2017-10-27

ヨシモトコレクション剥製データベースで3Dモデルを公開!


3Dモデル制作にあたって

 3Dモデルの制作には「フォトグラメトリー」と呼ばれる技術を用いました。聞き慣れない言葉かもしれませんが、フォトグラメトリーはもともと地図や地形図を作るために発展してきた測量技術の一種です。デジタルカメラを使って対象となる物体の全方向から複数の画像を撮影し、それらをパソコン上に読み込み、専用のソフトウェアを用いて画像のもつ情報から撮影位置と対象物の立体形状を復元します。

 今回公開したモデルについては、一体あたりおよそ250枚の画像を撮影しています。お腹の下側やしっぽの裏側なども撮影する必要があるため、結構な撮影枚数になります。

 ただし、フォトグラメトリーによる3Dモデル復元には苦手なものもあります。フサフサしたものやツルツルしたものです。そのため、例えばシロイワヤギなどの毛足の長い剥製はあまり綺麗なモデルに復元されません。また、3Dモデルにする際、ガラス玉でできた眼球は必ずへこんでしまいます。

 そこで、そのように上手く復元できない部分は、フォトグラメトリーの後に手作業で修正を行っています。