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産業技術史講座 産業技術史資料情報センター
8/20(月)

合成繊維技術の歴史

前・産業技術史資料情報センター主任調査員/福原 基忠
 人間が生きていく上で最も重要なものとして「衣・食・住」があげられます。それゆえ、衣料の原料となる「繊維」は、太古以来われわれの生活にとって身近なものということができます。
 麻・絹・木綿・羊毛などの天然繊維に替えて、人工的に繊維を作るようになってからまだ150年程、日本で本格的に合成繊維が製造されるようになったのは、60年余り前からです。
 絹のような、優雅で艶のある繊維を筆頭に、天然繊維に学びながら合成繊維技術は発展してきました。現在では量的にも天然繊維を越えています。また、衣料にとどまらず、自動車や航空機、土木建設や情報通信など様々な分野で繊維材料は利用されています。
 世界をリードしてきた日本の、プラスチックを「細く・長く」成形する繊維製造技術と、自然の匠を取り入れた精巧な技術、また、先端産業で利用されている高性能繊維技術などについて紹介します。
時間 午前10時〜午後18時30分(入場は18時まで) ※土日は休館です
会場 東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館5階 産業技術史資料情報センター展示ギャラリー
対象 どなたでも
費用 無料
申込方法 申し込みは不要です