書物形態学、科学社会学
氏名 | 馬場 幸栄 | |
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所属 | 理工学研究部 科学技術史グループ | |
学位 | 修士(文学) | |
メールアドレス | ![]() |
研究分野
書物形態学、科学社会学
研究内容
書物の歴史は古く、その形態は時代・地域・用途によって異なります。昔の書物は何を材料にして、どのような工程で作られたのかを研究しています。また、科学や技術の歴史を社会学の視点からとらえる研究も行っています。たとえば、岩手県にあった緯度観測所は地域住民の生活にどのような影響を与えたのか等を当時の資料や関係者へのインタビューを通して調べています。
ひとこと
緯度観測所のガラス乾板写真や関係者の証言から、緯度観測所で行われていた国際的な天体観測プロジェクトが大勢の岩手出身の女性計算係によって支えていたことが次第にわかってきました。彼女たちが近代科学の発展に果たした役割を明らかにしてゆきたいと思います。