海藻に見えないかしら


カミソリウオ Solenostomus cyanopterus (撮影:野村智之)

 カミソリウオという名前のように体が薄くて左右方向に平べったい.全長10cmくらいにしかならない小型の魚で,泳ぎはあまりうまくない.しかし海藻やイソバナの間をひらひらと漂っていると,その環境にとけ込んで,発見するのはなかなか難しい.千葉県以南の南日本および熱帯域に生息する.


同じ仲間のニシキフウライウオ Solenostomus paradoxus もカモフラージュが得意である(撮影:平田智法)
戻る:化ける
ご質問、またはコメントやご助言は、h-matsuura@kahaku.go.jpまでメールをいただければ幸いです。
このページは、 2000/09/09にアップデートされました。
All Right Reserved Kubodera,1998