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菌類・藻類研究グループ
きたやま  たいじゅ
北山 太樹研究主幹
小笠原諸島海藻相の研究

研究員に聞いてみました
1)専門は何ですか
海藻学です。海藻の分類、進化、地理的分布、海藻相を研究しています。最近は、絶滅が危惧される淡水産紅藻や明治時代における海藻学の歴史についても調査を行っています。
2)やりがいを感じるのはどのような時ですか
まだ誰も見たことがない海藻を捕まえるのは、宝探しのように興奮します。しかもそれは人間でなく、自然が海底に隠した天衣無縫の宝物ですからなおさらです。
3)研究以外の趣味や熱中していることはありますか
展示にも力をいれています。日本館の「日本の海藻」(2007年)、地球館の「系統広場」(2004年)や「地球史ナビゲーター」(2015 年)などを立案・担当しました。最近では、企画展「マリモ発見120 年 マリモの謎ーどこからきたのか? なぜまるいのか?ー」(2017年)を企画し、14万人にご来場いただきました。
4)座右の銘や本などがあればご紹介ください
座右の銘「ああ日本のどこかに私を待ってる藻がいる」。本『巨人の星』。
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