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脊椎動物研究グループ
にしうみ  いさお
西海 功研究主幹
生態濃縮によらない放射性セシウムの
フクロウの繁殖への影響

研究員に聞いてみました
1)専門は何ですか
本来の専門は鳥類の分子生態学といってDNAを使って鳥の生態や種分化などについて研究する分野ですが、福島原発事故をきっかけに鳥類への放射能の影響も調べています。
2)自身の研究内容と社会、一般との接点は
自然のありようを知ること以外には、希少種の分類や選定などに役立ち、道路敷設 や発電所建設など開発行為をおこなうときの環境アセスメントに関わってきます。
3)やりがいを感じるのはどんな時ですか。
常識を覆す研究結果が得られたときに研究の喜びを感じます。そのような成果に多く の来館者が耳をかたむけてくれるときにやりがいを感じます。
4)研究以外の趣味や熱中していることはありますか
飼い鳥の飼育です。今はポウターというイエバトの一品種、文鳥、ウズラを一羽ずつ飼っています。ウズラがよく馴れていてイヌのようにじゃれついてくるのがかわいいです。
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