
マリタ遺跡での生活は、四季を通して復元することができます。春〜秋における住居づくり、狩り、山菜取り、オーカー(鉱物性の赤色顔料)の入手、死者の埋葬、そして冬季における毛皮用の北極ギツネの捕獲、炉のある住居内での石器作りなどです。分析の結果、北極ギツネ50体の他に、マンモス16体、ケサイ25体、ウマ2体、トナカイ589体、野牛5体、洞穴ライオン1体、クズリ4体などが数えられています。仮にすべてが食用に供されたとしたら、肉の量は92トンを越えます。北方原住民の平均的食肉消費量は1日600〜700グラムといわれ、ムラの推定人口48〜60人の7年分に相当します。実際の捕獲数は、その10倍以上と推定されています。

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