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脊椎動物研究グループ
しのはら げんと
篠原 現人研究主幹
深海魚を深く探る

研究員に聞いてみました

千島海溝の調査のためにゾンネ号に集まった研究者と大学院生。 無脊椎動物の分類学、地学、化学など専門もさまざまだ。

1)自身の研究内容と社会、一般との接点は?
私の研究は魚類の多様な姿を社会に発信することです。バイオミメティクス(生物模倣工学)にも参加し、人間に役立つものを見つけることも意識しています。
2)研究する上で一番大事だと思うことは何ですか?
研究は仮説を立てることで前に進みます。新種も仮説なので、後の研究で消えることもあります。良い仮説を立てつづけるためには慎重かつ大胆な思考ができる柔軟性と気持ちの余裕が大切です。
3)今の職業に就いていなければ何をしていると思いますか?
小学生の頃から海に関する仕事をしたいと思っていましたので、やはり研究者になっていたと思います。水産にも興味があったので魚類の増養殖をしていたかもしれません。
4)座右の銘や本などがあればご紹介ください
影響を受けた本は高校生の時に出会った内田恵太郎先生の「稚魚を求めて―ある研究自叙伝」です。
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