カワヤツメ Lethenteron japonicum (Martens, 1869) ヤツメウナギ科ヤツメウナギ属 |
![]() (写真提供:北海道大学多様性生物学講座) 全長 50 cm 脊椎動物の中で最も原始的な種類。口は吸盤状であごがない。胸びれも腹びれもない。目の後ろに並ぶ7つの鰓穴を目と見立てるところからヤツメ(八眼)と呼ばれる。変態前の幼生は、盲目で口はじょうご状でえらの穴もはっきりせず、アンモシーテスと呼ばれる。 日本では北海道と本州に分布する。本州では茨城県以北の太平洋側と島根県以北の日本海側に分布。海外ではスカンジナビア半島から朝鮮半島、アラスカに分布。Kottelat (1997)は Lethenteron camtschatium (Tilesius, 1811) が本種のシニアシノニムであるとしているが、ここでは従来の学名を使用した。 |
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