2011-04-20

日本で起こる地震


地震の大きさ --- 震度とマグニチュード

 地震の度に出てくる言葉で、しばしば混同されがちなのが「震度」と「マグニチュード」です。端的に表現すると、「震度」はある位置でのゆれの大きさ、マグニチュードは地震そのものが持つエネルギーの大きさを示します。

 「震度」とは、実は日本独自の基準で、正確には「気象庁震度階級」と呼ばれます。1990年代中盤位までは気象台の職員の体感による判定でしたが、現在では完全に「震度計」による測定に一本化されています。階級は震度0から震度7までの10段階(震度5と6が強弱に分けられたため)で現されています。世界的には他の震度階級として「メルカリ震度階級」などがあります。これら震度階級は、ある観測点での「ゆれの大きさ」を示します。

 それに対して「マグニチュード」は「地震の(発した)エネルギーの程度」を示します。元々の定義は「震源から100 km離れた地点での標準地震計の最大振幅をμm(mmの1000分の1)単位で測定し、それを常用対数で表したもの」です。これだけ読んでも何が何だか解りませんが、マグニチュードが2増えると地震のエネルギーは1000倍になります。このマグニチュードも幾つかの種類があり、日本で一般的に用いられているのは「気象庁マグニチュード」と呼ばれるものです。

 よく用いられる例えとして、電球があります。ここに100 Wの電球があるとします。この100 Wという「電球の持つ明るさ」が、地震でいう「マグニチュード」に当たります。ところが、この同じ電球を近くで見る場合と遠くから見る場合とでは「見かけの明るさ」が異なります。これが「震度」に当たります。同じ距離でも電球が500 Wになれば、遠くでも非常に明るく感じますし、近くでは直視できない位に眩しくなるでしょう。大きな「マグニチュード」の地震がおきれば、近くではとんでもなく大きな「震度」となるでしょうし、遠くでも比較的大きな「震度」となるでしょう。

さらに詳しく知りたい方はこちら↓
震度について(気象庁)