HABs

藻類は、陸上の植物と同様、光合成をおこなって増殖し、一次生産者として食物連鎖の基礎となっています。そのため、藻類が豊富に存在するということは水域の生態系の豊かさのひとつの指標でもあります。しかしその一方で、赤潮やアオコのように藻類が大量に発生することで他の生き物に悪影響を及ぼす場合もあります。このような問題を引き起こす藻類を総称して「Harmful Algae」と呼び「Harmful Algae」が大量に発生した状態のことを「HABs(Harmful Algal Blooms)」と呼びます。