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 日本列島というパズルを解く

堤 之恭
ここ20年ほどで、日本列島の大部分が「付加体」でできていることがわかってきました。

上:「付加体」形成のモデル図、下:東北日本に平成中の付加体(想像図)

そして、従来は岩石の年代や質によって、日本列島はこのように分けられてきました。

日本列島の地質概略図

しかし、それらがどのような関係になっているのか、はたまた本当にその分け方が正しいのか…問題を提起するようなデータが近年出てきています。
それらのデータから、より正しい「日本列島の形成史」を構築することを目指してます。

左:白亜紀のジルコン、右:37億年前の年代を示すジルコン

左:堆積岩から取り出したジルコンの粒、中:サンプル採取中、右:「十字石結晶片岩」の露頭。かなりの山奥

展示ポスターはこちらから
堤 之恭(つつみ ゆきやす)

堤 之恭(つつみ ゆきやす)

地学研究部