動物研究部

陸棲哺乳類

 陸獣の標本はおよそ3万点です。 日本列島から東南アジア、環太平洋地域を中心に、哺乳類の多様性を一覧することのできる標本群です。すでに絶滅したニホンオオカミやフクロオオカミの骨格や剥製、絶滅の可能性が高まっているニホンカワウソの正基準標本など、環境破壊の哀しい帰結が、標本の形で記録されています。一方近年、動物園飼育個体の標本化に力を注いできました。東京都恩賜上野動物園から寄贈されたジャイアントパンダやキリン、同じく東京都多摩動物公園より贈られたインドサイ、アジアゾウはその例です。これらの標本は、機能形態学の研究に用いられ、多くの成果を挙げています。

ニホンオオカミ頭蓋解析画像
ニホンオオカミ頭蓋解析画像