不 等 比 嘴・狭側板・大型種・長嘴グループ
GONATUS
*以下の3種の顎板はよく似ており,区別するには先ず顎板の大きさとキチン化(翼歯,翼状隆起)の程度に注目する.テカギイカ・ベリイテカギイカは最大で外套長20-25cmの中型種で,嘴刃長6mmほどでほぼ完全にキチン化が進むのに対し,ササキテカギイカは外套長30cmを超える大型種で,嘴刃長6mm前後では,翼部・翼状隆起は着色していない.
翼状隆起は高く肥厚し,顎角の間に深く広い溝..翼部は長く,嘴刃長より長い
ベリイテカギイカ
(LRL=7.0mm)
翼状隆起は低く,顎角の間は浅い溝.翼部は嘴刃長とほぼ同じ
---テカギイカ ・ ササキテカギイカ
テカギイカ(LRL=5.9mm)
ササキテカギイカ(LRL=5.7mm)
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