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特別プレゼントの情報は、配信のメールマガジンのみに掲載しております。

第816号

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  科博メールマガジン第816号

    発行日:2018年12月6日

   http://www.kahaku.go.jp/

 

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 「師走」になりました。毎年この時期になると「光陰矢のごとし」という言

葉を思い出し、同時にこの言葉は月日の経つのが早いという意味と、時は戻っ

てこないから毎日を無為に過ごさぬようにという意味がある、ということを考

えて自戒するのですが、皆様は「師走」になると何を思い出すでしょうか。

 さて、前号からメールマガジン特製デスクトップ壁紙の12月分を公開して

います。特別展 明治150年記念「日本を変えた千の技術博」のコマツブルドー

ザーG40です。数奇な運命を辿って再び日本の地を踏んだ貴重な姿をぜひご

来場ください。

 

 ※ 科博メールマガジンは、国立科学博物館が毎週木曜日に発行しています。

 ※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧ください。

 

 

▼- 目 次 -▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼-▼

 

 ■ エッセイ       「研究者も叱られる」

 ■ 筑波研究室トピックス 「資料が物語る「日本を変えた千の技術博」」

■ お知らせ

■ 科博関連メディア情報

■ 壁紙プレゼント(12月カレンダー付き)

 

 

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◆ エッセイ ◆

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 研究者も叱られる   

 

            

                       地学研究部 齋藤めぐみ

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 某番組の5才の女の子の質問に答えようとして、しどろもどろになる大人た

ち。わたしの周りの研究の世界にもそんな素朴な質問がたくさんある。とても

根本的な現象や、なんとなくそうだろうと思い込んでいるような当たり前の数

々。以下、ある日の研究仲間との電話での実際の会話から。



S:ねぇ、Hくん。どうして海の珪藻は(同じ種であれば)どこにいるのでもよ

く似てるの? 湖の珪藻は(同じ種かもしれないけど)違って見えるよ。なん

で?

H:湖は(陸に隔てられて)孤立してるし、湖のほうが個々に環境が違ってる

からじゃないんですかね。

S:でもさー、つながっているとは言っても海は広いよ。太平洋のこっちと向

こうだったら、簡単には交流できないよねぇ。

H:そう、そういう意味では、おかしいんですよ。両極分布(赤道で分布が途

絶えるものの、その北極側と南極側には分布すること)する種がいそうなんで

すよね。

S:形がそっくりだけど実は別種なのかな?

H:遺伝子調べれば何かわかるかもしれないですね。でも、化石の場合はどう

やって検証しますかね(笑)。

S:ボーッと生きてんじゃねーよ(笑)。※(某番組の決め台詞)

 

 珪藻とはからだの大きさが0.1 mmよりも小さい単細胞生物で、そのガラスの

殻が化石となる。その何とも不思議で複雑な構造に魅せられて、わたしは研究

を始めた。珪藻にはなんで殻があるの? 殻は何かの役に立っているの? と

いうのが、究極の質問の一つに挙げられるだろう。化石を手がかりに、珪藻自

身に起こった変化と生育環境の変化を明らかにしながら、いつか、そんな素朴

な質問にスッキリ答えたいと思っている。

        

 

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◆ 筑波研究室トピックス ◆

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 資料が物語る「日本を変えた千の技術博」

 

 

                       

                     筑波地区 研究活動広報担当 

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 10月30日から始まった特別展『明治150年記念 日本を変えた千の技術博』

総合監修を務めた理工学研究部 前島正裕グループ長に話を聞きました。

(以下、「 」内は前島)



 “千”の技術博ということで、分野を越えて一堂に多様なものが展示されて

いますね。

「今、私達が日常的に使っている技術のほとんどは、明治時代以降に発明、開

発されたものです。今回は、そのような、身近な技術のルーツを探る展示を企

画しました。一口に身の回りの技術といっても様々ですし、その発明、発達の

物語も千差万別、技術の数だけ、物語があります。そこでタイトルを千一夜物

語から借りて「千の技術博」としました。その中から一つでも興味のあるもの

を見つけて、科学・技術に関心を持ってもらえれば嬉しいです。」

 

 電気技術史がご専門ですが、今回の展示の中で特にみなさんに見ていただき

たいものはありますか?

「展示では、重要文化財からブルドーザーまで、眼を引く展示品が多数ありま

すが、地味な展示資料もよく見ると面白いのです。例えば、3章に大正時代当

館の館長であった棚橋源太郎が序文を書いた『電気図説』という絵本を展示し

ています。一見すると、イラストがおしゃれな絵本のようですが、当時の電気

の知識がすべて詰まったすごい本なのです。しかも、電気の仕組みが、その気

になったらすべて理解できるように、まったく省略なく実際の電気接続図まで

描かれています。そこからは、襟を正して子ども達と向かい合い、理解できる

まで、きちんと技術を伝えようとする真摯な態度が伝わってきます。私の隠れ

た一押しです。」



研究室の棚からもう一冊あるという電気図説を取り出して熱く丁寧に説明され

ていた姿が印象的でした。明治から平成までの科学と技術の発展が見られる貴

重な資料が全国から大集結した展示となっています。開催は来年3月3日まで!

またとないこの機会にぜひご覧ください。



明治150年記念「日本を変えた千の技術博」

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2018/meiji150/

  

  

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◆ お知らせ ◆

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特別展 明治150年記念「日本を変えた千の技術博」 

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 明治150年を記念した本展では、明治から平成に至るまでの、日本を変えた

科学技術に焦点を当て、ストーリーやキーパーソン、製品・部品、文書、写真

資料などを一堂に集めて紹介します。日本の科学技術の歩みを振り返り、その

強みや面白さにスポットライトを当てることにより、科学・技術の未来を考え

ます。

  

[開催期間]2018年10月30日(火)〜2019年3月3日(日)

 

 詳しくは下記をご覧ください。

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2018/meiji150/

  

   

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科博NEWS展示「南海トラフ地震発生帯掘削に『ちきゅう』が挑む」

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 海洋研究開発機構(JAMSTEC)の地球深部探査船「ちきゅう」は現在、南海

トラフの地震発生帯掘削に挑んでいます。「ちきゅう」とはどんな船か、どう

やって海底を掘るのか、「南海トラフ地震発生帯掘削計画」で何が解るのかな

ど、パネル展示と映像で解説します。「ちきゅう」の100分の1模型も展示して

います。さらに、「ちきゅう」によるミッションの進行に合わせて、展示内容

や映像を更新していく予定です。ご期待ください。



[開催期間]2018年11月13日(火)〜2019年3月30日(土)

[会  場]地球館1階 オープンスペース



詳しくは下をご覧ください。

http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/nantroseize_kahaku/

 

 

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写真展「自然教育園の四季と生きものたち」:附属自然教育園

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 白金自然写真クラブの会員が自然教育園内で撮影した、四季の移り変わりと

生きものたちの姿を40点の美しい写真でご紹介します。



[開催期間]2018年11月9日(金)〜12月20日(木)



 詳しくは下記をご覧ください。

http://www.ins.kahaku.go.jp/exhibition/data/631568.pdf  

 



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12月・1月利用分の入室整理券について:親と子のたんけんひろば コンパス

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 地球館3階「親と子のたんけんひろば コンパス」では、12月の事前発券対

象日の入室整理券に残数があるため、入室希望日前日まで先着販売を行って

います。

 また、1月の入室整理券の二次抽選受付は12月15日(土)からです。

  

  

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「シアター36○」閉鎖のお知らせ               <ご案内>

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 日本館地下1階の360度全球型映像施設「シアター36○」は、設備改修のた

め下記の期間中、閉鎖しています。ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほ

どよろしくお願いいたします。

 

[閉鎖期間]2018年9月4日(火)〜2019年3月下旬(予定)

 

 詳しくは下記をご覧ください。

 http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/theater360/news/2018/closing/

 

 

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UENO WELCOME PASSPORT−上野地区文化施設共通入場券−販売中 <ご案内>

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 上野地区の文化施設をお得に楽しめる共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」

を、10月1日から販売しています。このパスポートで、12施設の常設展等に各

1回入場できるほか、「特別展チケット」が付くタイプでは指定の特別展から

1つを選びご観覧いただけます。ぜひご利用ください。

 

[販売・利用期間]2018年10月1日(月)〜2019年3月31日(日)

 

 詳しくは下記をご覧ください。

 http://ueno-bunka.jp/news/welcome2018f/

 

 

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国立科学博物館Facebookページ更新中!

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 上野本館の情報を中心に、科博の「今」を写真付きでお届けしています。

Facebookユーザーでなくても閲覧可能ですので、ぜひご覧ください!

 

 https://www.facebook.com/NationalMuseumofNatureandScience

 

 

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自然教育園見ごろ情報

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 園内の植物、鳥、昆虫等の見ごろ情報を毎週更新して紹介しています。

 

 http://www.ins.kahaku.go.jp/season/index.php

 

 

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自然と科学の情報誌「milsil(ミルシル)」通巻66号と定期購読について

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 博物館では、さまざまな状態、種類、時代の資料を展示、保管しています。

今回の特集「博物館における文化財科学」では、多種多様な資料を未来に継承

させるための科学的な調査研究や点検・修復等の保存作業について、幅広く紹

介しています。博物館好きな方だけでなく、研究者や学芸員をめざす方にもお

すすめの内容です。「親子で遊ぼう! 科学冒険隊」は「偏光板ってなんだろ

う?」です。偏光板は科学館や学校で工作に使われる科学教材ですが、簡単な

作業で驚くほど美しい工作物ができあがります。ぜひご家庭でも楽しんでみて

ください。

 

   

 発行日 :2018年11月1日(木)

 定 価 :420円(税込)

 

 定期購読やお得な会員制度など詳細については下記をご覧ください。

 http://www.kahaku.go.jp/userguide/book/milsil/index.html (友の会)

 http://www.kahaku.go.jp/userguide/repeater/index.html

 

 

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科博のイベント情報紙「kahaku event」12−1月号発行!

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 情報紙「kahaku event」(年6回 A4サイズ 6ページ)は、展覧会や開

催予定のイベントなどについてご紹介しています。国立科学博物館の各施設内

で無料で配布している他、下記ページからもダウンロードすることができます。

ご来館や、イベント参加の計画をたてる際などにご活用ください。

(友の会会員には郵送でお届けします。)

 

 http://www.kahaku.go.jp/event/kahakuevent/

  

 

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◆ 科博関連メディア情報 ◆

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○ テレビ放送紹介   

 

  「ガリレオX」

  放送局:BSフジ

  放送日時:12月9日(日)11:30〜12:00

  (再放送)12月16日(日)11:30〜12:00

 

 ・鈴木一義産業技術史資料情報センター長が出演します。

 

  

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★ メール募集中 ★

 

 科博に関する思い出、展示の感想など皆様からのメールをお待ちしておりま

す。(ご感想などについては、このメールマガジンにて紹介させていただくこ

とがあります。なお、お名前は公表しません。)

 

 宛先: magazine@kahaku.go.jp

 

 

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 ◆編  集:国立科学博物館 事業推進部 広報・運営戦略課

 ◆発  行:国立科学博物館

       東京都台東区上野公園7−20

 ◆お問合せ:magazine@kahaku.go.jp

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