その他の事業紹介

「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」

国立科学博物館では、平成28年度から令和元年度にかけて文部科学省委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」(平成30年度途中から文化庁に変更)において、地域博物館同士のネットワークの構築について模索し、平成28年度では岩手、北海道、沖縄との連携、平成29年度には沖縄、長野、島根の3県との連携、平成30年度には北海道内の各エリアとの連携、そして令和元年度ではこれまでの成果発信というように、事業を通じて、各地域で巡回展や研修を実施し、学芸員同士のつながりや学芸員の資質の向上に資する取り組みを行いました。

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過去の事業紹介
年度とタイトル 成果報告書
平成28年度「巡回展示とプログラムを通じた地域資源の連携・活用促進事業」 成果報告書(PDF:597KB)
平成29年度「学芸員等の資質向上とネットワークの構築を通じた博物館の機能強化モデルの提言」 成果報告書(PDF:618KB)
平成30年度「『出会いと学び』を通じた学芸員資質向上と博物館機能強化モデルの展開」 成果報告書(PDF:10.6MB)
文化庁委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」
平成28年度〜令和元年度成果報告書
成果報告書(PDF:4.25MB)
シンポジウム

これまでの成果発信を目的に、令和元年度にはシンポジウムを開催しました。

本シンポジウムでは、「つながる」「広がる」「発信する」をキーワードに、各年度における地域博物館同士の「つながり」を構築した実施成果と、事業以後の成果の「広がり」、そして、今日の社会における役割を博物館が担っていくためにどのように「発信する」のかという点から、博物館におけるレガシー継承のこれからについて、議論を深めていきました。

令和2年1月26日(日) 国立科学博物館にて開催〈開催終了〉

独立行政法人国立科学博物館では、平成28年度から令和元年度にかけて、文部科学省委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」(平成30年度途中から文化庁委託事業)を実施し、地域博物館と協働して様々な連携事業を実施してまいりました。
この成果を発信するシンポジウムを開催いたしましたので、この動画では当日の模様をお送りします。

プログラムと内容 動画開始時間
開会挨拶:匂坂克久(独立行政法人国立科学博物館 理事・副館長) 0:00:10
概要説明:文化庁委託事業「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」の概要
小川義和(独立行政法人国立科学博物館 連携推進・学習センター長)
0:02:29
事例紹介T:国立科学博物館・巡回ミュージアムin岩手の実施とその後について
望月貴史(岩手県立博物館 学芸員)
0:18:33
事例紹介U:平成29年度レガシー事業沖縄県実施に関する報告
千木良芳範(宜野湾市立博物館 館長)
0:45:51
事例紹介V:「出会いと学び」を通じた学芸員資質向上と博物館機能強化モデルの展開
栗原憲一(前北海道博物館協会 事務局次長、株式会社ジオ・ラボ 代表取締役)
1:12:40
事例紹介W:平成30年度のレガシー事業に関する報告(多言語研修)
宮原浩(江差町教育委員会 社会教育課(学芸員))
1:30:59

本事業に関する評価者からのコメント

1:51:01
話題提供:自然史レガシー継承・発信実行委員会の取り組みについて
Where culture meets nature展4年間の成果と課題
三橋弘宗(兵庫県立人と自然の博物館 主任研究員)
2:04:14
パネルディスカッション:
パネリスト:事例紹介者5名  モデレーター:小川義和
2:35:09

地域博物館意識調査(令和元年度)

全国の博物館の学芸員や職員の「ニーズ」を把握すべく、「社会教育調査」「博物館総合調査」等の既存の調査結果の内容を精査し、全国科学博物館協議会加盟館などを対象としてアンケートを実施しました。

地域博物館意識調査集計結果報告 PDF(1.01MB)