ヤマトシマドジョウ
Cobitis matsubarai Okada & Ikeda, 1939
ドジョウ科シマドジョウ属

(写真提供:藍澤正宏)

全長 雄 8 cm 、雌 10 cm
体は円筒状で細長い。眼の下に棘がある。雄の胸びれの付け根の骨質盤は円形。尾びれの付け根に斑紋があり、3-5列のかすり模様状の横帯がある。体側の斑紋は点状で列を作る。

日本固有種。九州と山口県に分布。以前はタイリクシマドジョウ Cobitis taenia taenia Linnaeus, 1766 とされていたが、核型の研究からヨーロッパ産のCobitis taenia taeniaと日本産のものは異なることが判明した。


標本の採集地