アジアの先史時代年表
スンダランドは海洋民の故郷
黒潮圏文化
浦入遺跡の丸木舟 -縄文時代の外洋舟-
栫ノ原遺跡の丸ノミ形石斧 -世界最古の丸木舟製作工具-
黒潮の道 -南方旧石器文化の流れ-(1)
黒潮の道 -南方旧石器文化の流れ-(2)
アジアの後期更新世人骨 -南方の人骨と似ている港川人骨-
私たちの祖先 港川人
港川人(男性)
港川人(女性)
港川フィッシャーの遺物出土層位模式図

港川人骨が発見されたフィッシャー

港川人とはどのような人か(1)
港川人とはどのような人か(2)
頭骨の中身をみてみよう
日本の更新世化石人骨
港川人から縄文人へ
   

頭と顔の特徴
港川人の頭は、現代人と比べると、広く長く低く、しかも骨が厚いので、新人としてはかなり原始的です。また、前頭骨が小さく、後頭骨の上半分が後ろに突出する点も原始的です。後方から見ると輪郭が丸く、ネアンデルタール人と似ているくらいです。脳容積は1号男性で1390cm3であり、現代日本人よりやや小さ目ですが、身体が小さいためともいえます。港川人の顔は、現代人と比べると、短く広く、頑丈な造りになっています。眉間が盛り上がり、鼻の付け根は引っ込みますが、鼻背は高く隆起しています。眼球のはいる眼窩は上下に狭く、その上縁は直線的です。歯の植わっている歯槽骨は厚く、かむ力が強かったことを示しています。歯も著しくすり減っています。粗末な硬い食物を食べていたことがわかります。このような顔の特徴は、後の時代の縄文人と似ています。

     
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