LOCALITY 産地
GROUP グループ

Surface feeding 表面食

食害を受けた部分は、周囲の組織よりも薄く、半透明に見えることがあります。化石では、削り取られた部分の色や質感が葉の他の部分とは異なって見えることがあります。また、表皮が除去されることで、葉の内部にある細かな葉脈(維管束)の網目がより目立つこともあります。 現生では、表面食のみを行う昆虫は、辺縁食や穴あけ食ほど一般的ではありません。初期齢では葉の表皮と葉肉の一部だけを削りとり、窓状(window feeding)の半透明部を作るものが、成長すると辺縁食や穴あけ食に移行することが多いです。カメノコハムシ類(Cassidinae)などの一部のハムシ類や、場合によってはカミキリムシ類(Cerambycidae)などで見られます。また、一部のハバチ類の幼虫も削り取るような摂食を行います。水生環境では、トビケラ類(Trichoptera)の幼虫が水中の落葉をかじることで、類似した表面の削り取り痕が生じることがあります。この場合は、葉が水中に落ちてから、死後に生じた食害であることが多いです。