産業技術史講座 | 産業技術史資料情報センター | ||||
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3/10(土) |
「自動販売機技術とその開発史」
前・産業技術史資料情報センター主任調査員/樋口 義弘
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自動販売機は紀元前215年に存在していたといわれるが、現存する最も古い自販機は1615年英国のたばこ自販機とされている。その後自販機の開発は英国から欧州へと拡大し、1880年代に主導権は米国に移っていった。自動販売機大国といわれている日本ではあるが、その歴史を見ると、現存する最古の自販機は1904年に登場した「自働郵便切手葉書売下機」であり、この年には蒸気式純国産自動車の公開試運転が行われた。 日本自動販売機工業会の統計によると、2005年末における自動販売機、自動サービス機の普及状況は約558万台であり、それら機器が販売した自販金額は約7兆円に達している。 本講座では、自販機大国の背景となる飲料自販機に焦点を当て、製品の発展経過、発展に寄与した技術、その技術を生んだ背景などを報告する。 |
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時間 | 午前10時〜午後18時30分(入場は18時まで) ※土日は休館です | ||||
会場 | 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館5階 産業技術史資料情報センター展示ギャラリー | ||||
対象 | どなたでも | ||||
費用 | 無料 | ||||
申込方法 | 申し込みは不要です | ||||