2010-12-27

国立科学博物館の常設展示に見るノーベル賞関連展示---ノーベル賞2010!


国立科学博物館の常設展示に見るノーベル賞関連展示---ノーベル賞2010!

本年のノーベル化学賞のテーマの中心となったのは、有機化合物の合成でした。有機化合物の骨格をなす重要な元素である炭素“C”ですが、また、カップリング反応に使用される元素としても、ヨウ素(I)、臭素(Br)、塩素(Cl)、パラジウム(Pd)など・・様々な元素の名前が出てきます。

上の写真は、なんだかわかりますか?国立科学博物館の地球館地下3階にある元素周期表の一部です。今回の受賞に関連した元素、パラジウムや、ホウ素、炭素の部分です。元素記号と共に単体の実物が展示されていて、元素をより身近に感じてもらえるかもしれません。放射性元素は展示できませんので、そのマークが入っていますが、そのほかの元素の単体はすべて展示されているという世界でも珍しいものです。