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人類史研究グループ
 しのだ  けんいち
篠田 謙一研究調整役(兼)部長
ゲノムで日本人の成り立ちを知る

研究員に聞いてみました
1)これから取り組んでみたい研究は
もう残された研究時間が短いので、新しいことより、これまでの研究生活の中で知り 得たことを多くの皆さんに知ってもらう努力をしたいと思っています。そのために人類の起源や日本人の成立に関する書籍をあと2〜3冊は書きたいと思っています。
2)自身の研究内容と社会、一般との接点は
日本人の起源は一般の方の関心の高い分野です。講演会などを行うとそのことを強く感じます。ですから研究の結果分かった内容は、専門誌に論文を書くだけではなく、一般向けの書籍やテレビ番組などを通して皆さんに知って頂くように心がけています。人類学は他の分野よりも一般の方との接点が多い研究分野だと思います。
3)研究以外の趣味や熱中していることはありますか
もともとサッカーが好きで、見たりプレーしたりしていました。応援するチームはサガン鳥栖です。プレーの方は、適当なグランドがないので今はフットサルをやっています。でも一昨年にプレー中にアキレス腱を断裂してしまい、あまり動けなくなりました。
4)今の職業に就いていなければ何をしていると思いますか
もともと医学部の教員でしたから、当館に来ていなければ、そのまま大学で先生をやっていたでしょう。学生相手に解剖学を教えていたと思います。人体解剖は奥が深い学問なので、もう少し突き詰めて研究したかったという思いはあります。
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