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「ものづくり日本大賞」とは・・・・・
制度概要 我が国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材(「ものづくり名人」)に対して内閣総理大臣賞を授与するものです。今回創設されましたもので、8月初旬、第1回の受賞者が発表され、表彰式が開催されました。

マーク 日本最古の書物「古事記」に記述されている伊耶那岐命・伊耶那美命が「天の沼矛(あめのぬほこ)」で国土を掻きまわし、それによって日本の始まり(=ものづくりの始まり)があったとされる伝承をモチーフに表現。ものづくり(=国づくり)を継承する生産者の精神をシンボライズしました。中心のエレメントは「天の沼矛(技術者)」そのもので、回りを囲む半月形は「大地(=日本国土)」であり、日本に根を張り、豊かな国民生活の形成に貢献している様を表現しています。カラーリングのブルーは「高度な製品・技術」と「文化・伝統を支えていく精神」をイメージさせています。

対象分野

○産業・社会を支えるものづくり
 ・製造・生産プロセス
 生産技術の抜本的効率化など、製造・生産工程において画期的なシステムや手法の開発・導入による生産革命
 ・製品・技術開発
 高度な技術的課題を克服、従来にない画期的な製品・部品や生産技術の開発・実用化
 ・伝統技術の応用
 伝統的な技術の工夫や応用による革新的・先進的な製品・部品や生産技術の開発・実用化

○文化を支えるものづくり
 「文化庁長官表彰」の被表彰者のうち、文化財の保存活用及び芸術文化を支えるものづくりにおいて特に優れた実績のもの

○ものづくりを支える高度な技能
 ・ものづくりの現場を支える高度な技能
 「卓越した技能者の表彰(現代の名工)」、「優秀施工者国土交通大臣表彰(建設マスター)」、「海事関係功労者表彰」のうち、特に優秀であると認められる個人
 ・ものづくりの将来を担う高度な技能
 「技能五輪国際大会」の金メダリスト

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