前に戻る

1923年(大正12年)9月1日(土曜日)、関東大地震の東京本郷での今村式2倍地震計による記録[震災予防調査会報告 第百号甲]

P波の初動は11時58分44秒。ついでS波が来るとすぐに南北動(上)と上下動(下)の描針は外れ、東西動(中)だけが記録を続けました。それも揺れが大きかったために振り子が振れ止めに当たってしまい正確な最大振幅はとらえていません。上下動の記録の上に並んだ小さいtという文字が1分の時間のきざみを示します。