窪寺 恒己 Tsunemi Kubodera
氏名 窪寺 恒己
所属 標本資料センター
学位 水産学博士
メールアドレス アドレス
研究者 写真

研究分野

軟体動物門頭足類の分類、系統、動物地理に関する研究
中深層性大型頭足類の生態および潜在生物量に関する研究
海洋生態系食物網における頭足類の地位と役割に関する研究
中深層性大型頭足類とマッコウクジラの共進化的行動生態に関する研究

研究内容

イカとタコ、私たち日本人にとっても身近な海の生き物ですが、なん種類のイカ・タコがいるのか、どのような場所にいるのか、どのような生活を送っているのか、その分類や生態などまだまだ分からないことが多く残されています。それを明らかにしていくのが、私の研究テーマです。もう一つ、海にすむ生き物たちの間の「食うー食われる」関係を通じた関わり合に興味をもっています。マッコウクジラの胃内容物を調べることにより、深海性の大型イカ類の生態がすこしづつ分かってきました。

ひとこと

マッコウクジラが餌としている中深層性大型イカ類に迫ることを目的に、2002年から小笠原近海で小型水中カメラ、深海HVビデオカメラを用いて調査を続けています。2004年には世界初となる生きているダイオウイカのデジタル画像を撮影し、学術誌に公表して世界中の注目を集めました。2006年には、ダイオウイカを生きたまま海面まで釣り上げ、その行動を撮影して、世界に発信しました。さらに、2007年にはヒロビレイカの遊泳行動や捕獲行動、発光によるコミュニケーションをHV映像を基に解析し、学術誌に公表しました。2012年には、NHKとディスカバリーチャンネルが企画した小笠原沖のダイオウイカ撮影・調査プロジェクトに研究者として参画し、最新鋭の潜水艇トライトンに乗り込み水深630mの深海でダイオウイカを誘き出し、23分におよおぶ自然状態でのダイオウイカ生態撮影に成功しました。このプロジェクトは2013年1月、NHKスペシャル「深海の超巨大イカ」として放送されたほか、欧米各国でも"Legends of the Deep, The Giant Squid"として放映され、世界的な注目を集めました。-----------------------------------------------------------------------
「私の研究」へ
「私の研究2」へ