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ハプトってなんだろう?
-ハプト植物-

ほとんどが海に住む微小藻類です。黄色の葉緑体をもつ点で黄色植物に似ていますが、ハプトネマという不思議なひもをもっていること、また、殻をもつ種では、黄色植物のようにガラスではなく石灰の殻をもっている点で区別されます。

・

ハプトネマはすぐれもの
細胞から伸びている長い「ひも」をハプトネマといいます。ハプト=くっつく、ネマ=糸、という意味です。この「ひも」はいろいろなはたらきをするすぐれものです。
ハプトネマ
ハプトネマ

はたらき1 付着して運動する
付着して運動する

はたらき2 障害物を感知する
障害物を感知する コイルを巻いたハプトネマ
クリソクロムリナ
クリソクロムリナ

はたらき3 「えさ」をとらえる
「えさ」をとらえる
(上)ハプトネマにとらえられた「えさ」
(下)細胞で消化中の「えさ」
クリソクロムリナ
クリソクロムリナ

ハプトネマでえさをとらえる様子
ハプトネマでえさをとらえる様子

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円石藻 -石灰の殻をもつハプト藻のなかま-

ココリスの断崖
ココリスの断崖

円石=ココリス。ココ=丸い、リス=石、ココリスは丸い石という意味。だから円石藻とよばれます。ココリスは石灰(炭酸カルシウム)でできています。

ドーバー海峡の白い断崖は石灰岩でできています。そして、その石灰岩の主成分はココリスです。海で増えた円石藻は死んで海底に沈み、やがて海底が隆起すると石灰岩として姿をみせます。

円石藻1
円石藻1

衛星画像
アフリカのチャド湖の衛星画像
今でも円石藻は海で大増殖をします。その姿はスペースシャトルから見ることができます。
衛星

円石藻のいろいろ
フロリスフェラ
フロリスフェラ
シラコスフェラ
シラコスフェラ
オーリサス
オーリサス
ラブドスフェラ
ラブドスフェラ
ブロールドスフェラ
ブロールドスフェラ
ディスコスフェラ
ディスコスフェラ
ウンベロスフェラ
ウンベロスフェラ
ウンベロスフェラ
ウンベロスフェラ
 


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