ユレモ目

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2-1アナグノスティディネマ属 Anagnostidinema

 藻体は幅1-3μmの細いトリコームからなる、鞘をもたない、運動性があり、縦軸方向に滑走運動をする、先端部を曲げながらまたは回転しながら運動することもある。トリコームの先端は細くなることはあるが常に丸みを帯びて終わり、乳頭状になることはない、尖ることはない、カリプトラはない。

 本属と同じく滑走運動するガイトレリネマ属(Geitlerinema)は、トリコーム先端細胞が細長く伸びて曲がり、乳頭状に終わることで区別できる。また、チラコイドの配列および遺伝子解析の結果からも両属は区別できることが分かっている。

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2-2アルトロスピラ属 Arthrospira

 トリコームは規則正しくらせん状にねじれている。細胞間の隔壁がはっきりしている。A. maxima Setch. et N.L.Gardner.が報告されている。過栄養水塊では、本種がアオコの主要な要素となることがある。

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2-3プランクトリングビア属 Planktolyngbya

 藻体は一本のトリコームと、明瞭な粘質鞘からなる細い糸状体で、単独で浮遊する、運動性がない。トリコームは幅4μm以下、全長がほぼ同じ幅で、まっすぐまたはらせん形、先端は丸く終わる、カリプトラはない。細胞はガス胞をもたない。

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2-4 プランクトトリックス属 (広義) Planktothrix, Planktothriciodes, Oscillatoria

 細胞の全域にガス胞をもち、単独で浮遊する種はOscillatoria属からPlanktothrix属に移された。本邦ではPlanktothrix agardhii (Gomont) Anagn. et Komárek、Planktothrix isothrix (Skuja) Komárek et Komárk.-Legn.、Planktothrichoides raciborskii Suda et al.の3種が報告されている。Oscillatoria kawamurae NegoroはOscillatoria属の他の種と異なり浮遊生活をするので、ここで扱う。

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2-5プセウドアナベナ属 Pseudanabaena

 藻体は幅1-3μmの細いトリコームからなる。トリコームは全長がほぼ同じ幅で、先端は丸く終わる、カリプトラはない。細胞は長短の円筒形、細胞間の隔壁部でくびれる。

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2-6ロメリア属 Romeria

 藻体は幅1-3μmの細いトリコームからなる。トリコームは全長がほぼ同じ幅で、先端は丸く終わる、カリプトラはない。細胞は長短の円筒形、細胞間の隔壁部でくびれる。

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2-7トリコデスミウム属 Trichodesmium

 ユレモ型のトリコームが常に束を作って浮遊生活をする。T. iwanoffianum Nygaard とT. lacustre Kleb. が報告されている。

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