・パーティーです!といっても、ワイワイ楽しむパーティーではありません。研究者各個人が、研究に必要な岩石試料を吟味して、欲しい部分に、ここが必要です!とシールを張って主張します。皆さん作業を開始しています。
サンプリング・パーティー

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10月24日(土) その3
マップの下の船のデータを見てみると、北緯17度東経156度あたりにいることが分かります。だんだん赤道に近付いています。だんだん暖かくなってきている気がします。赤道なんて地図上でしか、出てくることがなかったのですが・・。
マップの下の船のデータ

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10月24日(土) その2
船はどんどん南へ進みます。オフィスの近くのモニターには、船の位置が示されたマップが表示されています。
オフィスの近くのモニター

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10月24日(土) その1
パンがたくさんボックスに入っています!夜中の間にパンが焼きあがって補充されているようです。パン職人のAbrahamさんが焼いているパンです。(10月20日その19参照)休憩時間などいつでも食べられるので、作業の間の休息で、特におなかが減っている時には助かります。
パンのボックス

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10月23日(金) その7
船の中での私のオフィスです。こんな感じで、ブログを書いております。今日もまだまだ作業します。掘削は終わっていますが、危険なエリアに行くときは、ヘルメットが必要なので、いつでも取材できるように、近くに置いています。
私のオフィス

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10月23日(金) その6
今日の夕御飯です。またまた、ボリュームたっぷりです。ご飯にローストビーフ、チリソース、ポテト、ライムビーン、ブロッコリーが載っています。料理担当の方に、少なめに盛ってください!というと悲しそうな顔をされ、しかも、この料理はぼくが作ったんだよ!おいしいよ!といわれるので、ついつい多めになります・・。
夕御飯

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10月23日(金) その5
このかわいらしく、カラフルなシールはなんでしょう?実はこれ、明日から行われるサンプリング・パーティーで使います。サンプリング・パーティーとは、コアの岩石試料について、研究者個人が研究用にほしい部分はこの部分です!と主張して、コアに自分のシールを張る時間です!これらはそのためのシールで、一人一人違う色のシールです。ChiehさんやJulieさんが丁寧に作っていました。シールには、名前がプリントされます。
カラフルなシール

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10月23日(金) その4
ここは船の中の食堂の奥です。船ならではの、この窓から外を見るとなんとムーンプールなのです!今まであまり気に留めていませんでした・・。真ん中の筒はひとつ上の場所である、ドリルフロアにつながっています!掘削しているときは、パイプで深海とつながっているところです。開いて、深海へカメラを下ろす場所でもあります。
食堂の奥の窓

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10月23日(金) その3
次は、構造地質のグループの発表です。平野さんが担当です。ロギングの調査で得られた画像を示しながら、コアの深さ方向と、Vein(脈)やJoint(節理;割れ目)の種類とが、互いに関係した様子が見られるかどうかなどを調べた結果を報告しています。
ミーティング

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10月23日(金) その2
次に、変成岩の専門のDavidさんが発表します。変成をどのくらいしているかについて、コアの割れ目に入り込んだ鉱物のVein(脈)やVesicle(気孔)の顕微鏡下での様子を紹介しています。スライドには、大きくVesicleが示されています。内側に鉱物が成長しているような、面白い形をしています。
ミーティング

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10月23日(金) その1
今日もミーティングです。最後に掘った5か所目の場所のコアについてのデータをまとめた結果の発表です。まず、火成岩岩石グループから。Jimさんの発表の後、三好さんが発表しています。特徴的なコアの部分については、写真を大きく示しています。データをまとめた柱状図は、最も見てほしいところ以外を、薄いグレーで覆って、注目されるようにしています。とても分かりやすいです。
ミーティング

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10月22日(木) その13
こちらは、ミーティングの部屋のホワイトボードです。コアについてのデータについて、様々な議論の痕跡があります。柱状図にたくさんメモが書かれています。重要そうですので、消せませんね。
ホワイトボード

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10月22日(木) その12
こちらも、火成岩岩石学専門の三好さんと清水さん。楽しそうにデータの引き継ぎをしていらっしゃいます。データのまとめの時期ですので、話し合っていらっしゃる方が多い気がします。
データの引き継ぎ

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10月22日(木) その11
ミーティングルームでは、作業を進めていらっしゃいました。構造地質専門のSanzhongさんと平野さんです。とても仲が良いようです。楽しそうにデータの確認を話し合っていらっしゃいます。
ミーティングルーム

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10月22日(木) その10
日が落ちて、月がはっきり見えています。夕焼けのオレンジと夜空の紺色のグラデーションがとても素敵です。
夕焼け

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10月22日(木) その9
じっと見て写真を撮っていると、気づいたようで手をあげてくださいました。高いところでの作業です。怖そうですが、360度海に囲まれているので、素晴しい眺めのような気もします。
高いところでの作業

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10月22日(木) その8
夕方再び船の一番上のデッキに出てみました。夕方のタワーです。もう掘削はしていないので、大きく動いてはいません。あ!あそこに作業をしている方がいます!見えますか!
一番上のデッキ

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10月22日(木) その7
Kellyさんのところにレポートを提出するときに、レポートを入れる箱です。かなり入っていますね。ここに入れるまでには、ひとまず完成させる→研究を取りまとめるコチーフが内容をチェックする→その部分を修正する→コチーフに再度見せる→何か変更があれば修正する→Kellyさんのところに提出する、という過程があります。なかなか大変です。
レポートを入れる箱

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10月22日(木) その6
この表は何だと思いますか?実は、研究の各グループのまとめのレポートがどのくらい進んだかを示している表です。掘っている場所ごとのまとめのレポートについてです。事務取りまとめ担当のKellyさんがGood Job!などのほめ言葉のシールを、レポートが完成して提出されたところに張っています。古地磁気チームが少し進んでいるようです!
表

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10月22日(木) その5
船の進行方向の南側の海はこんな色です。雲が淡いピンク色で、海も淡い水色です。なんだか浅く見えて、飛び込んで泳げそうに思えてきます。でも、深海です。
南側の海

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10月22日(木) その4
夜シフトの皆さんも、この自然の素晴らしい光景を見ようと船の一番上のデッキに出ています。
船の一番上のデッキ

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10月22日(木) その3
完全に太陽が水平線から顔を出しました。輝いています。穏やかな、それでいてとても神秘的な光景です。周りの海も輝いています。夕日とはまた違って、やさしい光です。
朝やけ

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10月22日(木) その2
素晴らし光景です。太陽が輝きながら水平線から顔を出してくるのが見えます。付近の海は照らされて、淡いアクアマリンブルーです。空もパステルカラーの淡いオレンジ色です。
朝やけ

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10月22日(木) その1
なんと昨日よりずっと集中して作業をしていました。この船にいる間に、一度は朝やけを見たいと思っていたのもあり、夜中ずっと仕事をして、朝を待ちました。なんだか窓が明るくなってきました。船の一番上に上がって待っていると、太陽が見えてきました!
朝やけ

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10月21日(水) その13
松原さん、こんばんは。まとめのレポートの進み具合はいかがでしょうか?ミーティングルームで、集中して作業をされています。
ミーティングルーム

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10月21日(水) その12
こちらの化学分析のお部屋の横のコーナーでは、火成岩化学の専門のKenさんと石川さんの二人が、分析データのまとめと確認をしています。なんだか楽しく作業をしているようです。
化学分析部屋の横のコーナー

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10月21日(水) その11
ラボのこちらのコーナーでも作業が進められています。Sandraさんも、微化石についてのデータのまとめ中のようです。
データのまとめ中

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10月21日(水) その10
コアライナーが密閉されていきます。保存されるようです。ひとまずのデータを確認したコアサンプルを保管する作業も進められています。
コアライナーの密閉

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10月21日(水) その9
あ!面白そうです。Erickさんが、コアの入ったライナーをドライヤーで暖めています。フィルターをドライヤーの熱で暖めてパックしているようです。
ドライヤーの熱で暖めてパック

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10月21日(水) その8
構造地質が専門の平野さんも、コアについてのデータの確認作業を行っています。手元には、必需品の分度器があります。
データの確認作業

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10月21日(水) その7
ミーティングもひとまず終わり、皆さんデータのまとめの作業に取り掛かっています。ラボスタッフのZenonさんが火成岩研究者のJimさんと話しています。画像データについて相談しているようです。その奥で、清水さんが作業中です。真剣に資料を確認しています。
データのまとめの作業

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10月21日(水) その6
また、それぞれの研究分野での、コアの岩石試料を扱う時の、扱うことができる量が示されています。試料を分析すればよいというものではなく、限られた貴重なコアの岩石試料ですから、計画的に分析を行っていく必要があります。
研究全体に関わる会議

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10月21日(水) その5
それぞれの研究分野と、研究項目、そして、研究者の名前が記されています。研究項目ごとにきちんと研究者の分担を確認しながら、エクセルの表に埋めていきます。佐野先生が仕切っています。
研究全体に関わる会議

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10月21日(水) その4
具体的な研究の作業については、取りまとめのコチーフである佐野先生が説明します。火成岩、堆積岩、変成岩、構造地質、物理性質測定、古地磁気、ロギング、などそれぞれの専門研究者が、今後それぞれどのように研究を進めるのか、一つ一つ確認していきます。
研究全体に関わる会議

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10月21日(水) その3
本日は、研究全体に関わる会議です。とても重要です。どの研究に誰がかかわるのか、どの分析を誰がどこでやるのか、船を下りたあと、研究を進めるための、総合調整と確認を行います。まずは、概要をマネージャーのJörgさんが説明します。ミーティングルームの前方にあるホワイトボードにスケジュールを描きながら確認しています。
研究全体に関わる会議

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10月21日(水) その2
今日は、一週間に一度のお決まりの避難訓練です。1番ボートは、今日はキャプテンのPeteさんではなく、一等航海士のTerryさんが避難方法について解説しています。
避難訓練

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10月21日(水) その1
食堂のモニターを見ると、船の位置が表示されています。真南に向かっていることが分かります。
食堂のモニター

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10月20日(火) その20
料理担当のNestorさんです。作業中ですね。仕事中の写真を撮ってもいいですかと伺ったところ、ポーズを決めてくださいました!料理担当のみなさんの工夫で美味しいご飯が食べられ、船上での活動も頑張ることができます。
料理担当

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10月20日(火) その19
パン職人のAbrahamさんです。明日のパンの準備でしょうか。レーズンいりの渦巻きの形をしたパン、きな粉のかかったコッペパン、ベーグル、など、様々な種類のパンを作ってくださいます。
パン職人

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10月20日(火) その18
そのおいしいご飯を作っているのがArnoldさんです。料理担当のスタッフの夜の部のリーダーです。フルーツを大量にカット中です。
料理担当(夜の部)リーダー

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10月20日(火) その17
今日の夕御飯は・・ハンバーグと野菜とご飯です!ボリューム満点です。食べ過ぎでしょうか。明日も動き回って、たくさん取材します。
夕御飯

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10月20日(火) その16
オフィスの横のモニターが、船の針路を示しています。北緯35度、 東経158度あたりの海上です。スピードが9.8ノットほどです。ちなみに、1ノットは1.852km/hです。
モニター

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10月20日(火) その15
何度見ても、美しい夕焼けは飽きません。淡い色のグラデーションの空を見て、とても和みます。航海も長くなり疲れも出始めていますが、自然の素晴らしい風景に癒されます。
美しい夕焼け

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10月20日(火) その14
今日はきれいな夕焼けです。みなさんも一番上のデッキに出て、夕焼けを楽しみます。
デッキから夕焼け

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10月20日(火) その13
ザッパーン!ザッパーーーン!船が進んでいきます。やはり、掘削して止まっているときよりも、揺れています。
水しぶきがとてもきれいです。
水しぶき

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10月20日(火) その12
おやっ!貝?の化石です。先日見た化石です(10月19日その10参照)。今日は、Kenji’s eye(健二さんの目)というニックネームでみんなに呼ばれている清水さんのルーペを使っています。ルーペを通して撮影してみると、より細かく撮影できます。内側は、結晶で覆われています。キラキラです。カルサイトという鉱物でしょうか。
ルーペを通した化石

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10月20日(火) その11
ラボスタッフのChadさんと物理性質測定が専門の研究者のJulieさんが作業をしています。サンプリング中のようです。場所によっては、岩石カッターで切る必要があるようで、Julieさんは、岩石カッターを使うときに出る大きな音を防ぐヘッドホンを付けたままです。音楽を聴いているわけではありません。岩石を切る部屋とサンプルテーブルの前を行ったり来たりです。
サンプリング中

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10月20日(火) その10
今頃になって、目に着きました。同じく階段に目立つ、カラフルなステッカーです。作業用の水が通るパイプのようです。ドリル・ウォーターと書いてあるので、掘削に使う水も通っているのでしょう。船らしい部分です。
ステッカー

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10月20日(火) その9
素敵な絵が階段に壁に貼ってあります。これは、毎回調査航海のたびに、船内で募集されるT-シャツのデザインです。今回はどのようなデザインが提案されるのでしょうか。投票で決めるようです。楽しみです!!
T-シャツのデザイン

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10月20日(火) その8
船が動きだしました!実は今日から移動(トランジット)開始です!掘削が終わって、掘った穴自体を調査するロギング調査も終わり、移動の準備が進められていました。船の周りの波が立っています。ザッパーン。ザッパーン。
船の周りの波

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10月20日(火) その7
大賀さんの古地磁気データについての発表です。だんだん発表は慣れてきたようです。コアの深さごとに測定データをまとめた図を示しながら説明します。Clareさんから細かいデータについて、追加のコメントが入ります。みなさん説明を真剣に聞いています。みなさんも、ふむふむと聞いています。
ミーティング

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10月20日(火) その6
コアの物理的性質の発表はAmberさんが行います。振動の伝わり方や、密度などの特徴を測定したデータと古地磁気(岩石ができた時に記録している地球の磁石の向き)のデータについて、コアの様々な部分について照らしあわせて検討しています。
ミーティング

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10月20日(火) その5
本日の火成岩化学の発表は、石川さんが担当しています。前回の発表に引き続き、コアについて化学分析を行い、特徴を読み取るためにデータをプロットした図を示しています。色分けされているのは、別の場所のサンプルからのデータです。比較しやすく見分けられます。
ミーティング

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10月20日(火) その4
柱のように積み重なった図を示しています。柱状図に対応させて、観察して分かった変成度をまとめています。上部の層は、十分に酸素の影響を受けた状態である(酸化された)ことが分かったようです。さらに、温度の影響を受けている順に鉱物を示しながら説明しています。
ミーティング

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10月20日(火) その3
まずは、変成岩専門のDavidさんから発表です。Davidさんが示している写真は何でしょう?なんだか木のように見えますね!実は、これは顕微鏡で見たカルサイトという鉱物がたまたまこんな様子で見えたようです。面白い形なので話の始めの掴みに紹介しています。
ミーティング

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10月20日(火) その2
マネージャーのJörgさんが、次のミーティングのスケジュールや提出物の確認など、事務的な連絡事項を説明しています。本格的に航海の最後になった感じがします。まとめの時期です。
ミーティング

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10月20日(火) その1
今日も13時からミーティングです!まずは、研究取りまとめのコチーフWillから現状についてのコメントがあります!この船は南に向かっています!
ミーティング

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10月19日(月) その11
そうそう、特別企画!「ラボスタッフさんの作業を実際にやってみよう!」(10月15日参照)の時に運んだコア16R 2A、3Aです。すでに縦に半分にされ、基礎的なデータをとられたあと、このように特製ボックスに入れてしまわれていました。こちらはAなのでアーカイブ(保存用)ですね。
特製ボックス

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10月19日(月) その10
こちらにも化石が入っています。こちらは丸いやはり貝?でしょうか。見事に殻の断面が白くくっきり見えます。シールが付けられているので、細かく検討されるようです。
コアの化石

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10月19日(月) その9
あっ!こちらには化石が入っているのが見えます。長細い形をしています。貝?でしょうか。白っぽい堆積がんの中に入っています。
コアの化石

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10月19日(月) その8
すごい!きれいにカーブが見えています。急冷縁?にそって細かく模様のように見えます。マグマが冷えて固まる時に残した形でしょうか。含まれていた気泡もよく見えます。
コア

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10月19日(月) その7
雨が降り始めました。ドリルフロアを映しているカメラも濡れているようです。水滴がいっぱいです。
ドリルフロアを映しているテレビ画面

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10月19日(月) その6
ひとまず、データのまとめのミーティングは終わりました。実はその前に、研究計画のミーティングがありました。その打ち合わせの続きが始まりました。関係者だけ残って議論が始まります。Anthonyさんが説明しています。掘削場所それぞれについて、綿密に計画が立てられます。それぞれの岩石について、目標別に分析の計画も立てなくてはなりません。どのくらいのサンプルが必要なの?一カ所のサンプルに複数の方が希望のときは、要調整です。
研究計画のミーティング

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10月19日(月) その5
Sanzhongさんの発表です。カルサイトという鉱物が割れ目に入ってその隙間を埋めていて、白く見えていますが、その脈の形の特徴で種類に分けています。それによって、どのような力が加わってそういった構造ができたかを、考えることができます。それぞれ、違った状況で力が加わったのでしょうか。巨大火山ができる時のどういった時の力なのでしょうか。
まとめのミーティング

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10月19日(月) その4
次はJimさんの発表です。岩石の観察によって観察された、オリビンやスピネルといった鉱物によって、結晶した時の温度や圧力を知ることができます。岩石のカットされた表面と顕微鏡で観察される様子を示しています。
まとめのミーティング

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10月19日(月) その3
次はRenatさんの発表ですね。コアの岩石に見られた気泡から、火山の噴火の深さや、どのくらいの圧力がかかっているのかが分かります。ふむふむ。
まとめのミーティング

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10月19日(月) その2
次に、観察した情報から推測して、考えられるモデルを示しています。漫画のようなテイストの図でおもしろいです!溶岩がこのように流れてきて、その表面が固まって・・・Andrewさんが解説します。やはり、イメージしていることを相手に伝えるには、分かりやすい図が必要ですね。しかも、絵に描くということは、そのモデルの細かいところまで考えなくてはなりません!!
まとめのミーティング

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10月19日(月) その1
今日もデータのまとめのミーティングです。火成岩の専門のAndrewさんが話をします。コアのカットされた面を示し、その中でも特徴のある構造をもつ部分を薄片で観察して、より細かく情報を得ています。この部分を観察すると、このように・・・と解説中です。
まとめのミーティング

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10月18日(日) その22
おおっ!大きな隙間を鉱物が埋めています!きれいです。気泡の跡を埋めているカルサイトと同じでしょうか。穴の中で、鉱物が成長したように見えます。
ひとつ前に上がったコア(拡大)

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10月18日(日) その21
ひとつ前に上がったコアをもみっちりです。火成岩だけでなく、堆積岩も含まれているのでしょうか。色や粒の具合など、極端に様子が違う部分が見られます。気泡はプツプツ見えますね。あれ、手前に白っぽい大きな塊が見えますが、、。近づいてみましょう!
ひとつ前に上がったコア

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10月18日(日) その20
早速コアライナーを半分に切る作業開始のようです。手前には、その前に上がったコアが並んでいます。
コアライナーを半分に切る

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10月18日(日) その19
最後のコアが棚に置かれている裏側です。一つのセクションでは収まらない長いコアがあったのですね、、。ライナーを継ぎ足されています。
棚の裏側

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10月18日(日) その18
最後のコアが1.5mごとのセクションとなり、コアラボの棚に置かれています。
コアラボの棚

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10月18日(日) その17
ここの場所で掘られたコアのセクションの数とそれぞれのセクションの長さなどのメモです。ここでもかなり掘られましたね。26Rで終了です!1回9.6mそれが26回繰り返され、深く掘り進んだということです!
ホワイトボード

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10月18日(日) その16
最後のコアが、セクションに分けられ、コアラボに運び込まれます。ラボスタッフのLisaさんに続いて、スタッフサイエンティストのJörgさんも運びます。
コアラボへ

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10月18日(日) その15
最後のコアとあって、皆さんじっくり観察しています。石川さん何か見つけましたか?松原さんと話しながら、指さしています。
コア観察

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10月18日(日) その14
最後のコアが運ばれてきました!Heatherさんが先頭です!つぎにLisaさんが続きます。
コア運搬

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10月18日(日) その13
これでこの調査航海の最後のコアとなります!なんとなくさびしい気分です。運ばれてくる様子を見るために、作業の手をとめて、みなさんがキャットウォークに出てきています。
キャットウォーク

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10月18日(日) その12
最後のコアと知ってか、知らずか、かわいい鳥がコアデッキのそばまで来て、クレーンの下でとまっています。
かわいい鳥

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10月18日(日) その11
今日はラボスタッフのMaggieさんと電気技術者のGeraldさんのお二人も誕生日でした!今月は誕生日ラッシュでした!消防設備の壁に誕生日ポスターが!
誕生日ポスター

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10月18日(日) その10
誕生日ケーキのおすそわけをいただきます!チョコレートのケーキです!あっ!断面が縞でまるで地層のようです。
誕生日ケーキ

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10月18日(日) その9
Barnsさんご夫妻もお祝いのティータイムにいらしてます。ご主人のIanさんは機関士、Heatherさんはラボスタッフとして乗船されています。とても素敵です。
ご夫婦

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10月18日(日) その8
今日はChiehさんの誕生日です!やはり、ケーキでお祝いします。Chiehさんは今回で49回目の航海。きっと海の上でのバースデーも何度かあるのではないでしょうか。
誕生日会

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10月18日(日) その7
マヒマヒがいるよ!とJörgさんが教えてくれました!海を見下ろすと、青い大きな魚が!この間夜にマヒマヒ(シイラ)がいるのを見ましたが、明るい昼間に見ると、こんなに鮮やかな青い色の魚だとは・・。全長1mぐらいはあるでしょうか。
マヒマヒ(シイラ)

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10月18日(日) その6
Kateさんと安渡さんです。お二人ともなんだかとてもgoodなスマイルです!夜シフトのお二人ですので、仕事明けの時間ですね。お疲れ様です。
バーベキューで写真撮影

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10月18日(日) その5
曇ってはいますが、今日も食事がバーべキューです。少し風がありますね。
バーべキュー

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10月18日(日) その4
コアの観察です!よく見ると気泡の跡が見えますね。大きめの気泡で、規則正しく見えて、しかも、白い鉱物カルサイトで埋まったところと埋まらないところがあるので、まるで水玉模様みたいです。
コアの観察

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10月18日(日) その3
石川さんとJulieさんが真剣にサンプルリクエストしています!希望のサンプルの箇所とどのような分析のためのサンプルかをシートに記入中です。
サンプルリクエスト

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10月18日(日) その2
あれ!Davidさん髪型がさっぱりしましたよ!2か月の航海のうち5週間経ち、髪の毛が伸びたのでバリカンで短くしたようです。
髪型

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10月18日(日) その1
デザートのプリンです。船の中でのおいしいデザートの1つです。プリンの側面に気泡の跡が見えますね。プリンが熱で固まる時に泡が固まって穴になって残っています。同じようにコアに見られる玄武岩の中には、たくさん穴が見られるものがあります。玄武岩が固まるときに中に含まれていた気体が気泡となって出てきたそのあとです!
プリン

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10月17日(土) その19
眠いのにまぶしいですか?それとも、寒いですか?ドリルフロア横の階段に、小さな鳥がかわいらしく顔をうずめて眠っています。夜ですが、その横で、煌煌と電気が付けられて作業が続けられています。
小さな鳥

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10月17日(土) その18
Steveさんが、運ばれたコアに印をつけています。1.5mごとで、セクションに分けています。
セクション分け作業

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10月17日(土) その17
まずコアを捕まえたコアキャッチャーが取り外され、コアライナーに入ったコアが、ラボスタッフの方たちに渡されます。ラボスタッフの方々が、待ち構えています。
コアキャッチャーの取り外し

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10月17日(土) その16
その下では、コアが上がってきています!深海底で掘っていた場所からコアを運んできた装置から、コアが取り出されます。
コア取り出し

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10月17日(土) その15
あ!絶対にMelさんです!すごい速さで登っていきます!高い部分の修理なのでしょうか?Samさんが、はは、私は登れないな、、とおっしゃってます。
タワー作業

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10月17日(土) その14
日が落ちて、もう暗くなりました。またまたコアが上がる様子を撮影しようとスタンバイ中です。
写真撮影中ですか?と掘削作業監督のSamさん。タワー作業担当のMelさんと一緒にいらっしゃいました。すみません、写真を撮っていたので、階段を占領しています!
写真撮影の階段にて

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10月17日(土) その13
一方、国立科学博物館では、どんな様子だったでしょうか?地球館地下2Fの特設会場で、中継が行われています。本日のMCは、地学研究部の斉藤めぐみさんです!
中継イベント(国立科学博物館)

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10月17日(土) その12
なんとか、コアデッキでの中継をおえ、続きは部屋の中微化石ラボで。Masakoさんのゲスト!ということで、三好さんを紹介です!同い年。船内で協力し合えているようです。三好さん、一言お願いします!
中継イベント(微化石ラボ)

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10月17日(土) その11
なんと、中継中に、コア オン ザ フロアー イン テン ミニッツ!とコール(放送)があり、コアが上がるようです!!予定外ですが、せっかくのタイミングなので、中継でお見せしよう!ということになりました。佐野先生のフォローで、コアデッキにでました。この雰囲気、国立科学博物館の会場に伝わるのでしょうか。
中継イベント(コアデッキ)

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10月17日(土) その10
そして、Masakoさんの友人たちということで、AmberさんとAdelieさんも登場です!彼女たちは4年前の第305次航海で出会って親友となり、ずっとお互いに良い影響を与えあっているようです。4年間の間に、それぞれが成長し、航海調査で、再び一緒に活動できるなんてとても素晴らしいです!
中継イベント(友人たち)

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10月17日(土) その9
今日のゲストMasakoさんのゲストで、Willさんにもコメントいただきました。Masakoさんが大学院生の時の指導教官が今回の航海の研究取りまとめのコチーフWillさんなのです!どんな学生さんでしたか?との問いに、Masakoは好奇心の旺盛な学生だったよ!素晴らしいサイエンティストとして頑張ってるよ!素敵な師弟関係です!
中継イベント(コチーフ)

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10月17日(土) その8
今日のゲストはMasakoさんです。カメラに向かって自己紹介をお願いいたしまーす!只今、アメリカのウッズホール海洋研究所に所属のMasakoさんです。
中継イベント(自己紹介)

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10月17日(土) その7
今日も中継です!佐野先生もやる気バリバリです!中継始まりました。今日も白い色のつなぎで微化石ラボから解説します。もちろん窓の外は海です!
中継イベント(微化石ラボ)

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10月17日(土) その6
次は、微化石の年代についての発表をSandraさんが話します。このシャツキー海台は、何カ所か高まりがあります。それぞれの場所で、少しずつ高まりができた年代が違うようなのですが、今回5か所から掘った堆積岩からの微化石の年代も細かく決められるようです。そこから海台の出来方についていろいろなモデルが考えられると面白そうです。
ミーティング

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10月17日(土) その5
次に堆積岩担当のStellaさんが発表です。コアの観察や薄片観察から分った岩相層序について発表です。岩相層序とは、漢字の意味通り、岩石の、様々な種類やその様子について、積み重なっている順番に考えることです。柱のような、縦長の図を書きます。その岩石が、どのような場所で、どのようにしてできたのかを考えるときに必須のまとめ方です。
ミーティング

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10月17日(土) その4
今日も午後からミーティングです!でも、午前中も大変重要な研究の役割分担の会議があったようです!様々な議論が行われたと思います!今から始まるのは、ひとつ前の掘削場所のデータのまとめの報告です。まず、Adelieさんが変成岩について発表します。コアの岩石の変成度やXRDでの測定について説明します。
ミーティング

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10月17日(土) その3
サラダの写真撮ってるんだったら、こっちも撮ってよ!と料理担当のBenjaminさんとEdwinさんがポーズをとっています。いつもおいしいご飯をありがとうございます。
料理担当者

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10月17日(土) その2
サラダ観察日記その6です!やはり、いくら待ってもレタス、トマトは出てこず、すでに終わりのようです。生で出されているのはキャベツと人参です。あとは、ポテトのマヨネーズあえが2種類と、コールスローとツナです。おいしいです。さすが、出港から5週間たっていますから、みずみずしい野菜はないようです・・・。
サラダ観察日記その6

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10月17日(土) その1
あららら・・小さくなってしまいました!私が食べすぎで大きくなったのではありません。洋服を洗濯に出したところ小さくなってしまいました!おかしいな、、これまで3回くらいは出して大丈夫だったのに、、。子供服みたいになっています。あの発砲スチロールカップのように、深海に運ばれて行ったわけではありません。(9月26日その18参照)この船の中で洗濯・乾燥されたのですが・・。
洗濯した洋服

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10月16日(金) その7
マグマがひえて固まったガラスが保存されているのが良く分かります。黒っぽく不定形の筋が付いているところです。急冷した時の様子をほぼそのまま留めているようです。ガラスの部分は、もともとのマグマの化学成分を調べるのにとても有効です。
マグマがひえて固まったガラス

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10月16日(金) その6
噴出した時の気泡による穴が、そのまま空いているものと、カルサイトという鉱物で埋められているところがあります。くっきりよく見えます。
気泡とカルサイト

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10月16日(金) その5
今日も着実に掘り進められ、コアが上がってきます。Chiehさんのジャケットの色が、天気の良い日の海のような色です。そういえば、最近あまりいい天気じゃないです。
コア

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10月16日(金) その4
一方、こちらは色見本(カラーチャート)を使った記載です。あのキレイなレキ岩もカラーチャートで、きちんと色が調べられ、データ入力されます。
カラーチャート

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10月16日(金) その3
緊迫した空気だったので、部屋の外に出て、小窓から撮影しました!みなさん特に真剣です。なぜなら、航海が終わって、そのあと何年間もの研究活動に関係してくる研究計画の打ち合わせですから、当然です・・。
研究の役割分担の会議

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10月16日(金) その2
スタッフサイエンティストのJörgさんは、調整された内容をパソコンで入力していきます。佐野先生、Renatさんは、スクリーンを凝視しています。これまでに、それぞれの研究希望が出されていて、そのまとめたものがスクリーンに映し出されています。希望する方が複数で、やりたいことがかぶってしまうときは、自分のほうが研究するのにふさわしい理由を論理的に説明しなければなりません!
研究の役割分担の会議

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10月16日(金) その1
今日は大変重要な、研究の役割分担の会議スタート!
各研究者の名前と研究の内容が書かれた表が、スクリーンに映し出されています。多くの人が研究に用いる、基本的なデータについては、たとえ自分で分析できなかったとしても、信頼できる分析技術がある研究室で測定してもらいたいでしょう。一方、面白そうなデータが期待されるサンプルであれば、自分で分析したいと強く思うでしょう。
研究の役割分担の会議

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10月15日(木) その39
あ!メールが来ています!航海も終わりに近づき、そろそろこの時期になったのですね。研究計画と個人のコアサンプル研究使用についての打ち合わせです。このミーティングがすごく重要です!自分が研究したい内容のためのサンプルを扱わせてもらえるかどうか決まるのです。どうしても研究したいのであれば、自分の研究の細かな計画や分析技術がサンプルを扱うだけのレベルで、きちんとデータが出せる見込みがあるかどうかを説明しなければなりません!同じような希望を持っている方と重なってしまった場合は、議論で戦わなければなりません!
メール画面

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10月15日(木) その38
今日は力仕事も行ったので、しっかり夕御飯です。ポークカツに卵がのっています。野菜の付け合わせと、サラダです。この2ヶ月間のクルーズでは、途中での食材の追加は全くありません。でも、毎日違った様々な料理が出されます。キッチンのスタッフは計画的に調整をしながら、食べる人を飽きさせないように工夫して料理を作っているのでしょう!すごいです!
夕御飯

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10月15日(木) その37
今度の17日土曜の中継に使用する、MasakoさんとWillさんの写真を撮影します。Masakoさんがゲストなのです。指導教官と弟子の良い関係がうかがえます。
中継イベント用の写真撮影

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10月15日(木) その36
なんと今日は、ラボスタッフのHeatherさんの誕生日です!やはりみんなでケーキを食べます!Heatherさんはチーム・ヨガ!の仲間です。一緒に日曜日の休憩時間にヨガをやっています。
誕生日会

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10月15日(木) その35
特別企画!「ラボスタッフさんの作業を実際にやってみよう!」として、第一章『掘れたての長いコアを担ぐ!』、第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』から第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』までなんとかこなしました。でも、見ているのと体験してみるのとでは、まったく違いました。大切な研究用のサンプルですから、間違わないようにするための工夫や、作業の効率を良くしてある点など、やってみて初めてわかることがたくさんありました!
コアの棚の前で写真撮影

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10月15日(木) その34
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#9
先ほど、シールを貼った上から、ビニールのテープでぬれたり取れたりしてわからなくならないようにテープを巻きます。少し曲がってますけど大丈夫ですか!!と私。そのぐらいは大丈夫よ!とHeatherさん。よかったです。
テープを巻く

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10月15日(木) その33
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#8
そして、ライナーに掘って書いた内容と同じシールを張ります。間違わないように、貼ります。間違うと大変なことになりますから!
シールを貼る

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10月15日(木) その32
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#7
キュィーーーン、なんとか書いています。324 u1350A ・・・とこの航海の番号、ここの場所、コアの番号、セクション番号、そして、保存用(アーカイブ)用か作業用(ワーキング)かはそれぞれコアライナーの反対側に書き、どちらが上だったかを示す矢印を書いていきます。
刻んだ番号

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10月15日(木) その31
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#6
いつもHeatherさんがやっているのを見ているかぎり、するするっと文字を書いていて簡単そうでしたが、いざやってみると、かなり緊張します。コアライナーを削りながら書いているので、手に力がかかります。
コアライナーを削る

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10月15日(木) その30
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#5
ペダルを踏むとONで削れるからね、とHeatherさん。キュィーーーン、キュィーーーンと歯医者で使われるあの削るきかいのような機械です。コアライナーにマジックで書くだけだと、消えて見えなくなってしまうため、ライナー自体を削って書き込む形で、サンプルの番号を記入します。
サンプル番号を刻む

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10月15日(木) その29
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#4
キャップの部分に2か所番号を書きます。コアを縦に半分に切ったあと、わからなくならないようにするためです。16R1とは、この場所で、1回約9.5m掘り下げますが、その16回目に深く掘り下げて上がってきたコアですという意味で、そのコアを、1.5mずつに切った(セクション)時の1番目(上)のコアの部分だということです。
キャップ部分

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10月15日(木) その28
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#3
では、キャップの部分にこのセクションの番号を書いてね、とHeatherさん。コアライナーの青いキャップの部分にマジックで番号を記入します。
セクション番号を書く

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10月15日(木) その27
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#2
長さの記録を記入し終えたコアを棚に置きます。ここからの作業は、Heatherさんに指導してもらいます。
コアを棚に置く

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10月15日(木) その26
第三章『セクション毎のコアを研究する準備をしよう!』#1
一つのセクションの長さのライナーの中に、どの長さまでコアが入っているかを記録します。定規のメモリを読んでくれるかな?Chadさんの指示にしたがって、長さを読みます。ここまでですね、1m43cmです!
コアの長さを測る

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10月15日(木) その25
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#8
長いコアをひとまず1.5mのセクションに分ける作業を終え、コアデッキから、コアラボの室内に運びます。若干ずっしりしています。
分割したコアを運ぶ

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10月15日(木) その24
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#7
上の青いキャップと下の透明のキャップをはめて、コアをなんとか運ぶことができる状態になりました。それでは運びましょう!まだまだ、Jörgさんが心配そう?!に、興味深そうに見ています。
分割したコアを持つ

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10月15日(木) その23
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#6
そして、上下にキャップをはめます。あれ、、なかなか入りません、、。曲がっているのかな、、。かなり力が必要です。Chadさんたちがいつもやっているのを見ると、ぱぱっとはめているのに、なかなか難しいです。通常の10倍ぐらい時間がかかっています・・。これではコアがどんどん上がってくるときには対応できません・・。Chadさんが気長に待ってくれています。Jörgさんが興味深そうに見ています。
コアカッターを使う

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10月15日(木) その22
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#5
コアカッターでライナーに入ったコアを切ります!といっても中のコアを一緒に切るわけではなく、外側の透明なライナーの部分だけです。では、コアの岩石部分はどうなるのでしょうか?実は、岩石の切れ目をくぎりにして、ひとまずセクションごとの長さにコアライナーに入れてコアラボに運びます。当然コアがセクションの長さのライナーに収まらないときもあります。
コアカッターでライナー部分を切る

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10月15日(木) その21
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#4
コアカッターをライナーに入ったコアに取り付けます。しっかり固定します。
コアカッターの取り付け

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10月15日(木) その20
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#3
次はコアを切るわよ!とChiehさん。Cheih さんとChadさんからコアカッターを使ってコアを切る方法をうかがいます。Davidさんも少し離れて見守っています。
コアを切る方法を聞く

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10月15日(木) その19
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#2
コアの1.5mごとの長さのところにChadさんが手際よく印をつけていきます。私は、定規が動かないようにしっかり押さえています。
コアに印をつける

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10月15日(木) その18
第二章『長いコアをセクションに切ってラボへ運ぼう!』#1
セクションとして1.5mごとの長さを図るから、コアの端と定規の端をそろえて持って!とChadさん。了解です!
コアに定規を置く

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10月15日(木) その17
第1章『掘れたての長いコアを担ぐ!』#6
やっとコアを台の上に載せることができました!ふぅっ、、と思ったのは束の間、次の作業です。ここからはChadさんの説明にそって作業をします。まず、コアを布きれで拭きます。
コアを台に載せる

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10月15日(木) その16
第1章『掘れたての長いコアを担ぐ!』#5
なんとか肩に乗せ、先頭担ぎます!緊張のあまり、逆にへんな照れ笑いです。しかもへっぴり腰のままです。佐野先生が写真を撮ってくださってます・・・。
コアを担ぐ姿の写真撮影

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10月15日(木) その15
第一章『掘れたての長いコアを担ぐ!』#4
長いコアがどんどんコアデッキ側にコアが差し出されます。肩に担いで進まなければ!若干もたつきです。なんだかへっぴり腰です。
コアを担ぐ

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10月15日(木) その14
第一章『掘れたての長いコアを担ぐ!』#3
はい!コアが来ました!ドリルフロアの台から、コアデッキ側にコアが差し出されます。Chiehさんにフォローしてもらいながら、コアの端をキャップごと掴みます。うっ、案外重いです!
コアを掴む

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10月15日(木) その13
第一章『掘れたての長いコアを担ぐ!』#2
あなたが先頭をかつぐのよ!とChiehさん。えっ?私ですか!!なんと、長いコアの先頭を私が担ぐことに!さらにドキドキです!ライナーに入ったコアの端をしっかり持つのよ!運ぶ際の注意事項を伺います。
注意事項を聞く

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10月15日(木) その12
特別企画!「ラボスタッフさんの作業を実際にやってみよう!」 
第一章『掘れたての長いコアを担ぐ!』#1
これまで何度もコアが上がってきた様子は見てきました。ただ、見るとやるとでは大違い!ドキドキです。掘れたての長いコアを受け取れるように、Chiehさんについてドリルフロアに近い前方に向かいます。
ドリルフロア

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10月15日(木) その11
なんと今日念願の特別企画!「ラボスタッフさんの作業を実際にやってみよう!」の日です。Chiehさんについて、コアライナー運びから研究する状態に準備するところまでの作業を、ラボスタッフの方の指導のもと行います!ハードハット(ヘルメット)に手袋、安全靴着用で頑張ります!ちなみに、着ているジャンプスーツ(つなぎ)は、国立科学博物館のシンボルマーク・ロゴが入っています!気合が入ります。
ハードハット(ヘルメット)に手袋、安全靴着用

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10月15日(木) その10
Naoto〜 Naoto〜・・・と船内に聞こえるコール(放送)がかかります!平野さんの名前が直人(Naoto)なのですが、平野さんがコアラボに呼ばれる率が非常に高いです!コアを半分に切るまえに、どこを切るかという判断が必要で、平野さんの担当だからです。どこの部分で切るべきかを確認して、切るところに赤いラインを引きます。航海が終わった後にコアを扱うときにも関わってくる、重要な作業です。平野さん早速作業中です!
平野さん、作業中

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10月15日(木) その9
新たに掘られたコアがカットされてテーブルに置かれていきます。こちらのコアは、みっちり筒状に掘れているのではなく、握りこぶしのようにコロコロとした岩石が掘れていますね。何の違いなのでしょうか。
コロコロとした岩石

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10月15日(木) その8
これ、化石がはいっているかな・・・と安渡さん。じっくり岩石を眺めています。三好さんが、おもしろそうじゃないですか!と笑顔です。
岩石と笑顔

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10月15日(木) その7
変わった岩石ですね。白っぽい。堆積岩でしょうか。となりのピースはすでにPALと書いてある発砲スチロールが入っているので、微化石チームが分析用に持って行ったのでしょうか。
岩石

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10月15日(木) その6
それでは、サンプリングを行います!グループごとに、分析する必要があるところに印を付けます。松原さんもシートに記入が必要ですか?佐野先生が確認してらっしゃいます。
サンプリング

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10月15日(木) その5
Sanzhonさんも構造地質の立場から、コアの重要な部分はどこかについて解説しています。Moo-Heさん、Anthonyさん、Kenさんがじっくり耳を傾けています。皆さん真剣です。
コアの前で議論

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10月15日(木) その4
ミーティングの後、早速、コアを目の前に議論です。どこを観察するとよいのか!それぞれの専門の立場からコメントしていきます!Anthonyさんがコアをさして解説しています。
コアの前で議論

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10月15日(木) その3
次は、Sanzhonさんの発表です!構造地質学が専門です。コアのそれぞれの部分で観察された岩石の割れ目の方向を細かく観察して、まとめて示されています。力の加わった方向についての検討です。次に、Julieさんによって、コアの岩石についての、密度や音波による物理的性質測定の結果についても報告されました。様々な観点からの細かいデータがたくさん集まることで、シャツキー海台の大規模な変動について議論することができるのです!
ミーティング

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10月15日(木) その2
火成岩野郎の一人、Kenさんが火成岩化学チームの発表をします。分析結果を他の場所のデータと比較を行っています。今回の掘削のコアからのデータを2か所分と別の時の掘削2か所分、そして、同じ場所でも岩石試料の様子が違うものもそれぞれ色分けしてグラフに載せます。そのデータから、それぞれの岩石の特徴を読みとることができます。ふむふむ。
ミーティング

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10月15日(木) その1
今日も朝11時からミーティングです。活動のシフトが、ほとんどの人が12時から0時か、0時から12時となっていますので、すこし早起きの人と、お疲れ様の人が混ざっている状態です。取りまとめるコチーフのWillさんと佐野先生はかなりきついのではないでしょうか・・。シフトがそれぞれ15時から3時までと、3時から15時までですから。ほとんどの方が決まったシフト時間外も研究活動していますので、そろそろ航海中ほども過ぎ、疲れがでていませんか・・?
ミーティング

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10月14日(水) その10
夜になっても、まだまだ掘削は続いています。また、そろそろコアオン デッキ!になりそうです。Chiehさんがスタンバイしています。ここからドリルフロアの下のムーンプールのフロアまでよく見えます。
コアデッキ

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10月14日(水) その9
手際よくカットされていきます。Chiehさんは、今日は赤いつなぎを着ています。かっこいいです。
コアのカット

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10月14日(水) その8
続々とコアが上がってきます。コアが上がってくる間隔は、かなり長いです。5時間に一回ぐらいでしょうか。岩石がかなり硬いようです。一回に3セクション(1セクション1.5mです!)ぐらいです。フルコア(9.5m)に近いコアはまだ上がってきていません。今回はChadさんが先頭で運びます。
コアの運搬

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10月14日(水) その7
どこに人がいるか分かりますか?またまたタワーにスタッフが登って作業しています。
タワーにスタッフ

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10月14日(水) その6
虹は引っ込んでしまいましたが、太陽が沈んでいきます。やはり神秘的な瞬間です。また明日!です。
夕日

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10月14日(水) その5
Kenさんが、虹をバックに写真を撮ってくれよ!とのことで、清水さんとともに撮影です。虹の前で同じ髪型のドイツ、日本の2人の“Igneous Guys”(火成岩野郎)です。
虹をバックに写真撮影

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10月14日(水) その4
なんと虹が出ていました!クルーの方々に、今大きな虹が出ているよ!といわれて、いろんな人に声をかけて、一番上のデッキに上がりました。すると半円を描くような大きな虹が出ていました。西側の太陽と、東側の少し雨が降っているエリアとの位置関係が、良い角度となったようで、こんなすごい虹を生み出しています!
虹

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10月14日(水) その3
左から変成岩専門のAdeileさん、物理性質計測専門のAmberさん、古地磁気専門のMasakoさんです。今度の土曜日開催の中継イベント用に写真撮影です!ほんとに仲が良いです。
中継イベント用の写真撮影

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10月14日(水) その2
Jörgさんが、今後の詳細なスケジュールを説明します。研究に関する内容もありますが、部屋の片づけなど、生活面の整理も考えなくてはならない時期になってきます。
EOEミーティング

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10月14日(水) その1
EOEミーティングです!11時からミーティングの部屋に集まります。EOEとは、“End of Expedition”の頭文字をとったもので、調査航海の終わりに向けての様々な準備の打ち合わせです。もうそんな時期になりましたか!時がたつのはあっという間です。
EOEミーティング

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10月13日(火) その14
コアラボに戻ってきました。壁には、ICPという装置で分析した細かい結果が張り出されています。皆さんがちょくちょく見ることができるように壁に貼ってあるようです。
コアラボ

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10月13日(火) その13
やはり、初めはチャートの欠片がちょこっとだけでした。微化石専門のSabndraさんは即サンプリングです。間違わないように、ラベルにメモを書いた袋に入れてきます。佐野先生が見守っています。
サンプリング

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10月13日(火) その12
どうかな、どうかな・・スタッフサイエンティストのJörgさんも近くで見守ります。
コアデッキ

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10月13日(火) その11
この場所での掘削が、この調査航海での最後の場所です。したがって、空っぽだろうと予想される掘削初めのコアライナーは、この航海の最後のものです。それもあってか、みなさんが見守っています。
コアデッキ

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10月13日(火) その10
コアデッキでは、作業が進められて、深海のシャツキー海台の掘削が始まりました。ここの場所で初めて上がってくるコアです。おそらく始めなので、岩石の破片があるだけで、コアライナーの中はほぼからかもしれません。
コアデッキ

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10月13日(火) その9
その横で、ラボスタッフのMargaretさんが何か装置を調整しています。小さなモニターには、波形が見えますね。
オシロスコープ?
ラボスタッフと装置

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10月13日(火) その8
サンプルリクエスト!の時間です。コアの中で観察するのに重要な部分を選んで、分析する準備をします。こちらの台のコアについても、各専門家チームから、必要な部分の観察のためにサンプルリクエストされています。
サンプルリクエスト

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10月13日(火) その7
Jimさんが玄武岩の薄片観察で見られる、変質を受けてできる特徴的な鉱物について説明します。生物がかかわって作られた微細な構造によく似ているけれど、そうではない細かな組織がいろいろ紹介されます。
ミーティング

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10月13日(火) その6
次にSandraさんがナンノ化石についての解析結果と、安渡さん解析した有孔虫化石の両方のデータからのまとめで、コアの岩石の年代を決めることができた!と発表しています!みなさんも興味津津です。今回掘ることができたコア中に、新生代/中生代境界(6500万年前)ごろの年代が含まれるようです。掘ったばかりのコアについて早速時代がわかるなんて、専門家が集まって検討している証拠です!
ミーティング

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10月13日(火) その5
次は微化石チームの発表です。とても楽しみです。なんと、細かく分析の結果、時代を決められるような有孔虫の化石が出てきたようです。安渡さんが表にまとめてわかりやすく説明しています。いつも壁紙が茶色を用いている安渡さんです。
ミーティング

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10月13日(火) その4
コアを観察して見える、堆積岩の粒子や礫などの組織は、その堆積岩がたまる(流れて運ばれる)ときの作用を知る手がかりになります。堆積してできる構造について、どのように観察できるか、松原さんから発表です。学会でのポスターでの発表はあるそうですが、なんと、このような英語の口頭発表は初めてだそうです。すごく丁寧な準備がされていて、コアの観察からわかる堆積構造の特徴をまとめて発表しています。みなさんもノートにメモしています。
ミーティング

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10月13日(火) その3
今日は、11時からミーティングです。ひとつ前の掘削場所でのデータのまとめの発表があります。まず、堆積岩のKateさんが発表です。表紙には、あのカラフルな堆積岩の写真が使われています。ピスタチオグリーンか抹茶グリーンか・・。熱水による変質を受けた堆積物のようです。そういえば、美しいインパクトある表紙は重要なのよ!とKateさんが言っていました!
ミーティング

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10月13日(火) その2
全員が、ヘルメットと救命胴衣をつけて、上のデッキへ集合です。さすがに5回目ですので、慣れてきました。そして、キャプテンPeteさんの安全に関する説明です。
デッキ集合

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10月13日(火) その1
今日は週一回お決まりの避難訓練です!倉庫管理係のArunさんが、救命胴衣入れを開けて見せてくれています。ここに入っているよ!
救命胴衣入れ

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10月12日(月) その9
久々に夕焼け見ました。太陽自体は、雲に隠れてしまいましたが、光が反射してとても美しい光景です。
夕焼け

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10月12日(月) その8
変成岩専門のDavidさんが作業中でした。お邪魔しました。岩石のカットした面を観察する時には、水でぬらしたスポンジで岩石の表面を濡らして観察します。ほら、岩石の細かい構造がくっきりとよく見えますね。
岩石のカットした面

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10月12日(月) その7
こんなもの発見しました!玄武岩の薄片の顕微鏡観察をしているときに見つけた美しい鉱物画像大会みたいです。確かに、顕微鏡で薄片観察していると天然の万華鏡のように美しい鉱物を発見できることがあります!そんなときは、他の方にも見せたくなります!
鉱物画像大会

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10月12日(月) その6
私の朝ごはんです。と言っても昼の12時です。私のシフトは、12時から0時ですので、これが朝ごはんになります。ふと日本の味が食べたくなり、お味噌汁と、ふりかけ御飯を頂きます。サラダは顔にしてみました。そういえば、毎日日焼け止めは塗っていますが、海ですので、このサラダのように、顔も手もコツコツ焼けて黒くなっている気がします。
朝ごはん

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10月12日(月) その5
ワーキング試料とアーカイブ試料。ひとまず作業済みのコアが詰められて、いっぱいになってきました。
試料の棚

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10月12日(月) その4
堆積岩専門の松原さんとコチーフの佐野先生が柱状図を見て議論中です。そういえば、堆積構造については、明後日ミーティングで発表ですね。
柱状図を見て議論中

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10月12日(月) その3
ここの場所での掘削が終わり、ロギングが行われます。コアラボでは、みなさん着々と作業を進めています。高解像度でとられたコアのスキャン画像やデータ、そして観察して特徴を記入した表がモニターに表示されています。
コアラボ風景

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10月12日(月) その2
船の上に行き、作業の場所が見渡せるところに来ました。なんと、高所作業中。安全のワイヤーを体につけて、ドリルフロアの上で作業中でした。先ほど、踊っていたように見えたのは、安全ワイヤーを付けるところだったようです。モニターで見える映像の解像度がよくないので、ワイヤーが見えていなかったようです。
高所作業中

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10月12日(月) その1
食堂で夕ごはんを食べ終わり、少し歓談していると、あ!マシュマロマンがいる!と清水さんがモニターを見て発見です。確かに、全身が白いロボットみたいな人がドリルフロアにいるのが見えます。しかも踊っているように見えます!なんだろう!と見に行くことになりました。
食堂のモニタ

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10月11日(日) その15
人によって集中できる場所って違うようです。Davidさんは、この場所がお気に入りのようです。コンファレンスルームの流し台の上なのです。見晴らしがよいのでしょうか・・。ユニークです。
コンファレンスルームの流し台

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10月11日(日) その14
早速ラボスタッフのChiehさんが、もくもくと作業しています。台の上には、コアがぎっしりです。
ラボスタッフの作業

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10月11日(日) その13
話し合いが続けられています。上がってきたコアをすぐに見て、話し合った結果、当初の予定の南に行くのではなく、今掘っている場所に近い、シャツキー海台の特徴的な岩石を掘りだせる可能性の高い、もう一カ所別の場所に向かうということになりました。
検討風景

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10月11日(日) その12
縦半分に切られたコアが持ってこられました。みんなで、覗き込んで、検討開始です。ん・・・。ぐしゃぐしゃだね、、。 ひとつ前に上がってきたコアとほとんど同じだね・・・。みなさん観察をしながら、話し合っています。限られた航海の時間の中で、最大限に有意義な調査を行うために、さまざまな専門家の立場から意見を出し合い、検討します。
検討風景

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10月11日(日) その11
早速、コアの岩石を一部切ってみます。Erikさんが慎重に作業しています。Johnさんがサポートしています。
コアの切断

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10月11日(日) その10
ライナーに入っている長いコアは、1.5mごとにセクションとして切り取られて、即コアラボに運び込まれます。
コアラボに運搬

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10月11日(日) その9
次の掘削プランは、今掘っているコアの状況を見て検討しよう!ということになりました。ミーティング中にコア・オン・ザ・フロアー!が聞こえました。みんなで、コアラボに向かいます。コアがコアデッキに運び込まれました。やはり、昼のスタッフはヘルメットがカラフルな気がします・・。
コアデッキ

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10月11日(日) その8
今日は、特別に緊急会議です。残り少なくなった調査航海の時間を有意義に研究するために、研究プランの詳細な相談です。コチーフ(共同主席研究者)のWillさんからプランの提示がありました。プランAからDの4つの提案がありました。今の場所で時間をかけるか、次の場所を当初より変更するか、予定通り南に向かうか・・・どのようにすればよりよい研究成果が出るかを考えつつ、ミーティングは続きます。
緊急会議の風景

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10月11日(日) その7
今日の朝ごはんです。即席中華スープ(持ってきたもの)、ソーセージ、コーン、マメ、ご飯、サラダです。今日は日曜日なのですが、あまりよい天気ではなかったので、外でのバーベキューはなしです。でも料理内容がバーベキュー風です。
今日の朝ごはん

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10月11日(日) その6
毎日リポートがメールで届くのですが、やはり、記載の色で、ウグイス色のような緑は、ピスタチオグリーンとなっています。文化の違いを感じます。
リポート画面

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10月11日(日) その5
コアが来ましたよ!このコア運びに加わって、一度は担いでみたいです
コアの運搬風景

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10月11日(日) その4
コア・オン・ザ・フロアー!のコールがありました。このコアを見てから眠ることにしましょう。夜シフトのラボスタッフの方たちも、コアを運ぶためにスタンバイしています。なぜかみなさん白いヘルメットです。昼シフトの方たちは、オレンジ、イエロー、ブルーなど、カラフルな気がします・・。
コア・オン・ザ・フロアー!のコール風景

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10月11日(日) その3
Willさんが三人目のゲストでした。現在のところの研究の進行状況や、研究の目的自体、そして、研究の内容の詳細を説明しています。巨大海台を調べることは・・・マグマの上昇速度が・・・解説が続きます。
中継授業(研究の解説)

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10月11日(日) その2
その次のゲストは、掘削作業監督のSamさんです。掘削するのにとても重要な機械の一つ、コアバレルについてや、フリーフォールファネルについて、そして、研究者が掘削したい場所を掘るために行っている具体的な作業過程について解説しています。
中継授業(ゲスト:掘削作業監督)

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10月11日(日) その1
深夜1時30分になりました。今日はNasseerさんが中継をする日です。3回目の中継です。今日は、バージンアイランド大学のセント・トーマスキャンパスと、セント・クロイキャンパスに同時につないでの中継授業です。作業時間を過ぎていますが、貴重な機会なので、私も見学させてもらいます。まず初めのゲストはスタッフサイエンティストのJörgさんです。研究活動を進める上で重要な、研究者と船内のクルーやスタッフとの調整について説明しています。
中継授業(ゲスト:スタッフサイエンティスト)

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10月10日(土) その12
堆積岩については、ミーティングルームでさらに検討会が開かれています。堆積岩専門の松原さん、Stellaさん、Kateさんを中心に、火成岩専門のMikeさん、Anthonyさんがコメントしています。Renatさん、平野さんが見守っています。
堆積岩の検討会

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10月10日(土) その11
マグマが冷えて岩石ができるときに気泡によって空いた穴が見えます。穴がそのまま空いたものと、穴をカルサイトという鉱物が埋めて白くみえる部分があります。大きな気泡の穴です。
岩石の気泡

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10月10日(土) その10
今の場所で掘られたコアについて、様々な研究者が集まって話し合っています。これまで掘っていた場所からのコアとは、ちょっと異なるように見えるこの岩石についてです。火成岩岩石学、堆積岩、変成岩、それぞれの専門が集まり、それぞれの観点から意見を出し合っています。昼、夜の両方のシフトの方が混ざっています。時間は0時過ぎです。
研究者の話し合い

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10月10日(土) その9
ほら、こんなのがいたよ、とDwightさんが、キャットウォーク(研究室であるコアラボの外)で見つけたようです。グレーの羽で黒い嘴の鳥です。Nasseerさんが調べたところ、Leach's Storm-petrel(コシジロウミツバメ)?かな、、とのことでした。それにしても、長い飛行距離で、こんなに陸から離れた海の場所へ来たものです。日本から1800Kmは離れていますから!
手の中の鳥

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10月10日(土) その8
掘られたときにどちらが上だったか、何番目のピースかがわかるシールです。シールに書かれている324は、この航海の番号「第324次航海」の意味で、U1349Aは掘った穴の番号、14Rは何番目のコアかというコアの番号で、6は何番目のセクション(そのコアを1.5mずつに切って分けた単位)かということ、10は、そのなかのピースの番号、Aはアーカイブ、保存用という意味です。
シール

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10月10日(土) その7
ChiehさんとErickさんが作業をしています。コアのピース(切れた断片)ごとに小さなシールを張っています。これは、コアが火成岩だったときに、ピースごとに張るようです。
シール作業

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10月10日(土) その6
この頃の博物館側の状況は、こんな感じだったようです。参加の皆さんが手を振ってくれています。うれしい瞬間です。
中継イベント(博物館側)

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10月10日(土) その5
中継の終わりには、JörgさんとClaireさんも加わり、カメラに向かって手を振って華やかな締めくくりです。ではまた来週もよろしくお願いしまーす!
中継イベント(船内側)

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10月10日(土) その4
中継で、少しでも掘削の様子や船の中での研究の様子をお見せしたいと思い、佐野先生とともに、カメラのついたパソコンを運んで、様々な場所に移動します。キャットウォークにも持ち出して映しています!実際の掘削作業しているドリルフロアから5mくらいの場所です。会場の博物館での映像には、臨場感がありましたでしょうか?
中継イベント(ドリルフロア)

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10月10日(土) その3
今日は6回目の中継イベントです!国立科学博物館側で司会を務める久保さんとお揃いのつなぎを着ています。チャコールグレーの渋いつなぎです。白の博物館のシンボルマークとロゴが入っています!今日のゲストは、海洋研究開発機構(JAMSTEC)所属の石川さんと清水さんです。お二人とも火成岩(マグマが固まってできる岩石)の専門です。
中継イベント

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10月10日(土) その2
こちらもそうです。いろいろな種類の岩石の欠片(礫)が入っていたり、変質して淡いブラウンになっている部分もあったりで、模様のように見えます。この石の欠片をよく調べると、この石がどのようにしてできたのか、そして、欠片の源の岩石などの情報が得られます。
岩石の欠片(礫)

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10月10日(土) その1
どんどん作業が進められ、掘られたコアが縦半分にカットされていきます。こちらも今回掘られたコアです。建物の壁に使われる石のような、面白い模様が見えます。岩石のかけらがたくさん入った様子や、岩石ができたときの泡の穴に、あとからカルサイトという鉱物が穴を埋めるように入って、白っぽい粒の形に見えたりしています。これが模様にみえます。
コアの縦半分

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10月9日(金) その6
本日は、ラボスタッフのErikさんの誕生日です。チョコケーキでお祝いします。休憩時間に誕生日ケーキタイムとなりました。Erikさん自らケーキを切り分けてみなさんに配ってくださいました。
ケーキタイム

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10月9日(金) その5
続いてGerryさんにより、ロギング装置について写真を紹介しながら解説します。どの装置も繊細そうです。ロギングの装置は、大きなペンのような細長い装置ですが、コアを掘った後の穴の中にいれて引き上げながら測定していくようですが、やはり細い穴の中。機械が引っかかりやすいようです。前回のロギングでは装置がドリルパイプに引っかかってしまいました。その原因についても解説されます。
ロギング装置の説明

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10月9日(金) その4
今日は、掘った穴の中を調査したロギングの結果が報告されます。まずHelenさんが、実際に掘られた岩石コアの柱状図に対応させて、ロギングの調査で得られた数種類のデータについて説明しています。ちなみにHelenさんは私と同じ部屋です!データがスクリーンに表示されていますが、穴の中を撮影したかのように、穴の地層の構造がはっきりと見えます。枕状溶岩の形も見えます!深海の海台の構造の一部です!
ロギングの結果の報告

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10月9日(金) その3
プラスチックのライナーに入ったコアをみると、茶色っぽい岩石です。この岩石は、酸化されているように見えるよ。とか、いったんかなり浅い環境にあった可能性があるかも・・。など、今回上がってきたコアについて、みなさんそれぞれ、さまざまに推測しながら見ています。
コアの観察

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10月9日(金) その2
コアがあがりました!Jörgさんが、コアに顔を近づけてじっくり観察しています。これまでのコアとなんとなく違うな・・・。
コアの観察

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10月9日(金) その1
サラダ観察日記です!その5です。あっ・・!変化がありました。手前は野菜ではなく、明らかに魚です・・。それから、いつもレタス山盛りだった場所が、すべてリンゴに変わっています! 地学の用語で、よくもとの鉱物があったところが、別の鉱物に置き換わっていることをリプレース(replace)という言葉をよく使いますが、この場合、レタスの場所が、リンゴによってリプレースされています。
サラダ観察日記その5

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10月8日(木) その4
4か所目の掘削場所で、作業開始され、コアが上がってきました!chiefさんとJohnさんがコアを運ぶために待っています。
4か所目のコアの運搬

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10月8日(木) その3
コアから、またまた大きな化石発見です!特に巻貝の形、ぐるぐるまいているようすが、すごくきれいに見えています。しかも、下半分に見えているのがアンモナイトです!この広い海で、しかも大きなシャツキー海台でちょうど掘られたところにあった化石たち。運よく(?!)見つかって、奇跡です。
コアの化石

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10月8日(木) その2
松原さんが、たまってできる岩石、堆積岩について説明しています。たまる時にできる構造の見方について、細かく説明します。ここの部分ですが、粒子が上から下に向かって細かくなっているのが観察できますね・・。松原さんの解説が続きます。
松原さんの解説

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10月8日(木) その1
台風で、日本では電車が動かないなど、大変なようです。こちらもあまり天気はよくありません。海も少々荒れています。
海上の様子

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10月7日(水) その7
火成岩と堆積岩と変成岩。火成岩は、マグマが冷えて固まってできた岩石。堆積岩は、溜まってできた岩石。変成岩は、岩石が後からの作用で別の種類のようになった岩石。今回掘られて上がってきたコアは、なかなか複雑な岩石のようです。それぞれの専門の研究者が一緒に話し合っています。
研究者に話し合い風景

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10月7日(水) その6
移動開始です!次のサイトは4か所目SHCH-5、少し北に行きます。台風が心配なところです。
船の移動

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10月7日(水) その5
今日の朝ごはんです!たっぷり食べて、今日も元気に活動しましょう!お魚のコロッケ、ライムビーンという豆、青菜のお浸し風の野菜、ご飯、ポーチドエッグ、トマトのスープです。ちなみにスープは、料理スタッフのボスであるAlexさんのお勧めでした!
今日の朝ごはん

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10月7日(水) その4
次は大賀君の発表です!前回の初めての発表に引き続き、今回もしっかり発表です!古地磁気の研究は、岩石に残された地球の磁場の向きを知る手がかりが得られます。ひとつ前の発表での、物理的性質の分析についての結果と組み合わせると、シャツキー海台ができた時の環境について、さらに深く考えることができます!
大賀君の発表

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10月7日(水) その3
次にJulieが発表します!岩石の物理的な性質の測定・・・というと難しいですが、岩石を切ったり、細かして溶かしたりして分析をするのではなく、密度、どれだけ隙間があるか、振動の伝わり方です。岩石そのものの特徴を調べた結果です。みなさんも、自分の扱うサンプルの特徴がどのような結果か、興味津々です。
Julieの発表

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10月7日(水) その2
今日はまたまた発表会です。2か所目の掘削を行った結果について、それぞれのグループごとに発表します。まずは、火成岩化学のグループのKenさんが発表します。Ba(バリウム)、Sr(ストロンチウム)、Zr(ジルコニウム)、Ti(チタン)・・、分析データをここシャツキー海台とは別の場所の試料の結果と比べて議論しています。
発表会風景

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10月7日(水) その1
今日のデザートは、このゼリーです。ルビー色できれいです!味はイメージ通りのイチゴ味。ルビーと言えば、アルミニウム(Al)と酸素からできているコランダムという鉱物です!コランダムだとほぼすべてアルミニウムからつくられているのですが、ルビーでは少しだけクロム(Cr)が含まれているために、きれいな赤い色に見えます。ちなみに、サファイアも同じなかまで、少しだけ、鉄(Fe)とチタン(Ti)が含まれているので、きれいな青色です。岩石もそうですが、少し違う元素が入っているだけで、すごく違う色になるのです。
ルビー色のゼリー

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10月6日(火) その6
サラダバー観察日記その4です。そうですね、レタス、トマト、ピーマン、ニンジン、セロリは生で変わりません。すでに紹介しましたが、ビートは酢づけ?生!ではないようです。手前左は魚と玉ねぎのマリネです・・・。

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10月6日(火) その5
サンダル見せてもらいました!なんと飾りがついていて、このテーマは、バーバパパが虫眼鏡で地球を調べているのだそうです。今回の調査にも関連するテーマで、ユニークです!

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10月6日(火) その4
火成岩岩石学専門の清水さんと三好さんが、作業の引き継ぎを行っています。ここに新しいデータと古いデータの両方入れてあるから、必要なデータを見比べてみて・・・と、細かい打ち合わせです。連携して正確に作業を進めるには重要な打ち合わせです。三好さんのサンダル黄色で目立ちますね。

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10月6日(火) その3
3か所目の掘削が終わり、穴の中を調査するロギングも終わり、次のサイトに行く準備がされています。廊下で、モニターを見てみると、ドリルフロアでは、作業が続けられている様子がよく分かります。

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10月6日(火) その2
なんと夜になって、日本の船がかなり近くまで、近づいていることがレーダーで分かったようです。その船が、このJR号が研究の掘削をしていることを知らなければ、近づいてもこちらが移動することができると思っているかもしれません。こちらは、掘削していて、海の底とつながっている状態ですから、安全のために、その船に離れてもらうように連絡する必要があったようです。そこで、清水さんが呼ばれて交信したそうです。日本の船なので、日本語だと、よりスムーズに理解してもらえるからです。船での調査ならではの、こんなこともあるのですね。

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10月6日(火) その1
最近の私のブームが、カットフルーツにヨーグルトと蜂蜜をかけてクラッカーを添えるデザート?です。今掘削している3カ所目では、岩石になっていない白い堆積物がコアとして上がってきました。きっと、ここシャツキー海台の高まりの一部に、白い堆積物が覆ったところがあるのでしょう。ヨーグルトを白い堆積物にみたてて、このデザートの名前を、フルーツヨーグルト・シャツキー風とでもしましょうか。

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10月5日(月) その7
Chiehさんが岩石用のカッターで、コアの岩石を切っています。グィーーーン。鳴り響いています。岩石を切るの?という感じですが、水が出ていて、カッターの刃が回っています。そこに向けて岩石を動く台に置いて、岩石をカッターに押しつけて、カットしていきます。カッターの刃にダイアモンドが付いています。キラキラの大きなダイヤではなく、非常に細かいダイヤモンドが刃についているのです。他の岩石よりもダイヤモンドはすごく硬いので、切ることができるのです!

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10月5日(月) その6
既に上がっているコアについて、作業が進みます。こちらは、半分にカットされたコアですね。岩石のかけらがたくさん含まれていて、しましまがよく見える岩石です。堆積した時の情報がたくさん分かりそうですね。

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10月5日(月) その5
あ!他の船発見です!おーい!見えるわけない距離ですが、手を振りたくなります。あまり航路になっていないようで、付近を通る船は珍しいです。このあたりは公海で、世界各国が共通して使用するエリアです!

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10月5日(月) その4
そして、ここの場所での最後のコアが上がりました!コア オン ザ フロア!コールがありました!この場所で最後のコアということもあり、見ている方も多いです。このあと、掘った穴を調査するロギングが行われます。そのあとは、次の場所に出発です!

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10月5日(月) その3
その次に、研究を取りまとめているWillさんの発表です。次の掘削の場所についての説明です。それと同時に、なんと今再び別の台風が迫っているとのことで、それを考えに入れて、調査計画を立てなければなりません。今の状況説明がされます。自然を相手に研究活動をするということはなかなか大変です。

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10月5日(月) その2
本日も2か所目に掘った場所のコアについて、発表会です。Kateさんが、岩石がどのように積み重なっているかについて発表したあと、安渡さんが微化石・有孔虫について説明しています。有孔虫は虫と付きますが、昆虫ではありません!石灰質の殻をもった生き物で、通常1mmよりも小さいようです。海中を浮遊して生きるものもいれば、海底に住んでいるものもいます。沖縄の“星の砂”も有孔虫の仲間の殻です!この化石を調べると、その地層ができた時の水深や温度や水中の環境などを知る手がかりが得られます。重要な化石です!

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10月5日(月) その1
本日も週一回のFire drill(避難訓練)です。ヘルメットと救命胴衣をつけて、上の階のデッキへ駆け上がります。キャプテンのPeteさんから発煙筒の使い方の説明を受けます。煙が出たら、手をこのように高くあげてください!

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10月4日(日) その9
本日が満月です。月と海。静かな光景のなかで、掘削の作業の音が鳴り響いています。

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10月4日(日) その8
天気が良く、夕食も外で食べることができました!水平線の美しい夕焼けを見ながらの食事なんて、船ならではのちょっとした贅沢です。

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10月4日(日) その7
赤いチャートみたいですね・・・・。微化石が専門のサンドラさんと安渡さんが、確認をしています。小さな化石が発見できるのでしょうか?

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10月4日(日) その6
コアキャッチャーに詰まった岩石を取り出そうとしています。岩石がしっかり挟まって、固そうですね。

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10月4日(日) その5
そして、印に従って、この機械でコアを切り分けます。

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10月4日(日) その4
手際よく、1・5mずつに、印が付けられていきます。

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10月4日(日) その3
本日も天気の良い日曜日です。なんとバーベキューだそうです!今から外で昼ごはん!と思っていると、コア オン ザ フロア!とコール。急いで駆け付けます。長いコアが運ばれてきます!今回のコアは、どんな岩石が入っているでしょうか?

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10月4日(日) その2
あ!見て見て!お菓子のような堆積物の中に、貝の殻発見です!はっきりと殻の筋が分かります。まだまだいろんな化石が見つかりそうですね。

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10月4日(日) その1
昨夜も続けられている掘削の作業。夜の間にどんなコアが上がってきたのでしょうか?見るとカラフルなコアです!堆積物だそうですが、何から構成されているのでしょうか。まるでお菓子のようです。お団子のような試料もあります!私には、きな粉と抹茶のお菓子のように見えますが、ピスタチオのアイスクリームに見える!という、他の国の方もいらっしゃいました。文化の違いですね。

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10月3日(土) その15
今日は中秋の名月!せっかくですので上のデッキに出て、月の写真を撮ってみました。雲がかかっていますが、隙間から見ることができました。今頃日本ではお団子を食べているのでしょうか。

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10月3日(土) その14
松原さんが、Chiehさんと何か作業しています。先ほど上がってきたばかりの赤いチャートのようです。こちらの向きに切りましょう!と松原さん。そうですね!このように切りましょう。とChiehさん。岩石の切る方向について検討しています。岩石の種類によって、その専門の研究者が、きちんとラボスタッフに、コアの岩石を切る方向伝えます。そして、ラボスタッフは正確に理解して作業します!さすが、プロです!

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10月3日(土) その13
岩石の色をカラーインデックスとてらして、どの色(色番号と名称)となるか、確認しています。各色の部分に穴が開いているので、実際の岩石を当てて比べやすいです。機械でも測定し、肉眼でもチェックをします。
岩石について、どの人が見てもわかる情報をまとめなければなりません。このような細かい確認作業をやって、情報を積み上げていきます。

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10月3日(土) その12
作業がつづきます。この場所を掘って上がってきたチャートです。松原さんが、なにか機械を使って測定しています。これは、岩石の色を測定するものです。岩石の色は、岩石の特徴を知るのにとても重要な情報です。

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10月3日(土) その11
今日の私の夕御飯のサラダです。トマト、パプリカ、ピーマン、オリーブ、そして、ビートです。ビートの色が深い赤紫で、まるで宝石のガーネットの原石のような色です。でも、当然ですが固くはありません、やわらかくおいしいです。

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10月3日(土) その10
微化石が専門のSandraさんは、早速分析用に取り分けています。なんとまだ岩石になっていない、ウーズという堆積物のようです。この堆積物には、海の中のプランクトンなどの小さな生き物の化石(微化石)がたくさん含まれているに違いありません!3000m以上も深い海の底のシャツキー海台の上に、こんな白い堆積物が溜まっているのですね!SandraさんもGood!サインを出しています。

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10月3日(土) その9
中継直前に3か所目のサイトで初めてのコアが上がってきました!続々とコアが上がってきます。
あれ!このコアは真っ白!!です。何でしょうか? 少し触ってみましたが、温かい部屋に置いたチョコレートのような感触です。

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10月3日(土) その8
国立科学博物館では、中継はどうだったのでしょうか?たくさんの方が来てくださっていますね。今回は、映像の解像度が十分でないながらも、コアデッキに出て撮影しました。実際の掘削現場の様子や雰囲気など、少しでもみなさんにおわかりいただけたでしょうか?

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10月3日(土) その7
今日の中継のゲストは、Chiehさんです。台湾出身で、ラボスタッフのリーダーのお一人です。なんと今回で49回目の航海なのだそうです!!こんなに多くの経験を積まれているとはびっくりです!船内での研究活動や長い航海での過ごし方のコツは、ばっちりご存じでしょう!

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10月3日(土) その6
中継の本番です!第5回目になりました!今回は、外のコアデッキも紹介しようと、私はヘルメット姿です!外での作業には、ヘルメットとグラス着用が必須です。ケガから身を守るには大変重要です。今日は、白いヘルメットと白いつなぎで、白ずくめのファッションです!

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10月3日(土) その5
今日も国立科学博物館と中継で結んで、船での研究活動や生活についてお知らせします。IT担当のMattさんが、今日も中継のサポートをしてくれます。船からの通信状況の確認です。中継の間、通信が安定するとよいのですが・・・。

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10月3日(土) その4
Adelieさんも発表しています。どのぐらい変成しているか(岩石ができた後に熱や圧力などで別の岩石になっているか)を調べています。XRD(エックス線回折法)というエックス線を使った分析をすることで、岩石の中の結晶の構造について調べることができます。岩石の様子を知るための様々な方法があります。その岩石に相応しいやり方を選んで使います。それから、Sanzhongさんの、岩石に加わる力の向きについての発表、そして、Willさんにより、到着したばかりの3つ目の掘削場所について解説がありました!

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10月3日(土) その3
Jimさんもコアの岩石の顕微鏡写真を示して解説しています。細かく鉱物を観察することで、岩石の出来た時の特徴が分かります。それが見つかると、その鉱物の化学分析を行なって、岩石ができた時のメカニズムや環境(温度や深さ)を考えるための手がかりがつかめます!

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10月3日(土) その2
Hi!今日も朝11時からミーティングです。みなさん集合です!
Mikeさんの発表では、溶岩が流れてできる構造について、現在陸上で見ることができる典型的な例と比べながら解説しています。新しく得た情報について考えてみる場合、過去の例で特によく知られているものと比べてみて、同じところと違うところについて考えてみます。そうやって、新たな発見が見つかります!

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10月3日(土) その1
深夜0時になりました。活動シフトが違う人も加わり、入れ代わり立ち代わりで、まだ、パーティーが続きます。このような機会に、なかなか話すチャンスがない人ともコミュニケーションをとるのは大切なことです!共同で活動していますから!

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10月2日(金) その8
風船で飾り付けて、ビデオルームでパーティーです。作業の手が空いた人から集まってきます。実は只今、ひとつ前の掘削を行っていた場所のコアの分析結果のまとめを行っています。忙しい中の束の間の休息ともいえます。

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10月2日(金) その7
そう、今日はなんと航海の真ん中の日。それを記念して、夜11時30分からちょっとしたパーティーがビデオルームで開かれます!これはそのポスターです。航海の後半の1か月頑張りましょう!!

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10月2日(金) その6
壁に貼られた、みなさんの自慢のペット写真が増えてきました。やはり、航海日数が増えてくると、だんだん家が恋しくなるようです!確かに、出港して時間がたっていますね。

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10月2日(金) その5
夕方です。今日は、何と水平線近くの雲もなく、日が沈むのがはっきりと見えます!地球から1億5千万Km離れた恒星である太陽と地球の関係から生み出される、素晴らしい光景です!

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10月2日(金) その4
実は、このように、コアから分析に必要な部分を持っていったところに、かわりに入れておくものなのです。白い欠片が置いてあります。ここからの試料持ち出し中ですよ!と知らせています。正確な分析をするために、ミスや間違いをなくす工夫がなされているのです。みなさん、必要に応じて(専門に応じて)、コアの様々な部分を取り出しています。

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10月2日(金) その3
あれ、松原さんが、何か切っています。大根を切って料理をしているようにも見えますが違います。発砲スチロールを切っています。何にするのでしょうか?

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10月2日(金) その2
ここのサンプルは必要ね! Kateさんがコアの一部を切り出して、袋に入れています。まさに、サンプリング中です。松原さんもすごく真剣に考えています。やっぱり、ここの部分がいいな・・と考えているようです。希望の場所がかぶると、どちらの人がより有意義な研究ができそうかで、試料を扱える人が決まりますから、研究の計画を事前に十分に考えておくことも重要です!

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10月2日(金) その1
2か所目の場所のコアについて、堆積岩の専門の研究者が、自分の研究用にサンプルを確保するためのミーティングです!それぞれ個人で研究をするための試料となるので、みなさん特に真剣です。すでにグループごとで基本的データを取り出すための試料の部分には、コアにたくさんシールが貼ってあります。カラフルです。でも、これだけ作業をするということです!

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10月1日(木) その5
自然の雄大さを感じます。毎日違った顔を見せてくれます。
自然の雄大さを感じます

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10月1日(木) その4
幻想的な光景です。日が落ちていきます。素敵な眺めです。でも、初め少し驚きました。あれっ、毎日太陽が違う方向に沈むわ!と思ったら、なんと風の影響などを考えて、船の向きを変えているからでした。
日が落ちていきます

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10月1日(木) その3
一方、ロギング専門のチームは、準備をしているところです。昨日掘り終わった後、その掘った穴の中を調べる準備です。ロギングの装置は、繊細なセンサーがたくさんついています。テーブルにある装置は縦につなぎあわされるそうです。目的によって、組み立てられる順序が異なるようです。
ロギング専門のチーム

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10月1日(木) その2
火成岩化学チームの石川さん、Kenさんは、データについて議論中です。
火成岩化学チーム

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10月1日(木) その1
10月になりました!昨日で2か所目の掘削が終わっています。コアについて、今日もサンプリングミーティングとまとめの議論がされています。Anthonyさんがいろいろまとめたようで、発表しています。みなさんも真剣に聞いています。
Anthonyさんの発表

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