過去のイベント
ご覧になりたい月を選択
<<前の月へ  
産業技術史講座(上野本館で開催) 産業技術史資料情報センター
共催 共催:
6/12(土)

塗料 技術発展の歩み

前 産業技術史資料情報センター・主任調査員/大沼 清利
受付終了
 塗料はモノの表面に薄膜(塗膜)を形成させて、モノを保護したり美観を創出し、またいろいろな機能を付与させています。今日、私たちは塗膜に囲まれて生活をしている、といっても過言ではありません。
 塗料の歴史は古く、そのルーツは紀元前1万年前にも遡ります。日本でも縄文前期、約7000年前のモノとされる漆塗りの櫛が出土しています。古くは天然素材を利用して作られた塗料も、今日では科学技術の発展に伴って、合成樹脂や合成顔料を駆使して自動車、船、高層建築、大型構造物、家電製品など、近代社会のあらゆる分野に塗料が使われるようになりました。日本で国産塗料が作られるようになったのは1881年、また1885年日本に特許制度が制定されると、その第1号は塗料が取得しました。
 科学技術の発展によって塗料がどのように進化し、近代社会構築にどのように関わってきたかを紹介します。
時間 14時00分〜16時00分(開場は13:30)
会場 国立科学博物館(上野) 地球館 3階講義室
定員 40名
対象 一般(高校生以上)
費用 通常入館料
締切日 5月22日 消印有効
申込方法 往復はがき